SNSで公式アカウントを開設している企業の多くは、年の初めにご挨拶を投稿しています。投稿プランの参考になるような企業アカウントの2019年の年末年始のお正月投稿を見てまりましょう。
(今回はX(旧Twitter)アカウントをメインにご紹介します。)
SNSプラットフォーム
Facebook Japan社 (X:旧Twitterアカウント)
>>参考: Facebook Japan 2018年12月31日投稿例(現在はアカウントを終了)
代表 長谷川氏による年末を締めくくる熱いメッセージが投稿されています。TwitterのFacebook Japan公式アカウントでも紹介されており、リンクでFacebookへ誘導しています。
>>参考: @FacebookJapan(現在はアカウントを終了)

Twitter Japan社 (X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @TwitterJP(現在はアカウントを終了)
>>参考: Twitter Japan社 2018年12月31日投稿より
ハッシュタグ「#平成最後の年末年始のごあいさつ」として、年始ではなく年末のご挨拶を投稿。Twitter社で複数のアカウントがあるため、そのリツイートで年始は対応していたようだ。「#平成最後ウィーク」を実施しておりユーザーからの投稿を募っていました。

「中の人」が有名アカウント
タカラトミー (X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @takaratomytoys
通常のオーガニック投稿は1日10投稿以上と頻繁に更新しているタカラトミーのTwitter公式アカウントでは、カウントダウンからスタートし、元旦にも投稿するなど、Twitterのタイムラインで流れてしまうことなく、表示されるように1日に複数回投稿している運用は見習たい点です。 「中の人」がご実家に帰省されている間もお雑煮などの投稿もあり、フォロワーには親近感が湧く投稿も参考にしたい内容でした。
>>参考: タカラトミー 2019年1月1日投稿より
2018年12月31日からのカウントダウン投稿も面白く、年が明けてすぐにイノシシと自身を加工した画像を投稿

>>参考: タカラトミー 2019年1月1日投稿例
元旦当日の午前中に改めて自社のロゴを、おめでたい感じに加工した画像で投稿。

東急ハンズ (X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @TokyuHands (現在はアカウントを終了)
宣伝やイベントもはもちろん、Twitterで話題になっていることに触れた面白い投稿や、他企業の「中の人」とのやりとりなど、Twitter運用で必要とされるタイムリーな日々の投稿でフォロワーを飽きさせないライティングは、親近感が湧きマメな心掛けは「中の人」の「人」を感じます。
>>参考: @Hands_official_(ハンズ公式 2019年1月1日投稿より)
年越しの紅白歌合戦を観ながらの投稿や、年が明けてからの投稿は初売りの紹介を投稿していまいした。準備されている画像(クリエイティブ)がデザインがいいため、SNS運用でも活用している点を参考にしたい。

旅行系・有名ホテル
ウェスティンホテル東京 (X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @WestinTokyo
運用状況は約2日に1回ペースで、ホテルのイメージを一瞬で感じ取れるような品格を漂わせる画像とともにサービスやイベント、社会貢献活動の報告などを投稿しています。基本的にはWebサイトへの流入のための拡散ツールとして活用しているようです。
>>参考: &参考:ウェスティンホテル東京 2019年1月1日投稿より
いつもですと高級感あるグルメ画像など、庶民には手が届かないイメージを感じさせる画像が投稿しているのですが、元日の投稿は従業員の方の笑顔で、親近感をあふれる投稿をしていました。この強弱は企業アカウントでも参考にできるアイディアの一つです。

エイチアイエス(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @HIS_japan
投稿内容は女性向けの旅ブログ(Webサイト)やツアーの紹介など、こちらも拡散の一手としてTwitterアカウントを活用している様です。宣伝や他SNSでのキャンペーン紹介が多いアカウントですが、旅への入口となるような画像との投稿は参考となる運用だと思います。
>>参考: HIS_japan エイチアイエス 公式 2019年1月2日投稿より
年末から始まっていたお正月のキャンペーンと合わせての年始の挨拶ツイートでした。画像(クリエイティブ)がすでにタレントさんを採用しているので、お正月感があるのと、テンション上げめのキャペーンが年明けにピッタリです。

ゲーム系
【公式】新三國志(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @shinsangokushi
通常のオーガニック投稿は1日3回投稿され、タイムラインで流されずアテンションとなるよう運用されています。投稿内容もオフ会についてのアンケートや、DM(ダイレクトメール)でユーザーとのエラーについての質問のやり取りなどゲームの公式アカウントとして、ユーザーの困りごと等にも対応されています。
>>参考: 【公式】新三國志 2019年1月1日投稿より
年末からのメンテナンスなどのお詫びと、ユーザーへの感謝を述べる投稿がされており、年始にはゲームキャラクター画像を連投していました。ファンを大事にしたいというゲーム運用チームサイドの気持ちが伝わる投稿でした。

飲料系・お菓子
KIT KAT Japan(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @KITKATJapan
新商品の紹介や、受験シーズンのキャンペーン告知、動画配信など、Twitter公式アカウントとしてコンスタントに運用されています。限定商品などの問合せもリプライ対応しており、身近なお菓子なので、TwitterだけでなくInstagramとの並行運用はSNSマーケティングの参考にしたい企業アカウントです。
>>参考: KIT KAT Japan 2019年1月1日投稿より
キットカットの贈り物仕様のキットカットショコラトリーの商品画像でのお年始のご挨拶を投稿していました。普段より少し改まったイメージでの商品画像で投稿しています。

伊藤園(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @itoen1966_jp
同メーカーの別ブランドのリツイートや、プレゼントキャンペーンの実施、お茶にまつわるライフスタイルを提案するブロブ更新の告知など、まんべんなく運用している様子は、ぜひユーザーの生活に身近な商材をもつ企業には参考にしたいアカウントです。
>>参考: 株式会社伊藤園 2019年1月1日投稿より
30周年を迎える告知と、歴代の缶やペットボトルに懐かしさを感じる動画を投稿しています。動画はシンプルですが商品イメージを大切にした造りは見習う点が多く、また投稿プランもしっかり立てられていることが伺えます。

自動車メーカー
スズキ株式会社・四輪公式アカウント(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @suzukicojp
Webサイトの読み物コンテンツの紹介やテレビCM動画での投稿など、拡散ツールとしてのTwitterを活用しているようですが、ツイートの文章で1行目に分かりやすいタイトルを入れ、また内容をすぐに認識できるライティングはSNS運用している担当者には参考にしてほしい点です。
>>参考: スズキ株式会社・四輪公式アカウント 2019年1月1日投稿より
初売りや、フォロー&リツイートキャンペーンなどお正月は公式アカウントがにぎやかでしたが、年始のご挨拶はしっかり投稿していました。

BMW Japan(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @bmwjapan
試乗申し込みの紹介ツイートには、興味あるユーザーからの問合せもあるようでリプライ対応されています。各車種についての紹介ツイートは、画像・動画ともクリエイティブの質がよく、広報系部署との連携の良さが感じらる運用です。
>>参考: BMW Japan 2019年1月1日投稿より
通常の投稿内容もシックで大人をイメージさせるものが多く、年始のご挨拶も朝陽を背にしたBMWという良質な画像でシンプルに投稿していました。

ファストフード
マクドナルドジャパン(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @McDonaldsJapan
テレビCMだけでなくSNSは独自の発信をしている公式アカウントです。キャンペーン実施はもちろん、その日のタイムリーなトップニュースにちなんだ投稿などは、当日対している運用していることが分かります。投稿本数から想像するだけでも関心させられる点が多い企業アカウントです。
>>参考: 参考:マクドナルドジャパン 2018年12月31日投稿より
年越しのツイートは一年の商品告知用画像、それにまつわるキャペーンなど、アカウントや商品のファンには響く画像で投稿していました。一年の振返りにふさわく商品画像一覧となっているのも楽しい投稿です。

>>参考: マクドナルドジャパン 2019年1月1日投稿より
代名詞ともなるビックマックを鏡餅にみたてた画像で投稿していました。年始のご挨拶は「#HappyNewYear2019」はTwitter上で盛り上がであろうハッシュタグを加えており、必要以上に自社商材をアピールしていないシンプルなご挨拶ライティングにしています。

ケンタッキーフライドチキン(X:旧Twitterアカウント)
>>参考: @KFC_jp
KFCのTwitter公式アカウントは、#ニクレンジャーオールスターズにも参加するなどTwitter運用のタイムリーな反応は企業アカウントとしては学ぶことが多いと思います。プレゼント付き商品のキャンペーン投稿には手造り感あるTwitter用の動画を掲載するなど、Twitterユーザーの喜びそうな運用は参考にしたい点です。
>>参考: 参考:ケンタッキーフライドチキン 2018年12月31日投稿より
クリスマスに負けじと、年越しチキン推しのライティングは、ファンからの「年越しチキン」に反応した応援コメントがファンからリプライされていました。

>>参考: ケンタッキーフライドチキン 2019年1月1日投稿より
公式キャラクター、カーネルサンダースさんのイラスト画像でのご挨拶していました。かわいらしい年賀状をイメージさせる画像(クリエイティブ)で年賀状感もありお正月を盛りあげる投稿でした。

まとめ:SNS運用の投稿プランは重要
筆者が常々感じるのは、SNS運用は長期戦です。既に明確になっている年中行事をベースなどは、自社の商品やサービスのイメージに合わせて投稿プランに加えて前々から準備できるので、ぜひ年末年始は投稿スケジュールに加えて、運用することをお勧めします。
今回、事例にあげた企業アカウントの投稿は、事前準備と運用の努力が見受けられ、大晦日から年始にかけての各社の連投は、お正月気分をさらに上げられる投稿が多く、一フォロワーとしても楽しませてもらいました。
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