アディッシュプラスのSNS運用代行https://www.sns.adishplus.co.jpアディッシュプラスは、「CPO~Communication Process Outsourcing〜」という概念の元、サービスを提供Wed, 22 Jul 2026 02:59:36 +0000jahourly1https://www.sns.adishplus.co.jp/wp-content/uploads/2024/09/cropped-adso_log_favicon-32x32.pngアディッシュプラスのSNS運用代行https://www.sns.adishplus.co.jp3232 #七夕X(Twitter)キャンペーン企業アカウント事例(2026年)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-20260802/Sun, 02 Aug 2026 00:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=16844

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7月7日の七夕は、多くの企業アカウントが季節感を取り入れた投稿を行う日本の年中行事の一つです。X(旧Twitter)では、ユーザー参加型の企画や七夕ならではのビジュアル、商品紹介など、さまざまな切り口で情報発信が行われました。

本記事では、2026年の七夕当日に企業アカウントが投稿した事例を投稿タイプごとに紹介します。季節イベントの投稿を企画する際のアイデアや、ユーザーとのコミュニケーションのヒントとしてぜひ参考にしてください。

※本記事内の投稿事例は、X(旧 Twitter)およびInstagramの埋め込み機能を利用しています。閲覧環境や通信状況によっては、表示に時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

2026年の七夕は「願いごと」関連の話題が中心に

2026年の七夕当日のX(旧Twitter)では、例年のようにシンプルな「#七夕」がトレンドの上位に並ぶのではなく、「#七夕の願い事」「#願いごと」「#短冊メーカー」「#七夕の日」「#織姫と彦星」など、七夕を楽しむ企画や願いごとに関連したキーワードが多く見られました。
X(旧 Twitter)の「トレンド」はユーザーごとに多少異なりますが、今年は「願いごと」をテーマにした投稿への関心が高かったことが特徴です。

また、七夕関連の投稿は午後以降から徐々に増え、夜に向けて盛り上がりを見せる傾向がありました。企業アカウントでも七夕当日に合わせたキャンペーンや参加型企画が多く実施され、独自のキャンペーンハッシュタグがトレンド入りする事例も見られました。

主なトレンド入りしていた七夕に関するワード・ハッシュタグ

・七夕の願い事
・願いごと
・短冊メーカー
・七夕の日
・織姫と彦星

※筆者のX(旧 Twitter)トレンド画面(午前10時ごろのランキング)

参考画像:筆者の七夕当日、午前10時ごろのトレンド表示_サッカーワールドカップの影響で「ベルギー」が首位ですが、2位:#七夕の願い事、3位:#短冊メーカー、4位:#七夕は推しに願いを、5位:バログン(サッカー選手名)、6位:#HMV七夕_推しに願いを、7位:#auPAYにお願い。となっていました。

ユーザー参加型の投稿企画

七夕は「願いごと」というテーマがあるため、コメントやリプライで気軽に参加しやすいイベントです。
2026年も、ユーザーに願いごとを募集する企画や、ユーザーのアクションによってコンテンツが完成する演出など、企業とユーザーのコミュニケーションを生み出す参加型の投稿が多く見られました。
自社の商品やサービスと七夕のテーマを掛け合わせることで、季節感を演出しながら、ユーザーとの交流につながる企画づくりの参考になるでしょう。

事例:YouTube Japan

>>参考:  @YouTubeJapan(2026年7月7日投稿)

YouTube Japanの公式X(旧Twitter)では、七夕の日に「みんなに知ってほしい『推しの動画』をシェアしてください」と呼びかける投稿を実施しました。
投稿文は「『推し』に願いを」という七夕らしいフレーズから始まり、ユーザーにおすすめの動画をリプライで紹介してもらう企画となっていました。
七夕の「願いごと」と、自社サービスである動画コンテンツの共有を結び付けた企画で、リプライは1,700件以上集まり、多くのユーザーが参加する盛り上がりを見せていました。

事例:ロート製薬公式アカウント

>>参考: @eyecare_cp
 (2026年7月5日投稿)
 (2026年7月7日投稿)

ロート製薬公式の公式X(旧Twitter)アカウントでは、七夕当日に向けた参加型企画を実施しました。
7月5日の投稿では、「いいね」やリポスト、リプライなどのエンゲージメント数に応じて、イラストに天の川が現れることを予告。ユーザーのアクションによってイラストが完成する仕掛けとなっていました。
そして七夕当日の7月7日には、天の川が描き加えられた完成版のイラストを投稿。彦星と織姫が笑顔で天の川の上に並ぶ、七夕らしい温かみのあるビジュアルとなっており、ユーザーと一緒に企画を完成させる演出が印象的な事例でした。

オリジナル短冊画像を配布

七夕には、ユーザーが願いごとを書いて楽しめるオリジナル短冊画像を配布する企業アカウントも多く見られます。
企業ならではのキャラクターやブランドカラーを取り入れたデザインにすることで、季節感を演出しながらブランドの世界観を伝えられる点が特徴です。
また、オリジナル短冊画像は、コメントやリプライへの参加を促すだけでなく、ダウンロードして楽しめるコンテンツとしても活用されています。

事例:カレーハウスCoCo壱番屋公式(ココイチ)

>>参考: @curryichibanya
 (午前8:00 · 2026年7月7日投稿)
 (午後4:26 · 2026年7月7日投稿)

カレーハウスCoCo壱番屋公式(ココイチ)のX(旧Twitter)は、オリジナルの短冊画像を配布し、ユーザーが願いごとを書いてリプライで投稿できる企画を実施しました。
投稿時には笹の葉だけが描かれた画像を公開し、ユーザーから寄せられた願いごとを短冊として追加した画像を後から投稿。何もなかった笹飾りが、ユーザーの参加によって少しずつ完成していく演出となっていました。
リプライには「メニューが復活しますように」といった商品への要望や、「CoCo壱番屋と好きなアイドルがコラボしますように」といったユニークな願いごとなど、さまざまなコメントが寄せられ、七夕らしいコミュニケーションが生まれていました。

事例:ゴリラのひとつかみ【公式】

>>参考:  @gorilladoshisha(2026年7月6日投稿)

マッサージ器「ゴリラのひとつかみ」の公式X(旧Twitter)アカウントでは、七夕前日の7月6日にオリジナルの短冊画像を配布しました。
ブランドキャラクターであるゴリラをデザインに取り入れた遊び心のある短冊となっており、ダウンロードして自由に使える形式で公開。七夕当日だけでなく、前日から投稿を行うことで、ユーザーが準備する時間を確保していた点も特徴的でした。
オリジナル短冊画像は、企業らしさを表現しながら季節イベントに参加できるコンテンツです。ブランドキャラクターや商品を取り入れたデザインにすることで認知にもつながり、ユーザーが保存したり投稿したりしたくなるきっかけづくりとしても参考になる事例といえるでしょう。

七夕らしい雰囲気のある風景画像(涼を感じさせる風景)

七夕には、商品の紹介だけでなく、季節感やブランドの世界観を伝える風景写真を投稿する企業アカウントも見られます。竹林や歴史ある建物など、涼しさや風情を感じさせる写真を取り入れることで、七夕らしい雰囲気を演出しながら、企業やブランドの魅力を自然に伝えられる点が特徴です。

事例:万博記念公園【公式】

>>参考:  @expo70park_jp(2026年7月7日投稿)

大阪の万博記念公園の公式X(旧Twitter)では、園内の竹林越しに昭和の万博のシンボル「太陽の塔」を望む、印象的な一枚を投稿しました。
普段とは異なるアングルから撮影された太陽の塔は、竹林の緑に囲まれることで七夕らしい雰囲気を演出。植物のみずみずしさが涼を感じさせるとともに、自然とランドマークが調和した美しい風景が印象的な投稿となっていました。

事例:月桂冠

>>参考:  @gekkeikansake(2026年7月7日投稿)

酒蔵メーカーの月桂冠の公式X(旧 Twitter)では、実施中のキャンペーンを案内しながら、七夕に合わせた投稿を行いました。
投稿は詩的な一文から始まり、月桂冠大倉記念館の歴史ある建物の写真を掲載。落ち着いた雰囲気のあるビジュアルと文章が、京都らしい風情や老舗ブランドならではの世界観を表現していました。商品の写真を前面に出さなくても、ブランドイメージを自然に伝えている点が印象的です。

遊び心のあるクリエイティブ投稿(GIF画像)

七夕には、静止画だけでなく、GIF画像やアニメーションを活用した投稿も見られます。
動きやゲーム性を取り入れることで、タイムライン上で目を引くだけでなく、ユーザーが思わずタップしたくなるような遊び心のある演出が特徴です。季節イベントをより楽しく体験できる投稿として、多くのユーザーの印象に残るクリエイティブといえるでしょう。

事例:ミスタードーナツ

>>参考:  @misterdonut_jp(2026年7月7日投稿)

ミスタードーナツの公式X(旧Twitter)では、天の川の上をドーナツが流れるアニメーションを投稿しました。
流れてくるドーナツのシルエットにぴったり重なるタイミングで止めるという、ゲーム感覚で楽しめる内容となっており、思わず何度も挑戦したくなる演出が特徴です。七夕らしい世界観に、ユーザーが参加して楽しめる要素を組み合わせた投稿となっていました。

事例:雪印メグミルク【公式】

>>参考:  @megmilk_snow(2026年7月7日投稿)

雪印メグミルクの公式X(旧Twitter)では、七夕に合わせて「願い事ルーレット」のGIFアニメーションを投稿しました。
短冊に書かれた願いごとが次々と切り替わるアニメーションになっており、タイミングよくタップして止めると、願いごとを楽しめる仕掛けです。「蛇口から雪印コーヒーが出ますように」や「臨時収入ゲット!」など、思わず笑顔になるユニークな願いごとが表示され、何度も挑戦したくなる遊び心のある投稿となっていました。

七夕に合わせた商品紹介

七夕は、季節限定商品や旬の商品を紹介するタイミングとしても活用されています。七夕らしい世界観や季節感を取り入れることで、商品の魅力を自然に伝えられるだけでなく、イベントをきっかけにユーザーの興味や購買意欲を高める投稿につながります。

事例:鶴屋吉信【公式】

>>参考: @tsuruya1803
 (2026年7月7日投稿)
 (2026年7月3日投稿)

創業1803年の老舗和菓子店「鶴屋吉信」の公式X(旧Twitter)では、二十四節気の「小暑」の説明とともに、七夕の節句に合わせて販売する和菓子「星逢い(ほしあい)」を紹介しました。
夜空や星空を思わせる涼やかな見た目は七夕にぴったりで、季節感を感じられる商品となっています。また、七夕の数日前となる7月3日には、「星逢い」の製造工程を動画で公開。職人の手仕事が伝わる内容となっており、商品の魅力をより深く伝える工夫も見られました。

事例:セブン‐イレブン・ジャパン

>>参考:  @711SEJ(2026年7月7日投稿)

セブン‐イレブン・ジャパンの公式X(旧Twitter)では、七夕の日に、過去に販売していた人気アイスの再販売を告知しました。
約6年ぶりの復活商品ということもあり、リプライには再販を喜ぶユーザーの声が多く寄せられました。投稿動画では、天の川が広がる夜空を背景に商品を紹介しており、七夕らしい演出とともに、これから始まる夏を感じさせるビジュアルとなっていました。

自社の専門知識を活かした情報発信

七夕は、商品を紹介するだけでなく、自社の専門知識を活かした情報を発信する機会としても活用されています。季節の話題と企業ならではの専門分野を結び付けることで、ユーザーに役立つ情報を届けながら、自社の専門性を自然に伝える投稿が見られました。

事例:TOEIC

>>参考:  @TOEIC_japan(2026年7月7日投稿)

英語能力を測定するテスト「TOEIC」の公式X(旧Twitter)では、七夕の「願い」にちなんで、「願う」を表す英語の動詞を紹介する投稿を公開しました。
織姫の目線で例文を交えながら、それぞれの単語の使い方を分かりやすく解説しており、七夕をテーマに英語を学べる内容となっていました。
普段は試験日程や教材、学習コンテンツを中心に発信していますが、季節のイベントを取り入れることで、親しみやすく学べる投稿となっていました。

事例:ウェザーニュース

>>参考:  @wni_jp(2026年7月7日投稿)

気象情報会社のウェザーニュース公式X(旧Twitter)では、七夕当日に二十四節気の「小暑」をテーマにした記事を紹介し、自社の読み物サイトへ誘導する投稿を行いました。
記事では、小暑の時期に咲く花や、七夕の織姫・彦星の由来となった古代の伝説などを紹介。気象情報だけでなく、季節や暦に関する知識も発信することで、七夕に関連した読み物コンテンツとして楽しめる内容となっていました。

商品を活かしたビジュアル投稿

七夕に合わせて、商品そのものをモチーフにしたビジュアルを投稿する企業アカウントも見られました。
商品の特徴やデザインを取り入れながら七夕らしい世界観を表現することで、商品の魅力を印象的に伝えている点が特徴です。商品の形や色、デザインを活かしたクリエイティブは、広告色を抑えながら自然に商品への興味を引き出す投稿として参考になります。

事例:【公式】明治ブルガリアヨーグルト

>>参考:  @meiji_BY_cp(2026年7月7日投稿)

明治ブルガリアヨーグルトの公式X(旧Twitter)では、フルーツやシリアル、ソースで彩った「ヨーグルトアート」を投稿しました。
フルーツで織姫と彦星を表現し、ブルーとピンクのソースで天の川を描くなど、七夕の世界観を食材で表現した一皿となっています。見た目の楽しさだけでなく、「自宅でも作ってみたい」と思わせるアイデアとしても魅力的な投稿でした。

事例:ピュレグミ公式アカウント

>>参考:  @kanro_pure(2026年7月7日投稿)

カンロ株式会社のグミブランド「ピュレグミ」の公式X(旧Twitter)では、星形のグミを夜空に見立てたビジュアルを投稿しました。
商品をかわいらしく並べることで七夕らしい夜空を表現しており、商品の形そのものを活かしたクリエイティブが印象的です。ピュレグミにはハートなどさまざまな形が入っていますが、この投稿を見ると、星形のグミを探したくなるような楽しさが感じられました。

短冊メーカーを活用した「願いごと」投稿

2026年の七夕では、「短冊メーカー」を活用した投稿が多く見られました。短冊メーカーで作成したテキスト装飾には「#短冊メーカー」や「#七夕の願い事」といったハッシュタグが利用したツールにより自動で付くこともあり、これらのキーワードがX(旧Twitter)のトレンド入りする一因となっていました。

手軽に短冊投稿を作成できることもあり、多くの企業アカウントが自社らしい「願いごと」を投稿していたのも七夕の投稿を楽しめる一つです。人気商品や知名度の高い企業でありながら、さらなる成長や商品への思いをユーモアを交えて表現する投稿が多く、企業の親しみやすさやブランドらしさが感じられました。

短冊メーカーとは:

短冊メーカーは、無料で利用できるWebツールです。入力したテキストをもとに、X(旧Twitter)へ投稿しやすい短冊風の文字装飾(アスキーアート)を自動で作成できます。文字数も自動で調整されるため、文字数を気にせず手軽に七夕らしい投稿を作成できるのが特徴です。

>>参考:  ネット短冊メーカー 2026 – 七夕の願い事 X短冊【七夕協会】

事例:丸善ジュンク堂書店ネットストア

>>参考:  @maruzenjunkudo(2026年7月7日投稿)

丸善ジュンク堂書店ネットストアの公式X(旧Twitter)では、「いつまでも書店が知の入り口でありますように」という願いごとを短冊メーカーで投稿しました。
書店としての使命や本への思いが込められた内容となっており、七夕の願いごとを通して企業の価値観を伝える投稿となっていました。本や読書の大切さを改めて感じさせる、印象的な事例です

事例:ドミノ・ピザ

>>参考:  @dominos_JP(2026年7月7日投稿)

ドミノ・ピザの公式X(旧Twitter)では、「月1と言わず食べてもらえますように」という願いごとを投稿しました。
七夕らしい夜空を背景に、織姫と彦星のシルエット、そして大きく配置されたピザが目を引くビジュアルとなっており、ブランドらしいユーモアが感じられる内容でした。思わず笑顔になる願いごとでありながら、商品の訴求にもつながっています。

事例:こてっちゃん(R)/エスフーズ(株)公式アカウント

>>参考:  @kotetchan1982(2026年7月7日投稿)

エスフーズ株式会社のロングセラー商品「こてっちゃん」の公式X(旧Twitter)では、「みなさんの食卓にこてっちゃんが登場しますように」という願いごとを投稿しました。
長年親しまれている商品でありながら、さらに多くの人に食べてもらいたいという思いを、七夕らしい短冊で表現。親しみやすさとユーモアを感じられる投稿となっていました。

まとめ|2026年の七夕投稿から見る企業アカウント運用のヒント

2026年の七夕では、企業ごとにさまざまな切り口で季節イベントを活用した投稿が見られました。今回紹介した事例から、特に印象的だったポイントは次のとおりです。

  • 「短冊メーカー」を活用した投稿が多く見られ、「#短冊メーカー」や「#七夕の願い事」といったハッシュタグがトレンド入りする一因となっていました。
  • 七夕の「願いごと」をテーマに、コメント募集やゲーム性のある投稿など、ユーザーが参加しやすい企画が多く実施されていました。
  • 今回確認した企業アカウントでは、生成AIによるイラストを前面に活用した投稿はあまり見られず、ブランドキャラクターや商品写真、実際の風景写真などを活かしたクリエイティブが中心でした。

七夕の投稿では、トレンドを取り入れるだけでなく、自社らしさをどのように表現するかが、ユーザーの共感や親しみにつながるポイントといえるでしょう。

最後に、今年も七夕に合わせてさまざまな工夫を凝らした投稿を発信してくださった企業アカウントの皆さま、ありがとうございました。ユーザーを楽しませる企画や、ブランドらしさを活かしたクリエイティブ、思わず共感したくなる「願いごと」など、多くの魅力的な投稿に触れることができました。
来年の七夕も、企業ならではの発想や遊び心あふれる投稿に出会えることを楽しみにしています。

お気軽にお問い合わせください。

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X(旧 Twitter)の効果測定の基本|インプレッションやエンゲージメントなどの指標を解説https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-20260709/Wed, 08 Jul 2026 23:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=16381

Xの運用や効果測定について調べていると、「インプレッション」や「エンゲージメント」という言葉を目にする機会が多いのではないでしょうか。投稿がどれだけユーザーに届いたのか、またユーザーがどのような反応をしたかを示す指標です ... ]]>

Xの運用や効果測定について調べていると、「インプレッション」や「エンゲージメント」という言葉を目にする機会が多いのではないでしょうか。投稿がどれだけユーザーに届いたのか、またユーザーがどのような反応をしたかを示す指標です。

まずは、インプレッションとは何か、またエンゲージメントとは何かを確認していきましょう。

エンゲージメントとは?

SNSにおけるエンゲージメントとは、ユーザーがポスト(投稿)に対して行った反応を表す指標を指します。
例えばXでは、「いいね」やリポスト、返信、プロフィールへのアクセスなど、さまざまなアクションがエンゲージメントとして計測されます。

エンゲージメントの数値を確認することで、どのポスト(投稿)に関心が集まっているのか、ユーザーがどのような内容に反応しているのかを把握できます。

そのため、ポスト(投稿)内容の改善や今後の運用方針を検討する際の参考となり、企業のXアカウント運用における効果測定の重要な指標となっています。

X(旧 Twitter)のアナリティクスについて

Xのアナリティクスとは、ポスト(投稿)やアカウントのパフォーマンスを数値で確認できる分析機能のことです。インプレッションや各種エンゲージメントなどを確認でき、X運用の効果測定に役立ちます。

参考画像:X(旧 Twitter)のアナリティクス。旧アナリティクスで活用できたツールが稼働できないなど、問題起きていはます。旧アナリティクスが完全に終了する可能性もあるため準備も必要です。

※英語版イメージです。

現在のアナリティクスは、2024年以降のアップデートにより、従来の画面から新しいインターフェースへと移行されています。そのため、以前とは画面構成や閲覧方法が変更されました。

また新しいアナリティクスは、Xプレミアム(有料サブスクリプション)の契約ユーザー向けに提供されています。
詳細は省略しますが、アプリまたはWeb版のサイドバーやメニューにある「プレミアム」から「アナリティクス」を選択することで閲覧できます。

一方で、Xプレミアムを契約していない無料アカウントでも、旧来型のアナリティクスのURLへ直接アクセスすることで閲覧できる場合があるようです。ただし、今後のアップデートや仕様変更によって利用できなくなる可能性もあるため、継続的に活用したい場合は、Xプレミアムの利用を前提としておくと安心です。

>>参考:  X Japan公式_2024年6月12日投稿

>>参考: 
 Xビジネス_アナリティクス
 Xヘルプセンター_Xプレミアムについて

X(旧 Twitter)の効果測定でまず押さえたい主要指標

Xの効果測定では、ポスト(投稿)やアカウントの状況を把握するために、さまざまな指標を確認できます。

例えば、ポスト(投稿)がどれくらい表示されたのかを示す「インプレッション」、アカウントの成長を把握するための「フォロワー数」、ユーザーの反応を表す「いいね」数や「リポスト」数などのエンゲージメントがあります。

指標名意味・エンゲージメント概要主な参照目的
インプレッションポスト(投稿)が画面に表示された回数認知拡大
「いいね」ポスト(投稿)への共感・支持・既読関心度の把握、関係構築
リプライ(返信ポスト(投稿)に対して返信した回数関係構築、コミュニケーションの把握
リポストポスト(投稿)の拡散状況認知拡大、話題性の把握
詳細クリック詳細画面の表示回数内容への関心度把握
フォロワー数アカウントをフォローしている数成長率の確認、ファン獲得
ハッシュタグクリックハッシュタグのタップ回数関連トピックへの興味・関心
リンククリック外部リンクのタップ回数Webサイトへの誘導状況
エンゲージメント総数ポスト(投稿)に対する全アクションの総数反応量の全体把握

まずは、それぞれの指標が何を意味するのかを理解し、自社アカウントの運用目的に合わせて活用していくことが大切です。

>>参考: X広告ヘルプセンター 一般的な用語の説明

まずは、X運用で基本となる主要な指標について一つずつ確認していきましょう

インプレッションとは|ポスト(投稿)の表示回数を示す指標

イメージ画像:インプレッション、インプレッションは表示回数を表す数値なので、ユーザーのリアクションである「エンゲージメント」ではないのでご注意。

Xにおける「インプレッション」とは、ポスト(投稿)がユーザーの画面に表示された回数を指します。同じユーザーが複数回閲覧した場合も、その都度カウントされます。

なお、インプレッションはポスト(投稿)が表示された回数を示す指標であり、ユーザーが実際に反応したことを示す「エンゲージメント」には含まれません。

インプレッション数は、ポスト(投稿)がどれだけ多くのユーザーに届いたのかを把握するための指標です。「いいね」やリポストなどのエンゲージメントの有無に関わらず計測されるため、投稿の露出状況を確認する際の目安となります

特に認知拡大を目的とした運用では重要な指標であり、まずはポスト(投稿)がどの程度見られているのかを把握するために活用されます。

>>参考: Xヘルプセンター_ 表示回数について

インプレッションはポスト(投稿)の表示状況を把握する指標ですが、実際にユーザーがどのような反応をしたのかを確認するには、エンゲージメントにも注目する必要があります。
ここからは、主なエンゲージメント指標について紹介します。

「いいね」数とは|ポスト(投稿)への共感や支持を示す指標

イメージ画像:「いいね」_フォロワーを増やすことが難しい場合は、「いいね」を重要視することも一手です。

Xの「いいね」とは、ユーザーがポスト(投稿)に対して共感や支持、興味・関心を示すためのアクションです。「いいね」数を確認することで、どの投稿がユーザーから反応を得られたのかを把握できます。

また、「いいね」は単純な共感だけでなく、「後で見返したい」「参考になった」「応援したい」といった理由で付けられることもあります。中には、ポスト(投稿)を読んだことを伝えるための既読代わりとして活用するユーザーもいるようです。

そのため、「いいね」数は、ポスト(投稿)がどの程度ユーザーの関心を集めたのかを測る指標として活用できます。ただし、必ずしも共感や支持だけを表すものではない点も理解しておくとよいでしょう。

>>参考: Xヘルプセンター_ ポストにいいねする方法

リプライ(返信)数とは|ユーザーとのコミュニケーションを示す指標

イメージ画像:リプライ(返信)数。X(旧 Twitter)ではこのリプライも公開されているためファンの声も見やすい造りになっています。

Xのリプライ(返信)数とは、ユーザーがポスト(投稿)に対して返信した回数を指します。

リプライ(返信)は、ユーザーがポスト(投稿)内容について感想を伝えたり、質問をしたり、意見を述べたりする際に利用されます。そのため、「いいね」やリポストよりも一歩踏み込んだ反応といえるでしょう。

リプライ(返信)数を確認することで、どのポスト(投稿)がユーザーとの会話を生み出しているのかを把握できます。特に、ユーザーとの関係構築やコミュニケーションを重視する企業アカウントにとっては重要な指標のひとつです。

ただし、リプライ(返信)には肯定的な意見だけでなく、質問や要望、場合によっては批判的な意見が含まれることもあります。そのため、件数だけでなく内容もあわせて確認することが大切です。

>>参考: Xヘルプセンター_ 返信と@ポストについて

リポスト(リツイート)数とは|ポスト(投稿)の拡散状況を示す指標

イメージ画像:リポスト(リツイート)。X(旧 Twitter)の特徴の一つである拡散機能です。

Xのリポストとは、他のアカウントのポスト(投稿)を自身のタイムライン上で共有する機能です。
リポストされたポスト(投稿)は、そのユーザーのフォロワーにも表示されるため、より多くのユーザーへ情報を届けるきっかけとなります。

リポスト数を確認することで、どのポスト(投稿)がユーザーに「他の人にも共有したい」と思われたのかを把握できます。「いいね」数が共感や支持を示す指標であるのに対し、リポスト数は投稿の拡散力や話題性を測る指標として活用できます。

特に、認知拡大を目的とした運用では重要な指標のひとつです。リポストが増えることでポスト(投稿)の露出機会も増え、新たなユーザーとの接点づくりにもつながります。

ちなみに、1つのポスト(投稿)がリポストされる回数に上限はありません。一方で、1つのアカウントが1日に行えるリポスト数には制限が設けられています。

>>参考: Xヘルプセンター_ リポストについてのよくある質問

詳細クリック数とは|ポスト(投稿)への関心度を示す指標

イメージ画像:詳細表示/詳細クリック。タイムラインでその投稿を改めて全表示する行動です。

Xの「詳細クリック数」とは、タイムライン上に表示されたポスト(投稿)をユーザーがタップし、ポスト(投稿)を大きくして表示した回数を指します。投稿の全文を確認したり、画像や返信などの詳細情報を閲覧したりする際にカウントされます。

詳細クリック数は、ユーザーがポスト(投稿)に興味を持ち、さらに内容を確認しようとした行動を示す指標です。そのため、「いいね」やリポストの反応が少ない場合でも、投稿内容への関心度を測る手がかりとして活用できます。

特に、文章量の多いポスト(投稿)や画像付きのポスト(投稿)では、ユーザーが内容を詳しく確認するために詳細画面を開くことがあります。表面的な反応だけでは見えないユーザーの興味・関心を把握できる点が、この指標の特徴です。

なお、同じユーザーが1つのポスト(投稿)を複数回閲覧した場合、その都度カウントされることがあるため、必ずしもユニークユーザー数と一致するわけではありません。

>>参考: X広告ヘルプセンター 一般的な用語の説明

フォロワー数とは|アカウントの成長を把握する指標

イメージ画像:フォロワー数。フォロワーの増減は基本の指標ではあるが、キャンペーンなど開催した後の減少もあるため、KPIにする際には注意する。

フォロワー数とは、自社のアカウントをフォローしているユーザーの数を指します。

フォロワーが増えるほど、自社のポスト(投稿)を継続的に見てもらえるユーザーが増えるため、認知拡大やファンとの関係構築につながります。また、フォロワー数の推移を確認することで、投稿内容やキャンペーン施策などの効果を把握することもできます。

ただし、フォロワー数は一時的な増減だけで判断するのではなく、長期的な推移を見ることが重要です。継続的に増加しているか、あるいは特定の施策によって増減があったかを確認することで、アカウントの成長状況の指標となります。

ちなみに、Xではフォローできるアカウント数に一定の制限が設けられています。
通常の無料アカウントは1日に最大400アカウントまで、Xプレミアム(有料サブスクリプション)の認証済みアカウントは1日に最大1,000アカウントまでフォローできます。

>>参考: Xヘルプセンター_ Xのフォローについて

ハッシュタグクリック数とは|関連情報への興味を示す指標

イメージ画像:ハッシュタグクリック数。ハッシュタグをタップしソート表示したリアクション。X(旧 Twitter)ではハッシュタグの多用は注意してください。

Xのハッシュタグクリック数とは、ポスト(投稿)に記載されたハッシュタグをユーザーがタップした回数を指します。

ハッシュタグをタップしたユーザーは、そのテーマや話題についてさらに詳しく知りたいと考えている可能性があります。そのため、ハッシュタグクリック数は、投稿内容や関連トピックへの興味・関心の高さを測る指標として活用できます。

また、キャンペーン用ハッシュタグやブランド独自のハッシュタグを運用している場合は、ユーザーがどの程度関心を持っているかを確認する際の参考にもなります。

X社による「ハッシュタグ(#)を使うのを減らそう」という動きも

近年のXでは、ハッシュタグの活用方法について考え方が変化しています。

2025年5月、Xで広告配信をしているポスト(投稿)にハッシュタグが含まれるものは停止されるようになりました。その動きは、通常のオーガニック投稿にも影響しつつあり、従来のように多くのハッシュタグを付ける運用は推奨されなくなりつつあります。

企業アカウントの場合は、無関係なハッシュタグは避け、投稿内容に関連するものを1〜2個程度に絞って活用するとよいでしょう。

>>参考: X for SMB Japan_ 2025年6月27日投稿

リンククリック数とは|Webサイトへの誘導状況を確認する指標

イメージ画像:リンククリック数。このところ投稿に外部リンクを掲載すると、タイムライン表示が減少するため、インプレッションが伸び悩む傾向にあります。

Xのリンククリック数とは、ポスト(投稿)に記載されたWebサイトや他のSNSなどの外部リンクをユーザーがタップした回数を指します。

リンククリック数を確認することで、ポスト(投稿)を見たユーザーが実際に次の行動へ移ったかを把握できます。インプレッション数や「いいね」数が多くても、リンククリック数が少ない場合は、Webサイトへの誘導につながっていない可能性があります。

企業アカウントでは、自社サイトへの集客や商品・サービスの認知拡大を目的としてSNSを運用するケースも少なくありません。そのため、リンククリック数はSNS運用の成果を測るうえで重要な指標のひとつといえるでしょう。

URL付きのポスト(投稿)はアルゴリズムの評価が下がる?

企業アカウントでは、自社サイトへの導線としてポスト(投稿)内にURLを掲載することがよくあります。
しかし近年は、外部サイトへの遷移を促すポスト(投稿)は、通常のポスト(投稿)と比べ表示機会が伸びにくい可能性があると指摘されています。

実際に、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は、外部リンクを投稿本文ではなく返信(セルフリプライ)で案内する方法などを紹介しています。そのため、運用担当者の中には、プロフィール欄にURLを掲載したり、セルフリプライでリンクを案内したりするケースも見られます。

しかしユーザーにとっては投稿内容に関連するURLがその場で確認できる方が利便性は高くなります。X運用担当者は、リンククリック数やポスト(投稿)への反応を確認しながら、自社アカウントに合った運用方法を検討することをおすすめします。

>>参考:  Elon Musk(@elonmusk)_2024年11月25日投稿

エンゲージメント数とは|ポスト(投稿)に対する反応のすべての行動の総数

Xのアナリティクスでは、「エンゲージメント数」という指標を確認できます。
エンゲージメント数とは、ユーザーがポスト(投稿)に対して行ったさまざまなアクションの総数を指します。

投稿全体の反応量を把握するのに役立つ一方で、アナリティクスを確認していると、「いいね」数やリポスト数などを合計しても、「エンゲージメント数」と一致しないと感じることがあるかもしれません。その理由として、主に次のような点が考えられます。

  • 指標によってデータが反映されるタイミングが異なる場合がある。
  • 「いいね」やリポストだけでなく、個別の指標として表示されないユーザー行動も含まれている場合がある。

そのため、エンゲージメント数はポスト(投稿)全体の反応量を把握するための目安として活用し、投稿の成果をより詳しく分析したい場合は、「いいね」数やリポスト数、リンククリック数など、それぞれの指標もあわせて確認することをおすすめします。

企業アカウントが目的別に見るべきX(旧 Twitter)のエンゲージメント

ここまで、Xの効果測定で押さえておきたい主なエンゲージメントについて解説してきました。しかし、すべてのエンゲージメントを運用の指標として確認すればよいわけではありません。

企業アカウントでは、「認知拡大を目指したい」「ユーザーとの関係を深めたい」「ファンを増やしたい」など、運用目的によって重視すべき指標が異なります。

運用目的重視すべき指標(例)
認知拡大インプレッション数、リポスト(リツイート)数、フォロワー数
ファン獲得フォロワー数、プロフィールアクセス数、「いいね」数
関係構築「いいね」数、リプライ(返信)数、詳細クリック数

効果測定を行う際は、まず運用の目的を明確にし、その目的に合った指標を確認することが大切です。ここでは、企業アカウントの代表的な主な運用目的ごとに、確認したいエンゲージメントを紹介します。

認知拡大を目指す場合

イメージ画像:投稿から多くのユーザーへ広がるイメージ。主にリポスト(リツイート)とフォローがしひょうになります。

新商品やキャンペーンの告知、企業の取り組みの発信など、より多くのユーザーに情報を届けたい場合は「認知拡大」が重要な目的となります。

認知拡大の効果を測定する際は、単純にポスト(投稿)数を増やすだけでなく、「どれだけ見られたか」「どれだけ拡散されたか」「どれだけ継続的なフォロワー獲得につながったか」を確認することが大切です。

その際に確認したい主なエンゲージメントは下記の、インプレッション数、リポスト数、フォロワー数です。


  • インプレッション数 → どれだけ見られたか
  • リポスト数 → どれだけ拡散されたか
  • フォロワー数 → 継続的な認知につながったか

アカウントのファンを増やしたい場合

イメージ画像:アカウントのファンを増やしたいというKPIの場合。「いいね」やフォローを指標にします。

企業アカウントの運用では、単にポスト(投稿)を見てもらうだけでなく、自社やブランドに興味を持ち、継続的に情報を受け取ってくれるファンを増やしていくことも重要な目的のひとつです。

ファンの増加はフォロワー数だけで判断できるものではありません。ユーザーがアカウントに興味を持ち、投稿内容に共感し、継続的に関わってくれているかを確認することが大切です。

そのため、アカウントのファンを増やしたい場合は、フォロワー数、プロフィールアクセス数、「いいね」数に注目するとよいでしょう。

  • フォロワー数 → ファンが増えているか
  • プロフィールアクセス数 → アカウントに興味を持たれているか
  • 「いいね」数 → 投稿内容に共感されているか

ユーザーとの関係構築を目指す場合

イメージ画像:ユーザーとの関係構築を目指す場合。「いいね」やリプライ、詳細クリックなどが指標になります。

企業アカウントでは、情報を発信するだけでなく、ユーザーとの関係を築いていくことも重要です。その場合は、ポスト(投稿)がどれだけ見られたかよりも、ユーザーがどのような反応を示したかに注目するとよいでしょう。

特に、「いいね」数、リプライ(返信)数、プロフィールアクセス数は、ユーザーとの関係構築の状況を把握するうえで参考となる指標です。

  • 「いいね」数 → どれだけ好意的に受け止められたか
  • リプライ(返信)数 → どれだけコミュニケーションが生まれたか
  • 詳細クリック数→投稿内容に興味をもたれたか

まとめ|目的に合わせて指標を確認しよう

Xの効果測定では、インプレッション数やフォロワー数、「いいね」数など、さまざまな指標を確認できます。しかし、すべての指標を同じように追うのではなく、運用目的に応じて確認することが大切です。

例えば、認知拡大を目指す場合はインプレッション数やリポスト数、ユーザーとの関係構築を目指す場合は「いいね」数や「リプライ(返信)」数、ファンを増やしたい場合はフォロワー数やプロフィールアクセス数などに注目するとよいでしょう。

まずは自社アカウントの運用目的を明確にし、その目的に合った指標を継続的に確認してみてください。効果測定を続けることで、より成果につながるX運用を目指せるようになります。

お気軽にお問い合わせください。

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【Instagram編】企業アカウント運用に欠かせない「認証バッジ」とは?Meta認証(Meta Verified)を解説https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/instagram/blog-20260624/Wed, 24 Jun 2026 00:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=15727

企業の公式アカウントを運用する中で、「認証バッジ(青バッジ)」が気になったことはないでしょうか。InstagramやFacebookなどのMeta系SNSでは、アカウントの信頼性を示す手段として認証バッジが用意されていま ... ]]>

企業の公式アカウントを運用する中で、「認証バッジ(青バッジ)」が気になったことはないでしょうか。
InstagramやFacebookなどのMeta系SNSでは、アカウントの信頼性を示す手段として認証バッジが用意されていますが、その仕組みは少し分かりづらい部分もあります。

特に近年は、従来の審査制による無料の認証バッジに加え、Meta認証(Meta Verified)と呼ばれる有料の認証サービスも登場し、「どちらで、申請したらいいのか分からない」と感じる企業担当者の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、従来の認証バッジとMeta認証(Meta Verified)の違いや特徴について整理しながら、企業アカウントの運用視点で分かりやすく整理しました。

※なお、「認証バッジ」以外にも、「青バッジ」「認証マーク」「公式マーク」「チェックマーク」など、さまざまな呼び方がありますが、本記事では「認証バッジ」に統一してご紹介します。

Instagramの認証バッジとは?

まずは、認証バッジの基本から確認していきましょう。

認証バッジ(青バッジ)の基本概要

Instagramに限らず、プロフィール名の横に表示される「青いチェックマーク」を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
この青いマークは「認証バッジ」と呼ばれ、そのアカウントが実在する人物や企業、商品ブランドなどの公式アカウントであることを示しています。

認証バッジが付いていることで、ユーザーは「このアカウントは本人・公式のものである」と判断しやすくなり、安心して情報を受け取りやすくなります。

企業アカウントにおける認証バッジの役割(信頼性・なりすまし対策)

認証バッジは、もともと著名人や企業になりすました偽アカウントへの対策として導入された仕組みです。現在では、それに加えて、SNS上での信頼性を示す一つの目安として広く認識されるようになっています。

企業アカウントにとって認証バッジは、ユーザーとの信頼関係づくりにも関わる重要な要素となっています。

例えば、商品やサービスに関する情報を発信する際、認証バッジが付いていることで、「公式アカウントからの情報である」と伝わりやすくなります。特に、キャンペーン情報や重要なお知らせなど、正確な情報発信が求められる場面では、その効果を感じやすいでしょう。

また、企業名やブランド名は第三者に模倣されるケースもあり、偽アカウントが作成されてしまうこともあります。認証バッジがあることで、ユーザーが正しいアカウントを判別しやすくなり、こうしたトラブルの予防にもつながります。

Instagramの認証バッジの取得方法が増えた  |  Meta認証(Meta Verified)の登場

ここ数年、Instagramの認証バッジがあらためて注目されている理由の一つが、認証の仕組みの変化です。
これまでInstagramの認証バッジは、プラットフォーム側の審査を通過した一部のアカウントのみが取得できる仕組みでした。

しかし、海外での提供開始に続き、日本国内でも2023年7月からMeta認証(Meta Verified)が提供開始されたことで、条件を満たせば有料で認証バッジを取得できるようになりました。

この変化によって、Instagramの認証バッジは、従来のような「著名性や信頼性の証明」という役割に加え、「本人確認」や「サポート機能を含むサービス」の側面も持つようになっています。

項目説明図:インスタグラムの認証バッジには2つの選びあがる。左「申請性(無料」右「 Meta認証(Meta Verified)」。無料はメリットがあるものの、 サブスクの有料で短期で認証バッジが得られるのもメリット。

認証バッジの取得方法が増えたことで、単に「取得できるかどうか」だけではなく、認証バッジの役割や違いを理解したうえで、自社にとって必要かどうかを考えることが重要になってきました。

>>参考:  Meta Newsroom|グローバル向けの初報(2023年2月19日)
Testing Meta Verified to Help Creators Establish Their Presence

>>参考:  Metaについて | InstagramとFacebookのサブスクリプション「Meta認証」を日本でも提供開始(2023年7月13日)

ここからは、従来の認証バッジとMeta認証(Meta Verified)それぞれの特徴について整理していきます。

従来の認証バッジについて|審査制(無料)

従来の認証バッジとは

Instagramで以前から提供されている従来の認証バッジは、アカウント側から申請を行い、審査を通過することで無料で付与される仕組みです。

主に、企業やブランド、著名人などを対象としており、プラットフォーム側が審査を行ったうえで、条件を満たしたアカウントにのみ認証バッジが付与されます。

従来の認証バッジ仕組み(審査制)

従来の認証バッジは、申請内容をもとに、プラットフォーム側で審査が行われる仕組みです。

詳細な審査基準がすべて公開されているわけではありませんが、メディアでの露出や検索需要など、外部からの認知度が重要な判断材料になるとされています。
そのため、単にInstagramのアカウントを運用しているだけでは取得が難しく、一定の知名度や社会的な認知が求められる傾向があります。

>>参考: Instagramヘルプセンター Instagramプロフィールの認証バッジをリクエストする

取得の難しさと注意点

従来の認証バッジは無料で申請できる一方で、取得のハードルが高い点も特徴です。
特に、以下のような点には注意が必要です。

●明確な審査基準がすべて公開されていない。
●申請しても必ず認証されるわけではない。
●継続的な認知や外部での露出が求められる。

そのため、単にフォロワー数を増やすだけではなく、メディア掲載や検索需要など、外部からの認知を積み重ねていくことも重要になります。

従来の認証バッジの主な申請条件

Metaでは、従来の認証バッジを申請するアカウントについて、いくつかの条件を設けています。ここでは、企業アカウント向けに分かりやすく整理してご紹介します。

本物である(実在していること

申請するアカウントは、実在する個人や企業・団体であることが前提です。例えば企業の場合は、登記されている法人であることや、実際に事業として活動していることが求められます。いわゆる「架空のブランド」や「実態のないプロジェクト」などは対象外となります。

唯一である(公式アカウントが1つであること)

認証を受けられるのは、その人物や企業を代表する「唯一の公式アカウント」です。
同じ企業で複数のアカウントを運用している場合でも、基本的には1つに限られます。ただし、言語別に運用しているアカウントなどは、例外として認められるケースもあるようです。また、まとめ系アカウントやファンアカウントなどは対象外です。

完全である(アカウント情報が整っていること)

アカウントの状態も審査対象になります。

具体的には、
●公開アカウントである(鍵アカウントではない)
●自己紹介(プロフィール文など)が記載されている
●プロフィール画像が設定されている
●投稿などの活動が行われている(定期的な運用)
といった、基本的な情報や運用が整っていることが求められます。

有名である(一定の認知があること)

特に重要なのが、この「有名である」という条件です。
単に存在しているだけでなく、多くの人に知られている、もしくは検索されている実績があるかが見られるようです。

具体的には、
●複数のメディアで取り上げられている。
●検索エンジンで名前が調べられている。
●外部で話題になっている。
といった要素が判断材料になります。なお、広告記事や有料掲載のみでは、評価対象として見なされにくい傾向があります。

>>参考: Instagramヘルプセンター
 Instagramの認証バッジ
 Instagramで認証バッジを申請するための要件

従来の認証バッジは、「正しく運用されている公式アカウント」であることに加えて、外部からの認知や信頼があるかどうかも重視される仕組みとなっています。

再申請も可能

Metaの公式ヘルプによると、認証審査に通らなかった場合でも、30日経過後に再申請することが可能です。そのため、一度認証されなかった場合でも、継続的にチャレンジすることができます。

ただし、審査中に何度も申請を送ると、リクエスト自体がキャンセルされる可能性もあるため、まずは1回ごとの審査結果を待つようにしましょう。

・次回の申請までに状況を改善しましょう。

プロフィール欄の自己紹介文やプロフィール画像、公式サイトへのリンクなど、あらためて完成度を上げましょう。また、審査員はGoogleなどの検索結果も参照するようです。Webサイトやメディアで外部実績を増やしましょう。

>>参考:  Instagramヘルプセンター Instagramで認証バッジを申請した場合の流れ

 サービス資料 
資料表紙:Instagramアカウント運用設計リスト

公式Instagram運用設計リスト

インスタグラム公式アカウントの運用設計の際に、何を策定が必要な基本的な項目からわかりやすくまとめております。

Meta認証(Meta Verified)について|サブスク型(有料)

Meta認証(Meta Verified)とは

Meta認証(Meta Verified)は、Meta社で提供されている有料の認証サービスです。
従来のような著名性ベースの審査とは異なり、本人確認と一定の条件を満たすことで認証バッジを取得できる仕組みとなっています。

このMeta認証には、「クリエイター向け」と「ビジネス向け」のプランがありますが、本記事では、企業アカウント運用を前提とした「ビジネス向けMeta認証」を中心に整理していきます。

>>参考: Meta for Business   ビジネス用Meta認証 | Facebook、Instagram、WhatsAppでビジネスを認証

>>参考: Metaビジネスヘルプセンター   ビジネス向けMeta認証

Meta認証(Meta Verified)は月額制サービス(サブスクリプション)

Meta認証(Meta Verified)は、月額料金を支払って利用するサブスクリプション型のサービスです。

申し込みと支払いを行うことで利用でき、認証バッジの付与に加えて、アカウント保護機能やサポート機能など、SNS運用を支援するサービスが含まれている点も特徴です。

従来の認証バッジのように「著名性」を重視した仕組みとは異なり、運用支援や安全性の強化も含めたサービスとして提供されています。

活用メリット(運用視点)と購入時の注意点

Meta認証(Meta Verified)の特徴は、比較的導入しやすい点にあります。

例えば、下記のメリットがあげられます。
●条件を満たせば取得しやすい。
●比較的短期間で認証バッジを付けられる。
●セキュリティ・サポート機能が利用できる。

特に、アカウントの安全性を重視する場合や、早期に認証バッジを付けたい場合には選択肢となります。

一方で、Meta認証(Meta Verified)は月額費用が発生するサービスです。そのため導入にあたっては、単に「認証バッジが付くかどうか」ではなく、どのような目的で活用するのかを明確にしたうえで判断することが重要です。

Meta認証(Meta Verified)の料金プランと特典

企業アカウント向けに、ビジネス用プランが4つあります。

主な料金プランは以下の通りです。

・ビジネススタンダード:月額$14.99(約2,400円)

・ビジネスプラス:月額$49.99(約8,000円)

・ビジネスプレミアム:月額$149.99(約24,000円)

・ビジネスマックス:月額$499.99(約80、000円)

※料金は為替状況によって変動する場合があります。

>>参考: Metaビジネスヘルプセンター  ビジネス向けMeta認証の特典

それぞれのプランで提供されるサービスには違いがありますが、共通して提供されている主な特典は以下の通りです。

 主な共通特典 

認証バッジの付与:

申請した情報や書類に基づき、アカウントがMetaによって認証されていることを示します。

なりすまし対策:

Meta側が他のアカウントを監視し、なりすましの可能性があるアカウントを検出・対応します。

サポート機能(チャット・メール):

モバイルデバイスを中心に、問題発生時にチャットやメールでサポートを受けることができます。

検索での表示最適化:

企業名やユーザーネームで検索された際に、アカウントを見つけてもらいやすくなる仕組みです。

プロフィール機能の拡張:

プランによっては、プロフィールに掲載できる情報が増えるなど、アカウント表現の幅を広げることができます。

企業アカウントにおいては、単に認証バッジの付与を目的とするだけでなく、セキュリティ強化や運用サポートといった特典サービスも含めて検討の価値がありそうです。

まずは「信頼性が欲しい」企業アカウントの場合は、ビジネススタンダード(月額 約2,400円〜)で、低コストで「認証バッジ」の取得と「なりすまし監視」サービスだけでも、このプランで十分だと思います。

FacebookページとInstagramの両方でMeta認証(Meta Verified)を取得したい場合

Meta認証(Meta Verified)では、同じ「ビジネスポートフォリオ」に紐づいているビジネスアセットを、最大2つまで認証対象として設定できます。

例えば、Facebookページ(1アカウント)とInstagramビジネスアカウント(1アカウント)といった組み合わせで認証を取得でき、両方のアカウントに認証バッジが付与されます。

そのため、FacebookページとInstagramをあわせて運用している企業では、事前に「ビジネスポートフォリオ」を整備しておくことが重要です。

「ビジネスポートフォリオ」とは、Metaが提供するビジネス管理用のアカウントで、Meta Business Suiteなどのビジネスツールを利用する際の基盤となります。

>>参考: Metaビジネスヘルプセンター   ビジネスポートフォリオについて

従来認証とMeta認証(Meta Verified)の違い

あらためて従来の審査制の認証バッジとMeta認証(Meta Verified)の違いを整理しました。

Meta認証(Meta Verified)を申請する前に確認したいポイント

Meta認証(Meta Verified)の申請や従来の認証バッジの申請画面や操作方法は、アップデートによって変更されることがあります。そのため本記事では、細かな画面操作ではなく、企業アカウントとして事前に準備しておきたいポイントを中心に整理していきます。

プロフィール情報を最新状態にしておく

申請前には、下記のようなプロフィール欄の項目が最新情報で正確な情報になっているか確認しましょう。また、公式サイトや外部メディアなど、他の情報と表記が一致していることも重要なポイントです。

特に、以下のような項目は重要です。 
・企業名
・プロフィール画像
・自己紹介文
・公式サイトURL

本人確認書類・企業情報を確認しておく

申請内容によっては、本人確認や企業情報の提出が必要になる場合があります。スムーズに進めるためにも、事前に必要情報を整理しておくと安心です。

支払い方法(クレジットカード等)を準備しておく

Meta認証(Meta Verified)は月額制のサービスのため、支払い方法の登録が必要になります。そのため、事前にクレジットカードなどの決済手段を準備しておくとスムーズです。

また、企業アカウントの場合は、「どの部署・担当者が契約を管理するか」「会社名義で決済するか」など社内規則なども確認しておくと安心です。

ビジネスポートフォリオを整備しておく

上段でも触れていますが、Meta認証(Meta Verified)でFacebookページとInstagramのどちらのアカウントでも認証バッジを取得したい場合は、事前に「ビジネスポートフォリオ」を設定しておきましょう。

まとめ|認証バッジは「目的」に合わせて選ぶことが大切

Instagramの認証バッジの所得は従来の認証バッジ(審査制)とMeta認証(Meta Verified)2つ方法あり、それぞれメリットデメリットがあります。

従来の認証バッジ(審査制)|メリット・注意点

メリット
  • 無料で申請できる。
  • 「公式性」や「信頼性」を強く示しやすい。
  • ブランド価値の向上につながる。

注意点
  • 著名性が求められる。
  • 審査基準が分かりづらい部分もある。
  • 申請しても認証されない場合がある。

向いている企業
  • すでに一定の知名度がある。
  • メディア掲載実績がある。
  • ブランド認知を強化したい。

Meta認証(Meta Verified)|メリット・注意点

メリット
  • 条件を満たせば比較的導入しやすい。
  • 比較的短期間で認証バッジを取得しやすい。
  • サポートやセキュリティ機能を利用できる。

注意点
  • 月額費用が発生する。
  • 著名性やブランド力を証明する仕組みではない。
  • プラン内容を確認して選ぶ必要がある。

向いている企業
  • アカウント保護サービスに興味がある。
  • 早めに認証バッジを付けたい。
  • 運用サポートも活用したい。

認証バッジは、単に「青いチェックマークを付けること」が目的ではなく、企業アカウントの信頼性や安全性を支える仕組みの一つです。認証バッジの取得方法は「どちらが正解か」ではなく、自社の運用目的や体制に合わせて、無理のない形で選ぶことが大切です。

本記事が、これからInstagramの認証バッジを検討する企業のSNS運用担当者の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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企業のX(旧 Twitter)運用を継続するポイント|続かない理由と対策https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-20260612/Fri, 12 Jun 2026 00:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=15528

自社のXアカウントを開設し、運用を担当しているものの、「投稿のネタが思いつかない」、「気づくと更新が止まってしまう」といった悩みを抱えていないでしょうか。 特にXは、日々の継続的な発信が求められるプラットフォームです。一 ... ]]>

自社のXアカウントを開設し、運用を担当しているものの、「投稿のネタが思いつかない」、「気づくと更新が止まってしまう」といった悩みを抱えていないでしょうか。

特にXは、日々の継続的な発信が求められるプラットフォームです。一方で、SNS運用以外の業務と並行して運用を続けるのは簡単ではなく、負担を感じている担当者の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、企業のX運用が続かない理由を整理したうえで、継続するためのポイントを具体的に解説します。

企業のX(旧 Twitter)運用の特徴とは

企業のSNS運用と一口にいっても、プラットフォームごとに特性は大きく異なります。ここでは、企業がXを運用するうえで押さえておきたい主な特徴を整理します。

イラスト図:企業X(旧 Twitter)運用の特徴は4つ。①リアルタイム性が求められるプラットフォーム、②テキスト主体で「反応」も重視、③日常的な発信が受け入れられやすい、④炎上リスクと隣り合わせの環境。となります。

X(旧 Twitter)はリアルタイム性が求められるプラットフォーム

Xは、リアルタイム性や拡散力の高さといった特徴を持ち、今この瞬間の話題やトレンドに対して、素早く反応するユーザーが多いプラットフォームです。

そのため、ニュースや時事ネタ、季節のイベントなどと連動した投稿は、ユーザーの関心と重なりやすく、反応を得やすい傾向があります。一方で、タイミングを逃すと同じ内容でも反応が得られにくくなるため、日々の動きを意識した運用が求められます。

テキスト主体で「反応」も重視される

画像や動画も活用されるものの、他のSNSと比べてXはテキストの役割が大きく、投稿文での面白さや共感性が求められる傾向にあります。

また、「いいね」やリポスト(リツイート)、リプライといったユーザーのアクションが可視化されやすく、投稿に対する「反応」が拡散に直結する点も特徴です。

そのため、単に情報を発信するだけでなく、文章を通じたユーザーとのコミュニケーションを意識した投稿が求められます。

・日常的な発信が受け入れられやすい

Xでは、企業からの公式のお知らせだけでなく、日常的な出来事やちょっとした気づきといった、ライトな投稿も受け入れられやすい傾向があります。

いわゆる「中の人」の存在を感じられる投稿は、ユーザーとの距離を縮めるきっかけとなり、継続的な関係づくりにもつながります。

炎上リスクと隣り合わせの環境

拡散力が高い一方で、意図しない形で投稿が広がるリスクがある点も、Xの大きな特徴です。

表現のニュアンスや投稿のタイミングによっては、批判的な反応を招く可能性もあるため、投稿内容のチェック体制やリスクへの意識が欠かせません。

次章では、こうした特徴を踏まえたうえで、企業のSNS運用がなぜ続かなくなってしまうのか、その理由を整理していきます。

企業のX(旧 Twitter)運用が「続かない」主な理由

企業のX運用は、継続することが重要とされている一方で、更新が止まってしまうケースも少なくありません。では、なぜ企業のSNS運用は続かなくなってしまうのでしょうか。

ここでは、SNS現場で重要な3つのポイントを整理します。

イラスト図:SNS運用の重要ポイントは3つ。①投稿ね、②体制、③KPI設定です。この3つが運用継続に大きく影響しています。

投稿ネタが続かない

Xに限らず、SNS運用において最も多く挙げられるのが、「投稿ネタが思いつかない」という課題です。

運用を始めたばかりの頃は、新鮮さもあり比較的スムーズに投稿できるものの、次第にアイデアが不足し、更新頻度が落ちてしまうケースが多く見られます。

特にXはリアルタイム性が求められるため、「今日は何を投稿すればよいか」を日々考え続ける必要があります。こうした負担が、継続のハードルとなる要因のひとつです。

担当者の業務負担が大きい(体制)

企業のSNS運用は、専任ではなく他の業務と兼任しているケースも多く、担当者に負担が集中しやすい傾向があります。

投稿内容の企画からテキスト作成、画像・動画の用意、社内確認、投稿設定まで、1つの投稿に関わる工程は想像以上に多く、日常業務と並行して継続するのは容易ではありません。

その結果、忙しい時期に更新が滞り、そのまま運用が止まってしまうケースも見られます。

求められる成果(KPI設定)

Xに限らず、企業のSNSアカウントは短期間で利益に結びつくものではなく、継続的な取り組みが求められます。

一方で、社内では分かりやすい指標である「フォロワー数」の増加が注目されやすく、加えて利益への貢献が見えにくいと感じる場面も少なくありません。

そのため、「フォロワー数が伸びていない」「成果につながっていないのではないか」といったプレッシャーを感じてしまい運用担当者のモチベーションに影響することがあります。特にXは投稿ごとの反応にばらつきが出やすく、手応えを感じにくい点も、継続を難しくする要因のひとつです。

こうした課題を踏まえ、次章では、投稿ネタを継続的に生み出すための具体的な工夫について解説します。

投稿ネタの「準備」と「管理」を仕組み化する

Xだけでなく、SNSアカウントの運用を継続するうえで、大きなハードルとなるのが「投稿ネタ」の枯渇です。その場で都度考える運用では、どうしても負担が大きくなり、更新が止まりやすくなります。

こうした課題を解決するためには、投稿ネタを思いつきに頼るのではなく、あらかじめ仕組みとして準備しておくことが重要です。

ここでは、投稿ネタを安定的に生み出すための具体的な方法を紹介します。

投稿管理表でスケジュールと役割を可視化する

投稿内容やスケジュールを管理するために、一覧で確認できる管理表を用意しておくことは有効な方法です。

投稿予定日、原稿内容、使用する画像などをチーム内で共有することで、計画的かつ安定した運用につながります。また、「いつ・誰が・何を投稿するのか」を可視化できるため、属人的な運用を防ぎやすくなる点もメリットです。

特別なツールは必要なく、ExcelやGoogleスプレッドシートなどを利用してシンプルに始められます。

イラスト:カレンダーと統計「社内で可視化し、いつ、だれが、何を投稿」

一覧化しスケジュール管理することで、投稿頻度の調整につながる。

継続的な運用のためには、現実的な投稿頻度を設定することも重要です。

理想を高く設定しすぎると負担が大きくなり、更新が止まる原因になりかねません。自社のリソースや運用体制に合わせて、「この頻度なら続けられる」というラインを見極めることが、安定した運用の第一歩です。

コンテンツの「型」を作る

投稿ネタに悩む背景には、「その場で考える」運用になっていることが少なくありません。
Xに限らず、SNS運用を継続するうえでは、「毎回ゼロから考える状態」を避けることが重要です。

投稿の方向性やパターンをあらかじめ決めておくことで、日々のネタ出しの負担を大きく軽減できます。「型」を持つことで、考える負荷を減らしながら、安定した発信を続けることが可能になります。

イラスト:「今日は何の日」「おはようございます。」「社員から一言」シリーズ投稿イメージ、商品の紹介、投稿にはいろいろなパターン「型」を準備しましょう。

定期的に使える投稿パターンを用意する

投稿ネタに悩まないためには、繰り返し使えるコンテンツのパターンを用意しておくことが効果的です。

たとえば、

・曜日ごとの定期投稿
・シリーズ化された投稿(商品紹介、事例、豆知識など)
・ユーザーとのコミュニケーション投稿

など

上記のような発信内容の枠組みを決めておくと、毎回ゼロから考える必要がなくなり、運用のハードルが下がります。

過去コンテンツを再活用しよう

特にXはタイムラインの流れが速く、過去の投稿が継続的に閲覧されるとは限りません。そのため、新しいネタを生み出し続けるだけでなく、過去の投稿を再活用することも有効な方法です。

たとえば、

・反応の良かった投稿の再編集・再投稿
・複数投稿のまとめ直し
・情報のアップデート発信

といった工夫により、限られたリソースでも継続的な発信が可能になります。

「業界販促カレンダー」や「モーメントカレンダー」の活用

年中行事だけでなく業界ごとの販促カレンダーや、「今日は何の日」といった記念日を活用し、季節感のある投稿を行うことは有効な方法です。また、その年ごとのイベントやトレンドに関連づけた発信は、Xでは反応を得やすい傾向があります。

加えて、スポーツイベントや話題の映画、社会的なトピックなど、日頃から投稿につながる情報を意識して収集しておくことも重要です。

またXでは、「モーメントカレンダー」と呼ばれる資料が公開されており、どのような記念日や季節の話題が盛り上がりやすいかを把握することができます。無料でダウンロードできるため、投稿企画の参考として活用するとよいでしょう。

>>参考: Xマーケティング Xモーメントカレンダー

チームで公式アカウントを支える運用体制をつくる

企業のX運用を継続するためには、運用を支える体制づくりも欠かせません。

特に、担当者一人に業務が集中している場合、業務負荷の増加や不在時の対応などが原因で、運用が止まってしまうリスクが高まります。安定して継続するためには、チームで支える体制を整えておくことが重要です。

エンゲージメント対応の方針を決める

通常の投稿(オーガニック投稿)とは別に、ユーザーからのリプライやコメント、DM(ダイレクトメッセージ)への対応方針をあらかじめ決めておくことも重要です。

たとえば、

・すべてのリプライに返信するのか
・初動の数件のみ対応するのか
・投稿にいただいたリプライを全て「いいね」のリアクションにとどめるのか

など、対応の範囲を明確にしておくことで、担当者の負担をコントロールしやすくなります。

また、対応方針をチーム内で共有しておくことで、判断のばらつきを防ぎ、安定したコミュニケーションにつなげることができます。

運用ルールをドキュメント化し継続できる状態をつくる

特定の担当者に依存した運用は、その人が対応できなくなった瞬間に止まってしまうリスクがあります。またチームで運用している場合でも、判断基準が共有されていないと、投稿内容や対応にばらつきが生まれ、アカウントとしての一貫性が損なわれる可能性があります。

そのため、投稿ルールや運用フローに加え、どのような方針で発信・対応するのかといった考え方も含めてドキュメント化し、チーム内で共有しておくことが重要です。

たとえば、

・投稿文のトーン&マナー
・NG表現や注意点(自社の商材に影響するワードや表現)
・投稿までのフロー(作成〜承認〜公開)
・エンゲージメント対応の方針

といった内容を整理しておくことで、誰が対応しても一定の品質を保てる状態をつくることができます。

また、あらかじめ判断基準を共有しておくことで、日々の投稿や対応に迷いが生じにくくなり、スムーズな運用にもつながります。

イラスト:運用ルールをドキュメント化するのは特におすすめです。引継ぎにも役に立ちます。ライティングのトーン&マナー、NG表現や注意点、エンゲージメント対応など策定する必要がある点でもあります。

役割を分担し、運用の負担を分散する

SNS運用には、投稿の企画だけでなく、原稿作成、画像制作、社内確認、投稿設定、リプライ・DM対応など、さまざまな工程があります。これらを一人で担うのではなく、役割を分担することで、業務負担を分散しやすくなります。

特にXの場合は、当日の話題やトレンドに合わせたリアルタイム性の高い投稿と、記念日やキャンペーンなど事前に準備できる投稿の両方が求められます。
そのため、投稿の種類に応じて役割を分ける、あるいは対応できる体制を整えておくことが重要です。

たとえば、

・投稿ネタや企画を考える担当
・テキストや画像を作成する担当
・内容のチェックや承認を行う担当 ・投稿設定やスケジュール管理を行う担当
・ユーザーからのリプライ対応を行う担当(エンゲージメント対応)

といった形で役割を整理しておくことで、誰がどの業務を担うのかが明確になります。また、兼務の可否やリソース状況に応じて役割を調整することで、無理のない運用体制を構築することができます。

イラスト:SNS運用体制イメージ、担当者によっては兼務することもあります。投稿承認者、進行管理・投稿実行など。またライティングと投稿企画などのコンテンツ作成者などがあげられます。

「個性」と「チーム」を両立する

SNSの中でもXでは、担当者の個性を打ち出した投稿が強みになるケースも少なくありません。いわゆる「中の人」の存在によって、フォロワーとの距離が縮まり、反応を得やすくなる傾向があります。

一方で、特定の担当者に業務や判断が集中しすぎると、その人が不在になった際に運用が止まってしまうリスクもあります。継続的な運用を実現するためには、「個性を活かすこと」と「仕組みとして回すこと」の両立が欠かせません。

たとえば、「中の人」として発信するメイン担当を置きつつ、商品紹介や公式情報の発信などの定型コンテンツはチームで分担する、といった形で役割を分ける方法も有効です。

個性に頼りすぎるのではなく、「個性」を活かしながら「チーム」で支える体制を整えることが、無理なく継続できる運用につながります。

必ずしも最初から理想的な体制を整える必要はありません。まずは少人数でも無理なく回せる形をつくり、運用状況に応じて徐々に改善していきましょう。

イラスト:「中の人」にはカジュアルな親近感のある投稿を任せて、企業からの公式情報などはチームで担当することで、「中の人」の世界観も維持できます。

KPIを「運用指標」で設計する

企業のSNSアカウントの基本的な役割は、ユーザーとの「接点」を継続的につくることにあります。

そのため、商材の売り上げや短期的な成果に一喜一憂するのではなく、日々の積み重ねを適切に評価できる指標を持つことが重要です。

また、KPIを「運用指標」として設計することで、成果が見えやすくなり、改善の方向性も明確になります。その結果、無理のない形で運用を継続できる状態につながります。

(※)KPI(Key Performance Indicator):目標に対する進捗を測るための指標

ここからは、具体的な運用指標の考え方について解説します。

「バズる」ことや一時的な反響をKPIにしない

特にXでは、「バズる」ことが社内で期待されるケースもありますが、これをKPIとして設定するのは現実的ではありません。

話題化によって大きな成果が生まれる場合もありますが、再現性が低く、意図的にコントロールすることが難しいためです。そのため、これを目標に据えてしまうと、成果が安定せず、運用の方向性もぶれやすくなります。

また、「バズらなかった=失敗」と捉えられてしまうと、担当者の心理的な負担が大きくなり、継続が難しくなる要因にもなりかねません。

SNS運用を継続するためには、短期的な拡散ではなく、日々の積み重ねによる反応や関係性の変化といった、より安定した指標に目を向けましょう。

イラスト図:左にバズっている投稿イメージし、右に落ち着いた投稿をイメージしたイラスト。

「接点」を継続的につくることをKPIにする

上段で触れたとおり企業のSNSアカウントの役割は、ユーザーとの「接点」を増やし、関係性を継続的に築いていくことにあります。そのため、「どれだけ接点をつくれているか」を軸にKPIを設計することが重要です。

日々の積み重ねを前向きに評価できる指標を設定することで、無理のない継続的な運用につながります。

イラスト:大きなグラフをみながた考えている人。「運用指標」には、どのくらい接点を得られたか、どのくらい交流できたか。を見るアナリティクスデータをチェックしましょう。

たとえば、以下のような指標が考えられます。Xの「アナリティクス(インサイト)データ」で確認できる項目を中心に設定するとよいでしょう。

参考KPIポイント

・投稿数(継続的に発信できているか)
・インプレッション数(認知の広がり)
・エンゲージメント数(どのくらい「いいね」・リポスト(リツイート)・クリックを得られたか)
・リプライ数(ユーザーとの関係性)
・問い合わせリプライやDM(ダイレクトメッセージ)対応数(交流頻度)

このように、「運用指標」をベースとして、SNS運用の成果を多面的に捉えることができます。

また、「どの投稿が反応を得ているのか」「どのテーマがユーザーに響いているのか」といった点を、数値とあわせて確認し、次の投稿内容に反映していくことが重要です。

まとめ:「投稿ネタ」・「体制」・「KPI設定」を整理しましょう。

本記事では、「投稿ネタ」・「体制」・「KPI設定」の3つのポイントから、企業のXアカウント運用を継続するための考え方と課題について整理しました。

イラスト図:SNS運用の重要ポイントは3つ。①投稿ね、②体制、③KPI設定です。この3つが運用継続に大きく影響しています。

投稿ネタ:「その場で考える」のではなく、あらかじめ「準備」する仕組みを整える。

体制役割分担やルール整備など、チームで支える体制を整える。

KPI設定:「バズる」ことではなく、「運用指標」で設計する。

SNS運用は、単発の成果を求めるものではなく、日々の発信を積み重ねながら、ユーザーとの関係性を築いていく取り組みです。そのためには、個人の努力に頼るのではなく、仕組みと体制によって「続けられる状態」をつくることが重要になります。

まずは、自社の運用状況を振り返り、無理なく継続できる形になっているかを見直してみてください。小さな改善を積み重ねることが、安定した運用につながります。

また、日々の運用の中で「思うようにいかない」「負担が大きい」と感じる場面は、どの企業でも少なからずあるものです。弊社においても、試行錯誤を重ねながら運用を続けており、継続の難しさは日々実感しています。

だからこそ、無理のない仕組みづくりと、継続できる運用設計を少しずつ整えていくことが重要です。
本記事の内容が、日々の運用を見直すきっかけとなれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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はじめてのSNSキャンペーン運用|基本から学べるお役立ち記事まとめhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/blogguide-snscampaign/Thu, 21 May 2026 00:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=15869

SNSキャンペーンは、認知拡大やフォロワー獲得、ユーザーとのコミュニケーション活性化など、さまざまな目的で活用されています。 一方で、「どのSNSで実施するべき?」「どんな応募方法がある?」「参加されやすい企画とは?」な ... ]]>

SNSキャンペーンは、認知拡大やフォロワー獲得、ユーザーとのコミュニケーション活性化など、さまざまな目的で活用されています。

一方で、「どのSNSで実施するべき?」「どんな応募方法がある?」「参加されやすい企画とは?」など、初めてSNSキャンペーンを担当する際には迷うことも多いのではないでしょうか。

本ページでは、SNSキャンペーンの基本的な考え方から、企画時のポイント、企業アカウント事例、UGC施策のアイデアまで、SNSキャンペーン運用を基礎から学べる記事をまとめています。

これからSNSキャンペーンを実施したい方や、企画のヒントを探している方は、ぜひ気になるテーマからチェックしてみてください。

また、本ページでは、下記の5つのステップに沿って、SNSキャンペーンの基本をわかりやすく紹介しています。

イラスト図:SNSキャンペーンの基本をポイント①~⑤でご紹介しています。①基本スタイル(参加条件)、②実施目的、③企画の工夫、④UGC施策、⑤景品・賞品

気になるテーマから読み進めていただいても問題ありません。SNSキャンペーン運用のヒントとして、ぜひご活用ください。

アイコン画像:まずは①SNSキャンペーンの基本スタイル(応募方法)を見ていきましょう。

まず理解したい|SNSキャンペーンの基本

SNS担当者
SNS担当者

インスタのキャンペーンには、どんな応募方法があるの?

SNS担当者
SNS担当者

X(旧 Twitter)のフォロー&リポスト(リツイート)キャンペーンって、応募後に参加者対応は必要?

SNSキャンペーンは、フォロワー獲得や認知拡大、UGC(※)創出など、企業アカウントの運用施策として幅広く活用されています。

一方で、「どんな種類のキャンペーンがあるのか」「どのSNSで実施するべきか」「どのような応募方法があるのか」など、基本的な違いを整理できないまま企画を進めてしまうケースも少なくありません。

まずは、SNSキャンペーンの基本的な考え方や、代表的な実施方法について理解するところから始めましょう。

※UGC(User Generated Content):ユーザーによって投稿・作成された口コミや写真、動画、レビュー投稿などのコンテンツのことです。

X(旧 Twitter)キャンペーンとInstagramキャンペーンの基本

X(旧 Twitter)とInstagramでは、ユーザー層や拡散されやすい投稿形式、応募方法の特徴が異なります。

X(旧 Twitter)では、「フォロー&リポスト(リツイート)」を活用した拡散型キャンペーンが多く実施されており、参加ハードルが低く、短期間で情報を広げやすい点が特徴です。

まずは、それぞれのSNSキャンペーンの基本スタイルや特徴を理解していきましょう。

関連ブログ:SNSキャンペーンの基本の応募方法を紹介

 サービス資料 

アディッシュプラスの「SNSキャンペーン事務局代行」

資料表紙:アディッシュプラス_サービス紹介資料_SNSキャンペーン事務局代行

アディッシュプラスのSNS運用サポートサービスの一つである「SNSキャンペーン事務局代行」をまとめたサービス紹介資料です。

アイコン画像:つづいては②実施目的ウィへすすむ。

ここからは、SNSキャンペーンを実施するうえで重要な「目的」にフォーカスしていきます。 

②SNSキャンペーンを実施する目的

SNS担当者
SNS担当者

SNSキャンペーンって、実施目的を明確にしたほうがいいの?

SNS担当者
SNS担当者

新商品の認知拡大には、どんなSNSキャンペーン事例があるの?

SNSキャンペーンでは、実施目的を明確にすることがとても重要です。目的によって、応募条件(キャンペーンスタイル)や賞品(インセンティブ)、投稿内容の方向性も大きく変わってきます。

例えば、フォロワー数の増加を目的とするのか、商品・サービスの認知拡大を目指すのか、既存フォロワーや、商材のファンとのコミュニケーション活性化を目的とするのかによって、適したキャンペーン設計は異なります。

まずは、「誰に」「何を届けたいのか」を整理しながら、自社SNSキャンペーンの目的を考えてみましょう。

関連ブログ:SNSキャンペーンの実施目的を考えよう

X(旧 Twitter)キャンペーンとInstagramキャンペーンのさまざまな事例

SNSキャンペーンは、認知拡大やフォロワー獲得、商品・サービスの話題化など、さまざまな目的に合わせて企業アカウントが実施しています。

特にX(旧 Twitter)やInstagramでは、七夕や夏休みなどの季節イベント・年中行事に合わせたキャンペーン施策も多く見られます。応募方法や投稿内容を工夫することで、ユーザーとのコミュニケーション活性化や参加促進につなげている事例もあります。

実際の企業アカウント事例を参考にしながら、自社SNSキャンペーンの企画アイデアや施策設計のヒントを探してみましょう。

関連ブログ:SNSキャンペーンの事例を見てみよう

アイコン画像:つづいては③SNSキャンペーンの企画に工夫をプラスアルファする方法とは、

SNSキャンペーンは、フォロワー数の増加だけでなく、その後のコミュニケーション活性化やエンゲージメント向上につなげることも重要です。
ここからは、応募方法に「もう一工夫」を加えた企画アイデアについて見ていきましょう。

③参加を広げるキャンペーン企画の工夫

SNS担当者
SNS担当者

SNSキャンペーン後にフォロワーが減ってしまう…。せっかくなら、もう少し効果を残せないかな?

SNS担当者
SNS担当者

参加条件には、どんな工夫ができるの?

近年では、キャンペーンによって増えたフォロワーとの接点を活かし、参加だけで終わらない施策設計が重視される傾向にあります。

SNSキャンペーンでは、基本的な応募方法をベースにしながら、UGC(ユーザー投稿)や商品へのコメント投稿など、ユーザーとのコミュニケーションを広げる企画も増えています。
また、「当選率アップ」などの要素を加えることで、参加率やエンゲージメント向上につなげている事例も見られます。

事例を参考にしながら、自社キャンペーンでも“プラスα”の企画アイデアを考えてみてはいかがでしょうか。

関連記事:応募ハードルに“もう1ステップ”を加えた企画事例

アイコン画像:つづいては④UGCの活用です。そもそもUGCとは?何か。ぜひ参考にしてください。

ここからは、ユーザーによる投稿(UGC)を応募条件に取り入れたSNSキャンペーンについて紹介します。参加型施策のアイデアや、企業アカウント事例をぜひ参考にしてみてください。

④UGCを活用したSNSキャンペーンとは

SNS担当者
SNS担当者

UGCキャンペーンの投稿テーマがなかなか思いつかない…。

SNS担当者
SNS担当者

そもそもUGCって、どんな意味なの?

SNSキャンペーンは、実際の企業事例を見ることで、企画の方向性やユーザーとのコミュニケーション方法をイメージしやすくなります。

特にX(旧 Twitter)やInstagramでは、季節イベントに合わせた企画や、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用した施策など、さまざまなアイデアが活用されています。

UGC施策では、ユーザー自身が投稿に参加することで、商品・サービスに対するリアルな声や体験が広がりやすくなり、プラットフォームに投稿が残る点も特徴です。

ここでは、企業アカウントの事例をもとに、UGCを活用したSNSキャンペーンの企画アイデアや施策のヒントを紹介します。

関連ブログ:UGCを活用したキャンペーン施策

アイコン画像:つづいては⑤景品・商品(インセンティブ)の選び方についてです。

つづいては、SNSキャンペーンの景品・賞品(インセンティブ)の考え方について紹介します。応募方法との組み合わせによって、参加されやすさや集まるユーザー層も変わるため、企画設計の重要なポイントとなります。

⑤景品・賞品設計のポイント

SNS担当者
SNS担当者

賞品は、どのように選べばいいの?

SNS担当者
SNS担当者

自社の新商品をプレゼントにしたいけど、応募方法はどう設計すればいいの?

SNSキャンペーンでは、応募方法だけでなく、景品・賞品の設計によっても参加されやすさや集まるユーザー層が変わります。

例えば、フォロワー数の拡大を目的とする場合は、参加ハードルを下げ、多くのユーザーが参加しやすい企画にすることが重要です。一方で、商品やサービスへの理解を深めたい場合は、ファン層とのコミュニケーションにつながる企画設計が求められます。

そのため、SNSキャンペーンでは、「誰に届けたいのか」「何を目的に実施するのか」を整理したうえで、応募方法と賞品内容のバランスを考えることが大切です。

関連ブログ:応募方法とプレゼント設計のバランスを考えよう

SNSキャンペーンを成功につなげるヒント

SNSキャンペーンは、実施すること自体が目的ではなく、その後のコミュニケーションやブランド体験につなげていくことが重要です。

応募方法やキャンペーン設計、投稿内容、ユーザーとの接点づくりを工夫することで、フォロワーとの継続的な関係構築や、商品・サービスへの興味関心を高めるきっかけにもつながります。

また、SNSキャンペーンは、一度実施して終わりではなく、結果を振り返りながら改善を重ねていくことも大切です。

今後も、SNSキャンペーン運用のポイントや企画アイデア、改善の考え方について随時情報を追加していきます。ぜひブックマークして、SNS運用のヒントとしてご活用ください。

お気軽にお問い合わせください。

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X(旧 Twitter)のリポストとInstagramのシェアの拡散設計はどう違う?:「公開拡散型」と「クローズド共有型」https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/blog-20260413/Mon, 13 Apr 2026 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14984

X(旧 Twitter)の「リポスト」と、Instagramの「シェア」は、どちらも投稿を広げるための代表的な機能として知られていますが、「X(旧 Twitter)は拡散力が強い」そして「Instagramは拡散しにくい ... ]]>

X(旧 Twitter)の「リポスト」と、Instagramの「シェア」は、どちらも投稿を広げるための代表的な機能として知られていますが、「X(旧 Twitter)は拡散力が強い」そして「Instagramは拡散しにくい」といった印象ではないでしょうか。
実は、X(旧 Twitter)の「リポスト」とInstagramの「シェア」は、拡散の仕組みやユーザー行動の前提そのものが異なります。

本記事では、X(旧 Twitter)の「リポスト」と、Instagramの「シェア」の拡散構造を整理しました。自社の目的に合ったSNS活用を考えるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

「拡散」はSNSごとに設計が違う

企業のSNS担当者にとって、拡散力は重要な評価指標のひとつです。しかし、同じ拡散する機能を持っているからといって、すべてのSNSが同じように広がるわけではありません。

X(旧 Twitter)はタイムライン中心の公開型ネットワークです。投稿はフォロワーの枠を越えて可視化されやすく、「拡散されること」を前提とした設計になっています。

一方で、Instagramは、フォロー関係や興味関心に基づくレコメンドが軸となるプラットフォームです。シェア機能は存在するものの、その広がり方はX(旧 Twitter)とはまったく異なる設計になっています。

機能の印象は同じですが、拡散がどのように生まれ、どこへ広がるよう設計されているかに違いがあります。

X(旧 Twitter)のリポストは「公開拡散型」

参考イメージ図:X(旧 Twitter)のリポストは「公開拡散型」です。フォロワーなどのユーザーのリポストがさらに第三者に表示され、さらに波及します。拡散=広がりをイメージ。

X(旧 Twitter)のリポストは、以前は「リツイート」と呼ばれていた機能で、他者や自身の投稿をタイムライン上に再表示させる仕組みです。

一見シンプルな機能に見えますが、その本質は単なる再投稿ではありません。X(旧 Twitter)のリポストは、公開タイムライン上(※)での二次拡散を前提とした設計になっています。

またX(旧 Twitter)のリポストは拡散スピードに優れ、瞬間的な広がりを生みやすく、引用リポストにおいては自身の意見を加えられるため、時には議論、また共感の連鎖を生みやすいという特徴があります。

※非公開(鍵アカ)にしているアカウントのタイムラインは、フォロワー以外の第三者には閲覧されません。

>>参考:  ヘルプセンター 「Xの [おすすめ] タイムラインについて」

X(旧 Twitter)の「リポスト」と「引用リポスト」の違い

リポストには大きく分けて2つの方法があります。
一つは、他者や自身の投稿をそのまま即時に拡散する「リポスト」。もう一つは、元の投稿に自身のコメントを加えて発信する「引用リポスト」があります。

リポスト引用リポスト
投稿方法元投稿をそのまま即時に拡散。自身の文章を添えて再投稿。
エンゲージメントの帰属元投稿に紐づく。自身のアカウントに蓄積。
向いている場面
(企業アカウントの場合)
速報・キャンペーン告知などのアラート
など
・他社企業とのコラボ
・ユーザー投稿の紹介
など

タイムライン中心の拡散構造

X(旧 Twitter)はリアルタイム性が高く、基本的に投稿が時系列で流れていくプラットフォームです。
リポストされることで、その投稿は別のユーザーのフォロワーのタイムラインにも表示され、さらにリポストが重なることで連鎖的に広範囲に広がっていきます。
この「公開連鎖」が、X(旧 Twitter)における拡散スピードにも繋がっています。

フォロワー外への波及

リポストが増えると、アルゴリズムによって「おすすめ」にも載りやすくなります。つまり、フォロー関係を超えて閲覧される可能性が高まります。
キャンペーン告知や速報性の高い情報との相性が良い理由がここにあります。

企業アカウント運用でおさえておきたいポイント

X(旧 Twitter)の拡散は「瞬間風速型」

X(旧 Twitter)は拡散スピードが出やすい一方で、ユーザーが閲覧する「タイムライン」の流速も速いという特性があります。そのため、投稿が注目される時間は比較的短く、いわば瞬間的に広がり、素早く流れていく傾向があります。
話題化を狙う場合は、このスピード感を前提に投稿タイミングや頻度をプランすることが重要です。

公開タイムライン上での二次拡散を意識する

上段でも触れましたが、X(旧 Twitter)のリポストは、フォロワー内にとどまらず、公開タイムライン上で第三者へと連鎖的に広がる設計になっています。
これは大きなリーチを獲得できる可能性を持つ一方で、不特定多数の想定外の層にも届くという側面もあります。思わぬ反応を得る場合があるので注意しましょう。

Instagramのシェアは「クローズド共有型」

参考イメージ図:インスタグラムの「シェア」は「クローズド共有型」。拡散というよりは、共感の共有機能で、知り合いの情報を共有するスタイルで、「興味・関心」がさらに同じ趣味や嗜好をもった仲間に深くなっていくというイメージ。拡散機能ではありますが、おすそ分け的な機能です。

Instagramにも投稿を他者へ広げる「シェア」機能があります。
他者や自身の投稿を、ストーリーズで共有したり、DM(ダイレクトメッセージ)で個別に紹介する方法が代表的で、その広がり方はX(旧 Twitter)のリポストとは異なります。

Instagramのシェアは、おすすめしたい・興味ある投稿を、フォロワーやフォロー関係にある友人に共有(シェア)するもので、共感を共有するところが特徴です。
そのため、拡散は段階的で、爆発的なスピードは出にくい一方で、関心度の高い層へ深く届くという「深度の深い」特性があります。

また、Instagramも非公開(鍵アカ)にしているアカウントの投稿はシェアできません。フォロワーによるシェアは可能ですが、シェアされた第三者がフォロー関係にない場合は閲覧できません。

>>参考:  Instagramヘルプセンター 「Instagramアカウントを非公開にする」

ストーリーズ経由の「フォロワー内拡散」

Instagramでは、投稿がストーリーズでシェアされることでフォロワーに再表示ができます。
ストーリーズは、Instagramの投稿機能の中では拡散性が高い投稿形式ですが、フォロワーにのみの表示のため、X(旧 Twitter)のよに不特定多数へ一気に公開連鎖する設計ではありません。

DM(ダイレクトメッセージ)経由の1対1「非公開拡散」

見落とされがちですが、InstagramではDM(ダイレクトメッセージ)で個人間でのやりとり、私信での情報の共有も頻繁に行われています。これはタイムライン上には見えない拡散です。

企業側にとってはユーザーの動きが可視化しづらいものの、「この情報はあの人に教えたい」という心理が働いた結果であり、エンゲージメントの質としては非常に濃い行動と言えます。

投稿形式とシェアの組み合わせ

基本的には、どの投稿形式もシェアは可能ですが、アカウントが非公開(鍵アカ)の場合は、ストーリーズでシェアできません。
また、DM(ダイレクトメッセージ)によるシェアでも、非公開(鍵アカ)アカウントによる投稿はフォロワーでなければ表示されないため、投稿形式とユーザー側の設定を理解しましょう。

>>参考:  Instagram「Instagramリールに関するアドバイスとヒント: 親しい友達、音楽コラボ、テンプレートなど」

投稿形式ストーリーズでのシェアDM(ダイレクトメッセージ)でのシェア
フィード投稿可能。

※非公開アカウントの投稿は不可。
可能。

※非公開アカウントの投稿は閲覧者がフォロワーである必要があります。
ストーリーズ可能。
※非公開アカウントの投稿は不可。
※相手が非公開でも、自身がメンションされた場合は可能。
可能。

※非公開アカウントの投稿は閲覧者がフォロワーである必要があります。
リール
可能。
※非公開アカウントの投稿は不可。
可能。

※非公開アカウントの投稿は閲覧者がフォロワーである必要があります。

企業アカウント運用でおさえておきたいポイント

Instagramの拡散は「広めたい」よりも「共有したい」

Instagramで拡散を生むためには、「広めたい」よりも「共有したい」ということが重要になります。またユーザーアクションの「保存」にも繋がる、後から見返したくなる投稿を作成する必要があります。

たとえば、
・知識を伝える投稿(ノウハウやハウツーなど、実用性のある情報)
・体験やストーリー性のあるコンテンツ(共感や感情移入を生む内容)
・眼福性の高いビジュアル(美しい・面白い・思わず見入ってしまう画像や動画)

これらに共通するのは、「自分の中だけに留めておくには惜しい」という感情を生みやすい点です。Instagramは、関係性の中で価値が共有されていくプラットフォームであることを前提に、投稿プランを立てることが重要です。

 サービス資料 

アディッシュプラスの公式Instagram運用設計リスト

資料表紙:Instagramアカウント運用設計リスト

インスタグラム公式アカウントの運用設計の際に、何を策定が必要な基本的な項目からわかりやすくまとめております。

まとめ:機能は同じでも広がりの違いを理解しよう。

X(旧 Twitter)のリポストとInstagramのシェアは、どちらも「拡散機能」ではありますが、その構造や広がり方には大きな違いがあります。

  • X(旧 Twitter)は「公開拡散型」でプラットフォームが拡散構造を持ち、短時間で一気に広がり、拡散スピードに強みがあります。
  • Instagramは共感の共有を、ストーリーズやDM(ダイレクトメッセージ)を通じて関係性の中で広げる「クローズド共有型」が特徴です。

SNS運用では投稿内容に注目されがちですが、成果はコンテンツだけで決まるものではありません。プラットフォームごとの機能設計を理解したうえで投稿をプランすることが、企業アカウントの成果を左右します。

SNSの使い分けにも繋がりますが、例えば、認知を一気に獲得したいのか、実用性のある情報として保存されたいのか、SNSの機能や拡散構造を理解したうえで投稿をプランすることをおすすめします。

役割X(旧 Twitter)Instagram
拡散の特徴「公開連鎖型」
拡散スピード
「クローズド共有型」
拡散深度が深い
SNSの役割認知拡大理解・共感
主な拡散機能リポスト・ストーリーズ
・DM(ダイレクトメッセージ)
拡散を促す投稿プラン
話題性・リアルタイム保存・ビジュアル重視・ノウハウ

本記事では、X(旧 Twitter)のリポストとInstagramのシェアの違いを、拡散構造の観点から整理しました。

こうした拡散設計やSNSごとの役割分担は、実際の運用の中で判断に迷う場面も多いものです。もし、 「自社アカウントの運用プランを見直したい」とお考えの場合は、当社のSNS運用支援サービスもぜひご覧ください。

お気軽にお問い合わせください。

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Instagramの基本機能を理解しよう:「メンション」と「タグ付け」の違いとは?https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/instagram/blog-20260323/Mon, 23 Mar 2026 02:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14709

Instagramを運用していると、「メンション」と「タグ付け」という言葉を目にする機会は多いのではないでしょうか。どちらもよく使われる機能ですが、特に企業アカウントの場合、相手企業やユーザーとの関係性にも関わるため、基 ... ]]>

Instagramを運用していると、「メンション」と「タグ付け」という言葉を目にする機会は多いのではないでしょうか。どちらもよく使われる機能ですが、特に企業アカウントの場合、相手企業やユーザーとの関係性にも関わるため、基本を理解しておくことが重要です。

そこで本記事では、Instagram運用を担当し始めた方にも分かりやすく、「メンション」と「タグ付け」の違いについて解説します。 日々の運用をスムーズに進めるための基礎知識として、ぜひ参考にしてください。

「メンション」とは?

Instagramのメンションとは、フィード投稿のキャプション(投稿文)やストーリーズ内などで「@ユーザーネーム」と入力し、特定のアカウントを指定する機能です。

閲覧するユーザーが「@ユーザーネーム」のメンション箇所をタップすると、メンションされたアカウントのプロフィール画面へ遷移します

メンションを使うことで、自身の投稿文やコンテンツから他のアカウントを紹介できる点が特徴です。

DM(ダイレクトメール)とは異なり、第三者も閲覧できる通常の投稿内で使われるため、投稿内容とメンションしたアカウントとの関連性を伝えることができます。

また、メンションされた側には通知が届くため、それをきっかけに投稿に気づき、交流が生まれるケースもあります。個人ユーザーから自社アカウントをメンションされた場合には、フォロワー以外のユーザーに自社アカウントを知ってもらうきっかけにもなります。

一方で、企業アカウントから個人ユーザーをメンションする場合は注意が必要です。唐突にメンションするのではなく、事前にダイレクトメール(DM)などでコミュニケーションを取り、投稿内容について了承を得たうえで投稿するなど、相手への配慮を忘れないようにしましょう。

画面イメージ:左はとあるアパレルブランドのメイン公式インスタグラムアカウント、その投稿には渋谷店舗のインスタグラムアカウントを「@メンション」している。そのメンションをタップすると右側の渋谷店のインスタグラムアカウントの、プロフィール画面へ遷移しているイメージを紹介しています。

>>参考: (インスタグラム )ヘルプセンター_ 「Instagramで他の人にメンションする」

「メンション」の特徴

改めてメンションについてまとめました。

  • 投稿やストーリーズ内で「@ユーザーネーム」を入力するだけで使える、シンプルな機能です。
  • プロフィール文だけでなく、フィード投稿、ストーリーズ、リール(動画)、コメント欄など、さまざまな場所で利用できます。
  • メンションされた「@ユーザーネーム」をタップすると、対象アカウントのプロフィール画面へ遷移します。
  • メンションされた側には通知が届くため、投稿に気づいてもらいやすく、コミュニケーションのきっかけになりやすい点も特徴です。
  • Instagramは機能アップデートを頻繁に行っており、公式ヘルプセンターでは明確な上限数は示されていませんが、一般的にはフィード投稿では最大20件、ストーリーズでは最大10件程度が目安とされています。

※メンション可能な件数や仕様は、Instagram側のアップデートにより変更される場合があります。

「メンション」はどこで使えるのか

Instagramのメンションは、さまざまな投稿形式の主に文章エリアで利用できます。

プロフィール文

自社で運用している別アカウントや関連アカウントの紹介に活用できます。

フィード投稿のキャプション(投稿文)

1投稿あたり最大20件程度が目安とされています(※)。

コメント投稿

投稿内容に関連するアカウントを補足的に紹介したい場合に利用できます。

ストーリーズ

1投稿あたり10件程度が目安とされています(※)。
テキスト入力のほか、スタンプ機能の「@メンションスタンプ」などを使って設定することも可能です。

リール(動画)

動画内のテキスト、またはそのリール(動画)のキャプション(投稿文)でメンションを設定できます。

※メンション可能な件数や仕様は、Instagram側のアップデートによって変更される場合があります。

「メンション」されるとどうなるのか(表示・通知)

メンションされた場合、相手のアカウントにはいくつかの変化が起こります。企業アカウントとして運用する際は、通知や表示の仕組みを理解しておくことが大切です。

表示について

メンションは、投稿内の主に文章内に表示されるのみで、別途画面などに一覧化されることはありません。投稿内のみで関係性を示すための機能です。

通知について

多くの場合メンションされると、メンションされたアカウントへ通知が届きます。

フィード投稿・リールにメンションを入れた場合:
「アクティビティ(ハートマーク)」画面にて通知の確認をすることが可能です。

ストーリーズにメンションを入れた場合
DM(ダイレクトメール)で通知の確認が可能です。

この通知をきっかけに、相手が投稿に気づくケースもありますが、通知の有無や表示方法は相手側の通知設定によって異なります。そのため、必ずしも相手がメンションに気づくとは限らない点には注意が必要です。

「メンション」の注意点

メンションは、相手側の通知設定や公開範囲によって影響を受けます。

通知がオフにされている場合がある

メンションは、相手ユーザーの通知設定によって、受信をオフにされている場合があります。そのため、メンションしても気づかれないケースがあります。

(設定例)
プロフィール画面右上の三本線アイコン>「設定とプライバシー(または『設定とアクティビティ』)」>「お知らせ」>「投稿、ストーリーズ、コメント」などで通知をオフに設定可能。

メンションできる相手の範囲は制限できる

ユーザーは、自分をメンションできる人の範囲を設定できます。そのため、メンションしようとしても、「@ユーザーネーム」がリンク化されない、入力しても候補に表示されないといった場合は、相手側の設定が影響している可能性があります。

(設定例) プロフィール画面右上の三本線アイコン>「設定とプライバシー(または『設定とアクティビティ』)」>「タグとメンション」>「あなたを@メンションできる人」で範囲を設定可能。

ブロックされている場合はメンションできない

こちらのアカウントが相手からブロックされている場合、メンション自体ができません。

ストーリーズのメンションは投稿後に編集できない

ストーリーズでは、投稿後にメンションを編集することができません。アカウント名の誤入力や選択ミスがないよう、投稿前に必ず確認することが大切です。

>>参考: (インスタグラム )ヘルプセンター
 「Instagramであなたをメンションまたはタグ付けできる人」
 「他の人のInstagramストーリーズでメンションされた場合はどうなりますか。」
 「Instagramでほかの利用者をブロックするとどうなりますか。」

「タグ付け」とは

Instagramのタグ付けとは、投稿する画像や動画に特定のアカウントを吹き出し表示にし、紐づけする機能です。投稿内容とアカウントの関係性を、視覚的に分かりやすく伝えられる点が特徴です。

タグ付けをしている投稿には「人マーク」が表示され、その投稿の画像や動画をタップすると、紐づけられたユーザーネームが吹き出し形式で表示されます。
表示されたユーザーネームをタップすると、そのアカウントのプロフィール画面へ遷移します。

タグ付けされたアカウントには通知は届きませんが、プロフィール画面の「タグ付けされた投稿」タブに一覧になり表示されます。

またメンションと同様で、企業アカウントが個人アカウントをタグ付けをする場合は投稿前に了承を得てからにしましょう。

画面イメージ:左にはタグ付けした投稿画面。架空の飲料メーカーにインスタグラムアカウントで、全ての飲料ブランドを紹介する投稿。その投稿の左下には人マークが表示されています。それをタップすると、中央の画面イメージでは吹き出し表示でタグ付けされたユーザーネームが表示されます。そのなかの一つお茶ブランドのユーザーネームをタップすると、右画面のタグ付けされたお茶ブランドのインスタグラムアカウントのプロフィール画面に遷移した様子を画像で紹介してます。

>>参考: (インスタグラム )ヘルプセンター_ 「Instagramの投稿に利用者をタグ付けする」

「ハッシュタグ」とは違います。

名前が似ている機能にハッシュタグがありますが、タグ付けとハッシュタグは目的や使い方が異なる機能です。

ハッシュタグは、投稿の検索性や拡散性を高めることを目的とした機能です。「#(ハッシュ記号)」とキーワードを組み合わせて設定することで文字がハイパーリンク化され、同じハッシュタグが付いた投稿を検索できるようになります。

ハッシュタグは、フィード投稿のキャプション(投稿文)やコメント欄に設定できますが、特定のアカウントと投稿の関係性を示すものではありません。この点がタグ付けとの大きな違いです。

「タグ付け」の特徴

改めてタグ付けについてまとめました。

  • 投稿する画像や動画そのものに、特定のアカウントを紐づける機能です。
  • 画像や動画内に設定できるため、投稿内容と他者アカウントの関係性を、視覚的にわかりやすく伝えられます。
  • タグ付けされた投稿の左下に「人マーク」が表示され、画像や動画をタップすると、吹き出し形式でタグ付けされたユーザーネームを確認できます。
  • 吹き出し内のユーザーネームをタップすると、該当アカウントのプロフィール画面へ遷移します。
  • 自身のアカウントがタグ付けされると、プロフィール画面の「タグ付けされた投稿」に一覧になり表示されるので確認が可能です。
  • 1つの投稿に設定できるタグ付け数には上限があり、フィード投稿では1投稿あたり最大20件程度が目安とされています(※)。

※タグ付け可能な件数や仕様は、Instagram側のアップデートにより変更される場合があります。

「タグ付け」はどこで使えるのか

Instagramのタグ付けはキャプション(投稿文)やコメント欄では設定できません。画像や動画そのものに紐づける機能である点が、メンションとの大きな違いです。

フィード投稿(画像・動画)

タグ付けが最もよく使われる場面です。商品提供先や紹介したい企業・ブランドなどを、画像や動画に直接紐づけることができます。

リール(動画)投稿

動画コンテンツ内でもタグ付けが可能です。

ストーリーズ

ストーリーズでは、フィード投稿やリールのようなタグ付けは行えず、メンションと同じ「@メンションスタンプ」機能などを使って設定する形になります。

「タグ付け」されるとどうなるのか(表示・通知)

タグ付けされた場合、いくつかの変化が起こります。企業アカウントとして運用する際は、メンションとは異なる点も含め、通知や表示の仕組みを理解しておくことが重要です。

表示について

タグ付けされた投稿は、プロフィール画面の「タグ付けされた投稿」タブに表示されます。
プロフィール上に一覧として残るため、メンションと比べて、投稿とアカウントの関係性が継続的に確認しやすい点が特徴です。

通知について

メンションと違い、通知はありません。

画面イメージ:架空のユーザーのプロフィール画面の「タグ付けされた投稿」タブ画面。自分のアカウントをタグ付けした投稿が一覧化されて表示されている。

>>参考: (インスタグラム )ヘルプセンター
 「Instagramの投稿で誰かをタグ付けした場合に、その投稿を見ることができる人」
 「自分がタグ付けされたInstagram投稿を見ることができる場所」

「タグ付け」の注意点

タグ付けも、メンションと同様に相手側の設定によって挙動が変わる機能です。

ユーザー側で事前にタグ付けを拒否できる

ユーザーは、自身のアカウントに対するタグ付けを制限・拒否する設定が可能です。そのため、第三者からタグ付けできない場合があります。また、「フォローしている人のみ許可する」など、タグ付けを許可する範囲を設定することもできます。

(設定例)
プロフィール画面右上の三本線アイコン>「設定とプライバシー(または『設定とアクティビティ』)」>「タグとメンション」>「タグ付けを許可しない」などを設定可能。

「タグ付けされた投稿」タブは、ユーザーの承認制にできる

タグ付けされた投稿は、相手の設定によって、承認後にプロフィールの「タグ付けされた投稿」タブへ表示する仕組みに変更できます。そのため、アカウント間の関係性を示す目的でタグ付けを行っても、相手が承認しない限り、プロフィール上には表示されない場合があります。

(設定例)
プロフィール画面右上の三本線アイコン>「設定とプライバシー(または『設定とアクティビティ』)」>「タグとメンション」>「タグ付けを手動で承認」や「タグの管理」をオンにすると完了。

ブロックされている場合は「タグ付け」できない

こちらのアカウントが相手からブロックされている場合、タグ付け自体ができません。

>>参考: (インスタグラム )ヘルプセンター
 「自分がタグ付けされたInstagram投稿を手動で承認するよう設定する 」
 「他の利用者のInstagram投稿での商品タグの利用を管理する」
 「Instagramでほかの利用者をブロックするとどうなりますか。」

「メンション」と「タグ付け」の比較表

※件数や仕様は、Instagramのアップデートにより変更される場合があります。

まとめ:企業アカウントが「メンション」や「タグ付け」する際には配慮を

「メンション」と「タグ付け」の大きな違いは、

メンションは主に投稿のテキストエリアで機能し、タグ付けは画像や動画内で機能する点にあります。

いずれも、Instagram上で相手に投稿を知らせたり、投稿内容との関係性を伝えたりできる便利な機能です。一方で、企業アカウントが第三者をメンションやタグ付けすることは、相手との関係性を公に表示する行為でもあります。そのため、相手側の意向や設定に配慮したうえで、適切に活用することが大切です。

Instagram運用時には下記を意識してメンションやタグ付けを利用しましょう。

事前に一言確認を行う

取引先や個人アカウントをメンションやタグ付けする場合は、ダイレクトメール(DM)などで事前に連絡し、投稿内容や公開範囲について確認しておくと安心です。ひと手間をかけることで、思わぬ誤解やトラブルの防止につながります。

関係性が明確な場合にのみ利用する

投稿内容とアカウントの関係性が分かりにくい場合、第三者の閲覧者に誤解を与える可能性があります。必要に応じてキャプション(投稿文)で紹介や補足説明を加え、なぜそのアカウントをメンション・タグ付けしているのかが伝わるようにしましょう。

相手側の設定を前提に考える

メンションやタグ付けは、相手側ユーザーの設定によって、
  ・通知が届かない
  ・メンション・タグ付け自体が制限されている
  ・タグ付けされた投稿がプロフィールの「タグ付けされた投稿」タブに表示されない
といったケースがあります。

「通知されるはず」「プロフィールに表示されるはず」と決めつけず、相手側の設定に左右される機能であることを前提に運用することが重要です。

メンションやタグ付けは便利な拡散機能であると同時に、関係性を可視化する機能でもあります。繰り返しとなりますが、企業アカウントとしては、相手への配慮を前提とした運用を心がけたいところです。

「なんとなく使っていた」機能も、基本を整理することで、より安心して活用できるようになります日々のInstagram運用を見直す際の参考として、本記事の内容がお役に立てば幸いです。

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アディッシュプラスの公式Instagram運用設計リスト

資料表紙:Instagramアカウント運用設計リスト

インスタグラム公式アカウントの運用設計の際に、何を策定が必要な基本的な項目からわかりやすくまとめております。

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X(旧 Twitter)企業アカウントの「#猫の日」投稿事例2026https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-catday2026/Mon, 16 Mar 2026 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14809

2月22日は、「にゃん(2)にゃん(2)にゃん(2)」の語呂合わせから生まれた「猫の日」。毎年SNSに多くの猫に関する投稿が集まり、企業アカウントにとっても参加しやすい記念日のひとつとなっています。 本記事では、2026 ... ]]>

2月22日は、「にゃん(2)にゃん(2)にゃん(2)」の語呂合わせから生まれた「猫の日」。毎年SNSに多くの猫に関する投稿が集まり、企業アカウントにとっても参加しやすい記念日のひとつとなっています。

本記事では、2026年の「猫の日」における企業アカウントの投稿事例を、主にX(旧 Twitter)を中心に整理しました。記念日投稿のどのようにプランを立てるべきかを振り返りながら、今後のSNS運用の参考としてご活用いただければ幸いです。

※本記事内の投稿事例は、X(旧 Twitter)およびInstagramの埋め込み機能を利用しています。閲覧環境や通信状況によっては、表示に時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

2026年2月22日(日)の「猫の日」を振り返る

週末に苦戦するSNS

2025年、そして2026年の「猫の日」は、ともに週末となりました。
話題性の高い記念日ではあるものの、企業アカウントの運用フェーズやフォロワー属性によっては、例年の「猫の日」ほどインプレッション数やエンゲージメントが伸びなかったと感じた担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。

米国シカゴに本社を置く Sprout Social の調査(調査対象46万3000のソーシャルプロフィールで、約27億件のエンゲージメントを分析)によれば、SNSは火曜から木曜の平日日中にエンゲージメントが集まりやすい傾向があるとされています。

また同調査によると、週末はユーザーの利用時間そのものは長くなる一方で、閲覧はするものの、リアクションは控えめという行動パターンが増えることが指摘されています。またInstagramにおける土曜日は、オンライン時間が長いものの、週のなかで最もエンゲージメントが低い日とされています。

このような傾向を踏まえると、週末となった2026年の「猫の日」は、単に話題性に乗るだけでは成果につながりにくい、設計難易度の高いタイミングだったと言えるでしょう。

ソーシャル メディアに投稿するのに最適な時間(Sprout Social社による調査)

月:午前10時~午後7時
火:午前10時~午後5時
水:午前10時~午後5時
木:午前10時~午後5時
金:午前10時~午後4時
投稿するのに最適な曜日:火、水、木
投稿するのに適さない曜日:土、日

>>参考:Sprout Social
 Best Times to Post on Social Media in 2025 – Days & Times
 Best Times to Post on Twitter (X) in 2025 [Updated October 2025]
 Best Times to Post on Instagram in 2025 [Updated October 2025]

8月8日「世界猫の日」との分散

もうひとつ見逃せないのが、「猫」というテーマの年間分散です。
8月8日には、国際的な記念日として知られる「世界猫の日」があります。近年はこの日にも多くの企業アカウントが猫関連の投稿を行っており、「猫」を活用したコミュニケーションの機会は年に複数回存在しています。

参考イラスト:8月8日「世界猫の日」と2月22日「猫の日」を表示

そのため、2月22日の「猫の日」だけが特別な発信機会という位置づけではなくなりつつあります。過去にも似たような猫モチーフの投稿を行っている場合、ユーザーに既視感を与えてしまい、新鮮味を出すハードルが上がる可能性も考えられるでしょう。

両方の記念日に参加すること自体は問題ありませんが、それぞれで切り口を変える設計や、曜日との兼ね合いを踏まえて、年間視点でテーマを整理し投稿計画を立てることが重要です。

とりわけ2026年は上段でも触れたように週末という条件も重なりました。
「記念日である」という理由だけではエンゲージメントを確保しにくくなっている点は、企業アカウントにとって押さえておきたい変化のひとつと言えるでしょう。

週末対策:金曜日に先出し投稿

週末という条件下で、多くの企業アカウントが選択したのが、週末の「猫の日」当日での投稿を避け、2月22日(日)「猫の日」の直前の金曜日に「今週末は猫の日ですね」といった形で投稿する方法です。

週末のエンゲージメント低下を見越すだけでなく、平日のみ運用している企業、また競合が集中する前に先手を打つという発想は、記念日投稿を考えるうえで参考にしたい工夫のひとつです。

Pino(ピノ)/ 森永乳業

>>参考:  @morinaga_pino 2026年2月20日(金)投稿

大手乳製品メーカー・森永乳業が展開する商品ブランド「Pino(ピノ)」の公式X(旧 Twitter)アカウントは、「猫の日」当日ではなく、2月20日(金)に投稿を行っていました。週末を目前に控えたタイミングでの先出し投稿です。

投稿では、商品の丸い形状を活かし、耳をつけて猫の姿に見立てたクリエイティブ画像を公開。実際に販売されている商品ではありませんが、「こんなピノがあったら食べてみたいと思った方は“いいね”で教えてください」といったかたちで、ユーザーにリアクションを促す設計が取られていました。

商品を自然に活かしながら、ユーモアを交えて「猫の日」の話題に参加する構成は、無理のないトレンド活用の好例と言えるでしょう。また、金曜日に投稿することで、週末本番前にエンゲージメントを獲得しようとする時間設計も見習いたいポイントです。

Glico PR Japan

>>参考:  @GlicoPRJP 2026年2月20日(金)投稿

菓子・食品メーカーである江崎グリコの公式X(旧 Twitter)アカウントも、「猫の日」当日ではなく、2月20日(金)に投稿を行っていました。
週末に入る前のタイミングで話題に参加する設計です。金曜日に投稿することで、エンゲージメントが下がる週末を避け、競合投稿が集中する前にユーザーとの接点をつくる時間設計も、前述の事例と同様に参考にしたいポイントです。

こちらのアカウントは、スポーツ支援などの社会的取り組みに関する発信に加え、商品を楽しむ一般ユーザーのUGC(※)投稿をリポストで紹介するなど、日頃からユーザーと企業をつなぐコミュニケーションを意識した運用が特徴です。

「猫の日」に向けた投稿では、人気商品の「カプリコ」に猫をモチーフとしたトッピングを施した画像を公開。プロモーション色を強く打ち出すのではなく、どこか家庭でも再現できそうな、手づくり感のある表現が印象的でした。

※UGC(User Generated Content):ユーザーによって作成・投稿されたコンテンツの総称。SNS投稿に限らず、レビューや写真、動画なども含まれます。

Francfranc(フランフラン)

>>参考:  @Francfranc_web 2026年2月19日(木)投稿

インテリア・雑貨ブランドの Francfranc 公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」を前にした平日の2月19日(木)に投稿を行っていました。投稿では、猫をモチーフにした雑貨アイテムを紹介。さらにセルフリプライで関連商品を追加紹介する構成とし、プロフィール画面上で「猫アイテム特集」のように見せる工夫も見られました。

上段の企業と同様に「先出し」という点では共通していますが、実店舗を持つブランドの場合、当日の来店や購買を想定すると、事前に商品情報を届けておくことには大きな意味があります。
記念日と生活者の行動を見据えてタイミングを設計している点は、参考にしたい事例です。

社員の愛猫を投稿

「猫の日」の投稿では、社員が実際に飼っている猫を紹介する企業アカウントも見られました。商品訴求ではなく、社員の愛猫を通じて記念日に参加するスタイルです。社内で写真やエピソードを募りながら発信するこの取り組みは、企業アカウントに親近感をもたらすと同時に、社内連携の一例としても参考にしたい手法と言えるでしょう。

モスバーガー

>>参考: @mos_burger
 2026年2月22日(日)午前0:00
 2026年2月22日(日) 午後2:00 投稿

ハンバーガーチェーンの モスバーガー 公式X(旧 Twitter)アカウントでは、2026年2月22日(日)の「猫の日」当日に投稿を実施。午前0時の投稿を皮切りに、朝から午後にもかけて「猫」投稿を発信。一日を通して記念日に参加する姿勢が見られました。

投稿にはハッシュタグ「#モス社員のネコチャン」を使用し、社員が実際に飼っている猫の写真を紹介。通常は商品やキャンペーン情報を中心に発信しているアカウントですが、この日は「猫一色」ともいえる構成でした。飼い主だからこそ撮影できる自然な表情や日常のワンシーンが並び、企業アカウントでありながら、どこか温度を感じるタイムラインとなっていました。
特定の商品を訴求するのではなく、記念日そのものを楽しむ姿勢を前面に出した点は印象的です。

カゴメ

>>参考: @KAGOME_JP 
 2026年2月19日(木)投稿
 2026年2月22日(日)午後2:22 投稿

食品メーカーの カゴメ 公式X(旧 Twitter)アカウントでは、週末に入る前の2月19日(木)に先出し投稿をし、当日にも「猫の日」投稿をしていました。
玉子料理にケチャップでメッセージやイラストを描く「#オムレター」形式で投稿。オムライスにケチャップで猫のイラストを描き、「猫の日」に向けた楽しい予告として発信していました。自社商品であるケチャップの特長を活かしながら、記念日に参加する構成です。

そして「猫の日」当日には、2月22日(日)午後2時22分という「2」が並ぶタイミングにあわせて投稿。中の人の愛猫のベストショットを紹介していました。
細やかな時間設定へのこだわりは参考になります。運用に便利な予約機能ですが、時間にこだわる場合に活用するという好例だと思います。

楽天カード

>>参考:  @RakutenCard 2026年2月20日(金)投稿

クレジットカードブランドの楽天カード公式X(旧 Twitter)アカウントでは、通常は公式アプリのメンテナンス情報やキャンペーン告知など、実用性の高い情報発信が中心となっています。
しかし「猫の日」には、社員の愛猫の写真を紹介する投稿を行っていました。自宅でリラックスする猫の姿を社員から募り、複数の写真を共有。企業アカウントでありながら、やわらかな空気感が生まれ、親近感を抱かせる内容となっていました。
また投稿文では、貯めたポイントで猫にちょっと贅沢なプレゼントをという一文を添え、自社サービスにも自然に言及。記念日を楽しみながらも、サービス紹介をさりげなく保っている投稿文の好例です。

AIを活用した画像での投稿

SNS運用において、一定のリソースを要するのが画像や動画のクリエイティブ制作です。近年では、AIを活用して生成した画像を投稿に取り入れる企業も増えてきました。

AIによる生成であることを明記したうえで、現実ではありえない世界観やユニークなビジュアルを表現できる点も特徴のひとつです。発想次第では、記念日投稿や話題づくりの手法として、ひとつの有効な選択肢になり得るでしょう。

三菱電機ビルソリューションズ

>>参考:  @MEBS_JP_journal 2026年2月20日(金)

ビル設備の開発・メンテナンスを手がける 三菱電機ビルソリューションの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、エスカレーターやショールームの紹介といった事業関連の投稿に加え、「営業おすすめのお店シリーズ」など、働く社員の存在を感じられる運用が行われています。

「猫の日」には、AIで生成したビジュアルを投稿。自社サービスに関連するエレベーターの中で、猫たちがパーティーを開いているというユニークな世界観が表現されていました。
AI生成であることを明示しつつ、事業領域とかけ合わせたクリエイティブに仕上げている点が印象的です。どのようなプロンプトから生まれたのかと想像する楽しさもあり、遊び心が感じられる事例といえるでしょう。

LIFULL

>>参考:  @LIFULL_Corp 2026年2月22日(日)投稿

住宅・不動産ポータルサイト「LIFULL HOME’S」を運営する LIFULL の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、充実したWebコンテンツへの導線として、記事リンクを紹介する投稿が中心となっています。
一方で、生成AIが話題となり始めた時期から、いち早くAIによるイラスト表現も取り入れており、中の人をAI生成イラストで描いたおしゃれな画像での投稿も継続しています。

「猫の日」の投稿では、猫に囲まれた幸福感のある世界観を描いたイラストを公開。投稿文には「#生成AI」と明記し、AIによる制作であることを示していました。テクノロジーを活用しながら、記念日にからめた、おしゃれな一コマ漫画のようなイラストに仕上げている好例です。

ユーザー参加イベントを企画

記念日にあわせた投稿は、企業からの一方的な発信にとどまらず、ユーザーが参加できる設計にすることで広がりが生まれます。ユーザーからのリプライや画像加工(UGC)などで、タイムライン上での存在感を高めるひとつの方法といえます。

よーじや

>>参考: @yojiya1904
 2026年2月22日(日)午前7:30投稿
 2026年2月22日(日)午後0:00投稿

京都発の肌ケアブランド、よーじや の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、コーポレートキャラクター「よじこ」をキービジュアルに活用した投稿を中心に運用しています。また京都以外の店舗紹介の際にも、「よじこ」のアクリルスタンドを添えて撮影するなど、ブランドの世界観を一貫して表現している点が特徴です。

「猫の日」当日は、午前7時30分に何かが始まることを予感させる投稿を行い、午後には間違い探し企画を投稿。黒猫と「よじこ」が公園で遊ぶイラストの中にいくつかの違いを仕込み、答えが分かったユーザーにコメントを促す参加型の内容となっていました。
ユーザーが楽しく関わることができるイベントを設けている点が印象的な事例です。

Zoff_INFO

>>参考:  @Zoff_INFO 2026年2月21日(土)投稿

眼鏡ブランドZoff公式のX(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」らしい参加型の投稿を実施していました。
公開されたのは、眼鏡のフレーム部分が透過された画像。この画像を猫の写真に重ねると、まるで猫が眼鏡をかけているかのように見える仕掛けです。ユーザーが自ら加工を楽しめる設計になっていました。

投稿は「猫の日」の前日に行われ、当日に向けて参加を促す流れを構築。実際に、ユーザーが愛猫の写真に眼鏡を重ねた投稿(UGC)が多く寄せられ、リプライ欄には眼鏡姿の猫が並びました。ひと手間かかる参加型施策でありながら、ブランドの商材と自然に結びつけている点が印象的な事例です。

実際には販売していない空想の猫モチーフ商品投稿

記念日にあわせて、「もしもこんな商品があったら」という空想のビジュアルを投稿する企業も見られました。実際には販売されていないと明記しながらも、その遊び心が話題を呼び、コメントや会話を生み出しています。

ロッテ チョコパイ

>>参考:  @chocopie_cpn 2026年2月22日(日)投稿

菓子メーカーのロッテの商品ブランド、チョコパイの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にあわせてユニークなビジュアルを投稿していました。
公開されたのは、猫の耳がついた猫型チョコパイの画像でした。もちろん実際には販売されていない空想の商品です。投稿文では「こんなチョコパイがあったら欲しいですか?」問いかけ、加えて「猫っぽいコメント、お待ちしております」と呼びかけをしていました。そのためリプライ欄には語尾に「〜にゃぁ」とつけられた「欲しいニャー」というような猫語のコメントが多く寄せられ、盛り上がりが生まれていました。

神戸駅弁 淡路屋

>>参考:  @awajiya1682 2026年2月22日(日)投稿

明治36年創業、神戸で駅弁の製造販売を手がける淡路屋の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にあわせて空想の商品画像を投稿していました。
主力商品のツボ型陶器入り駅弁「ひっぱりだこ飯」を、「猫の日」バージョンとしてアレンジ。猫耳をつけたツボに、おかかご飯を詰めた愛らしい商品が公開されました。もちろん実際には販売されていない空想の商品です。
遊び心のあるビジュアルに対し、リプライ欄では「ぜひ販売してほしい」といった声も寄せられていました。

サブウェイ

>>参考:  @subwayjp 2026年2月22日(日)投稿

ファストフードチェーンの サブウェイ 公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にあわせて空想の商品ビジュアルを投稿していました。
紹介されたのは、猫型のパンを使用したサンドイッチ「ニャブウェイ」。画像内には「※販売予定はございません」と明記されており、実際には展開されない空想の商品であることが示されています。

それでもリプライ欄には「本当に販売しないの?」「ぜひ商品化してほしい」といった声が多く寄せられていました。実在しない商品でありながら、一瞬でユーザーの気持ちを高め、会話を生み出す設計となっていた点が印象的な事例です。

実際に販売している猫モチーフ商品を紹介する

記念日に合わせた投稿では、実際の商品を紹介する企業アカウントも多くみられました。
すでに販売している猫モチーフの商品を紹介することで、既存商品のサルベージにもつながります。また、記念日を活用し新商品を販売することで、売り込み感を抑えながら自然に商品を訴求できる点も大きなメリットです。

金沢老舗和菓子屋【森八】

>>参考: @morihachi_8
 2026年2月19日(木)午後5:08投稿
 2026年2月22日(日)午前8:45 投稿

寛永2年(1625年)創業、金沢の老舗和菓子店 森八 の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にあわせて猫モチーフの和菓子を紹介していました。
投稿では、足の肉球をかたどった生菓子「パンチだニャン」や、猫の愛らしい表情を表現した練り菓子「ブチだニャン」の販売を案内。
また、YouTubeでは職人が創作する工程も紹介されており、遊び心のあるネーミングとともに、老舗ならではの技術力や丁寧なものづくりも伝わる構成となっていました。記念日企画でありながら、ブランドの本質的な価値をしっかりと発信している事例といえるでしょう。

貝印

>>参考: @kai_corporation
 2026年2月19日(木)投稿
 2026年2月22日(日)投稿

刃物を中心とした調理用品を手がける貝印の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にあわせてセールを実施していました。対象商品は、猫モチーフの商品です。
なかでも投稿で紹介されていたのが、野菜スライサーの猫シリーズ「ねこのスライサー」。動画形式で商品の全体像を紹介し、野菜をスライスする際の凹凸部分が猫型になっている点も丁寧に伝えていました。記念日を販売促進の機会として上手く活用している事例といえるでしょう。

ニトリ

>>参考:  @NitoriOfficial 2026年2月20日(金)

家具・インテリア用品の製造・販売を手がける ニトリ の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、2月20日(金)から「猫の日」に向けた投稿をスタートしていました。
先出し投稿として紹介されていたのは、壁に飾るアートボード。名画を猫バージョンにアレンジした「ターバンを巻いた猫」など、遊び心のあるインテリア商品が展開されていることを伝えていました。 そして当日にも、猫モチーフのインテリアアイテムをあらためて紹介。段階的に情報を届けることで、記念日をきっかけに商品の魅力へと自然に導く構成となっていました。

猫の日にちなんだ投稿

雪印メグミルク

>>参考:  @megmilk_snow 2026年2月22日投稿

乳製品メーカー、雪印メグミルクの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、一般ユーザーの投稿に加え、他社アカウントの「中の人」の投稿を引用リポストするなど、日頃から交流を積極的に取り入れた運用が行われています。

「猫の日」には、自社商品の「6Pチーズ」を活用し、猫のシルエットを表現した画像を投稿。身近な商品を使ったシンプルなアレンジながら、記念日らしさを感じさせる内容となっていました。
自社商品を主役に据えつつ、遊び心を加えることで、ブランドらしさを保ったまま話題に参加している事例です。

椿屋珈琲

>>参考:  @tsubakiyacoffee 2026年2月22日(日)投稿

喫茶店チェーン、椿屋珈琲の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にあわせて猫をモチーフにしたラテアートの画像を投稿していました。カップの表面に描かれた可愛らしい猫のラテアートは、記念日らしい遊び心を感じさせるビジュアルです。
投稿文には「本日限定で可愛らしいラテアートが見られるかも」と添えられており、必ずしも全店舗・全注文で提供されるわけではないものの、来店時のちょっとした楽しみを想起させる内容となっていました。
同時に、繊細なラテアートの仕上がりからは店舗スタッフの高い技術力もうかがえます。記念日にちなみながら、ブランドの魅力をさりげなく伝えている事例といえるでしょう。

ニッスイ フードパーク

>>参考:  @nissuikoushiki 2026年2月22日(日)投稿より

水産・食品会社、ニッスイの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」に少しひねりのある投稿を行っていました。 紹介されたのは、同社商品の練り物・ちくわを巻いてアレンジしたものを投稿。「猫の日」でありながら、巻き方によっては犬の「チワワ」にも見えるという内容です。
投稿文では、「チクワ」と「チワワ」がカタカナで書くと似ていることに着目した言葉遊びが添えられていました。

一見すると「猫の日」とは異なる切り口ですが、こうしたユーモアはX(旧 Twitter)ならではの文化ともいえるでしょう。さらに、見る角度によっては猫にも見えるという二重の遊びもあり、思わず反応したくなる投稿となっていました。

星野リゾート Hoshino Resorts

>>参考:  @HoshinoResorts 2026年2月22日(日)投稿

総合リゾート運営会社、星野リゾートの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にあわせて、運営施設から望める景色を紹介していました。取り上げられていたのは、星野リゾート運営の「谷川岳ヨッホ」 から望む谷川岳の絶景。「双耳峰(そうじほう)」として知られる山頂の形が、猫の耳のように見えることを発信していました。
あわせて、地元のインフォメーションセンターで販売されている猫モチーフのグッズも紹介。自社の運営施設と地域の魅力を重ね合わせながら、訪れた際に実際にその景色を見てみたいと思わせる構成となっていました。

MOW(モウ)/ 森永乳業

>>参考:  @mow_ice 2026年2月20日(金)投稿

乳製品メーカー、森永乳業の商品ブランドMOWの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「猫の日」にちなんだ商品トリビアを投稿していました。紹介されていたのは、MOWのパッケージを開くと、その形が猫の後ろ姿のように見えるという内容。特別仕様の商品ではなく通常パッケージに隠れた、ちょっとした発見を共有する投稿でした。
こうした情報は、実際に商品を手にした際に誰かに伝えたくなる小さな驚きにつながります。記念日に合わせながら、既存商品の魅力を再発見させる構成となっており、ファンにとっても楽しい内容となっていました。

まとめ:記念日投稿は、タイミング調整・親近感を演出。

今回の「猫の日」投稿の事例から見えてきたポイントを、あらためて整理します。

週末を見据え、先出し投稿を活用する

記念日が週末にあたる場合、エンゲージメントが伸びにくい傾向もあります。金曜日などに先出し投稿することは、エンゲージメントを得るために有効な選択肢です。
また平日中心の運用であれば、無理に当日にこだわらず、金曜日の投稿でも十分に効果を見込めます。

社員の愛猫紹介で親近感を生む

記念日投稿のネタに悩むこともあるかもしれませんが、社員の愛猫を紹介するだけでも、企業アカウントにやわらかな温度が加わります。商品やサービスとは異なる切り口ながら、ブランドへの親近感を高めるきっかけになります。

AI画像の活用も選択肢のひとつ

画像や動画の制作にリソースがかかる中、AIを活用したクリエイティブは現実的な選択肢になりつつあります。生成であることを明示しながら、遊び心のあるビジュアルを発信することで、新しい投稿スタイルとして運用に組み込むことができます。

記念日投稿は「何を出すか」だけでなく、「いつ出すか」「どのように出すか」の設計も重要です。自社の運用体制やブランド特性にあわせて、無理のない形で取り入れていくことが大切です。

今回ご紹介した企業アカウントの皆さまの投稿からは、「猫の日」という記念日を思いきり楽しみながら、それぞれのブランドらしさを丁寧に表現されている様子が伝わってきました。楽しませていただいたことに感謝するとともに、本記事がSNS運用に携わる皆さまの記念日投稿を考えるヒントとなればうれしく思います。

お気軽にお問い合わせください。

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SNS公式アカウントの年末年始ごあいさつ投稿事例(2026年)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/blog-20260212/Thu, 12 Feb 2026 03:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14492

年末年始は、企業のSNS運用においても、通常投稿を続けるべきか、あるいは投稿を控えるべきか、判断に迷いやすい時期です。そこで本記事では、X(旧 Twitter)やInstagramの企業公式SNSアカウントが年末年始に行 ... ]]>

年末年始は、企業のSNS運用においても、通常投稿を続けるべきか、あるいは投稿を控えるべきか、判断に迷いやすい時期です。そこで本記事では、X(旧 Twitter)やInstagramの企業公式SNSアカウントが年末年始に行っていた投稿事例をピックアップしてご紹介します。投稿内容や切り口のヒントとして、今後のSNS運用にお役立ていただければと思います。

※本記事内の投稿事例は、X(旧 Twitter)およびInstagramの埋め込み機能を利用しています。閲覧環境や通信状況によっては、表示に時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

SNSプラットフォーム系

主なSNSプラットフォームは、アメリカ本社主導で運用されているケースが多く、ここ数年は年末年始に日本文化を意識した投稿はあまり見られなくなっています。

Instagram for Business <Instagram投稿>

>>参考:  @instagramforbusiness 2026年1月3日投稿

日本国内向けの年末年始投稿は行われておらず、英語圏向けの公式ビジネスアカウント「Instagram for Business」から、「2026年のビジョンボード(※)には何を書きましたか?」と、ユーザーに目標や夢を問いかける内容が投稿されていました。
新年のタイミングに合わせて、フォロワーに今年の抱負を考えさせるメッセージとなっており、グローバル向けアカウントらしい切り口といえます。

(※)ビジョンボード:自分が叶えたい夢や目標、欲しいもの、なりたい姿などの写真や、カードに言葉を記入し掲載するボードのこと。ドリームボードとも呼ばれます。

X Corp.  <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: 
 @XcorpJP  2026年1月1日投稿
 @X  2025年12月23日投稿

X日本公式アカウント(@XcorpJP)では、2026年元旦に、昨年から話題となっているAIを活用し、干支(午年)にちなんだ、馬が駆け抜ける映像による新年のごあいさつ投稿を行っていました。
この動画は、xAIが開発した「Grok(グロック)」によって生成されたもので、年始のあいさつと同時に自社の技術力・サービス価値を自然に訴求する内容となっています。季節性とプロダクト訴求を無理なく組み合わせた好例といえるでしょう。
X社の英語圏向けアカウント(@X)では、2025年を振り返る総集編動画を投稿。世界的に話題となったエンターテインメントやスポーツのトピックをテンポよくまとめた内容で、「その年を象徴する出来事」を振り返らせる構成になっていました。

YouTube Japan <Instagram投稿>

>>参考: @youtubejapan
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

YouTube Japanの公式Instagramアカウントでは、通常、動画クリエイターやインフルエンサーの紹介、自社イベントのレポートなど、情報量の多い投稿が中心となっています。
年末にはその流れを踏まえ、1年間を振り返る形で、話題となったコンテンツや音楽をランキング形式で紹介する投稿が行われていました。
一方、元日の投稿ではそれまでとは一転し、装飾を抑えたシンプルなビジュアルで新年のあいさつを実施。日頃はリールや画像を使ったにぎやかな投稿が多いアカウントであるからこそ、あえて情報量を絞ったデザインが際立ち、年賀状のような印象を与える投稿となっています。

AI・オンラインツール系

ChatGPT <Instagram投稿>

>>参考:  @chatgpt 2026年1月1日投稿

OpenAI社開発のAIサービス、ChatGPTの英語圏向け公式Instagramアカウントでは、年始の投稿として、AIであるChatGPTに質問を投げかけている画面をそのままビジュアルにした投稿が公開されていました。
投稿では、「2026年にやめたほうがいいことは何だと思う?」という問いに対し、ChatGPTが回答するやり取りが画像で紹介されています。
そのAIの返答内容は、「今の自分に合わなくなった習慣を手放してみてはどうか」といった、思慮深いメッセージとなっており、新年らしい前向きさを感じさせるものでした。サービス紹介を前面に出すのではなく、AIと対話する体験そのものの面白さをさりげなく伝えている点が印象的です。

Gemini <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考:  @GeminiApp 2026年1月2日

Googleが開発するAIサービス「Gemini(ジェミニ)」の英語圏向け公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年始の投稿として「今年最初のプロンプトは何ですか? リプライで教えてください。」とユーザーに問いかける投稿を行っていました。
「プロンプト」とは、AIに対して与える指示文や質問文のことを指します。この「プロンプト」をイメージさせるシンプルな文章のみの投稿でした。また、世界中のユーザーからリプライが寄せられており、年始のタイミングを活かしてユーザー参加型のコミュニケーションを生み出している点も特徴的です。

Canva 公式(キャンバ) <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考:  @CanvaJapan 2026年1月1日

オンライングラフィックデザインツール「Canva(キャンバ)」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、元旦に、Canvaのデザイン作成画面上で干支の馬のイラストを使い、年賀状を制作しているようなビジュアルで投稿していました。
投稿文はシンプルながら、「一緒に楽しくデザインしていきましょう」というメッセージが込められており、ユーザーとの距離感の近さが感じられます。日本向けにローカライズされた年始投稿となっており、外資系企業のSNS運用においても参考にしたい好例だといえます。

検索エンジン系

Yahoo! JAPAN(ヤフー)<X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @Yahoo_JAPAN_PR
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

検索エンジン「Yahoo! JAPAN」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末と年始でトーンを切り替えた投稿が行われていました。
2025年の大晦日には、雄大な富士山のビジュアルとともに、一年を締めくくるシンプルな挨拶を投稿。落ち着いた雰囲気で、年の終わりにふさわしい静かな印象を与えています。
元日の投稿では雰囲気を一転して、公式キャラクターの「えんじん」くんや「けんさく」くんが登場し、投稿文では「Happy」の文字をあしらったポップで親しみやすいビジュアルで新年の挨拶が行われていました。
また、投稿内では2026年がYahoo! JAPANのサービス開始30周年にあたることにも触れられており、年始のあいさつとあわせて節目の年であることを自然に伝える構成となっています。

スポーツ系

水戸ホーリーホック <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考:  @hollyhock_staff 2026年1月1日投稿

昨シーズン、JリーグでJ2からJ1への昇格を果たした水戸ホーリーホックの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、マスコットキャラクターの「ホーリーくん」が袴姿で新年の挨拶をするビジュアルが投稿されていました。
年始に合わせて袴姿を用意し、きちんとお正月仕様のビジュアルを制作している点が印象的です。こうしたひと手間は、投稿を見た人に「きちんと新年を迎えている」という印象を与え、クラブの誠実さや丁寧な姿勢を自然に伝えてくれます。
また、Xの投稿文には「新しい原風景をこの街に」という言葉が添えられており、年始の挨拶を通して、ファンとの距離をあらためて縮めることに成功している点が印象に残る事例です。

宇都宮ブレックス <Instagram投稿>

>>参考:  @utsunomiyabrex_official 2026年1月1日投稿

B.LEAGUE(Bリーグ)東地区に所属し、3シーズンぶり3度目の優勝を果たした宇都宮ブレックスの公式Instagramアカウントでは、年始の投稿として、公式マスコットキャラクター「ブレッキーくん」が干支にちなんだ“馬のかぶりもの”を身に着けたイラストが公開されました。
クマをモチーフとしたキャラクターが、あえて馬の装いをしている点に、年始ならではの遊び心と特別感が感じられます。シンプルながらも「お正月らしさ」がひと目で伝わるビジュアルとなっており、ファンにとっても印象に残る投稿です。 また、キャプション(投稿文)では、昨年惜しまれつつ逝去されたヘッドコーチへの想いや、その後ファンの声援に支えられながら優勝を果たしたチームの歩みについても触れられていました。
単なる新年のあいさつにとどまらず、クラブの歴史や感情を共有する内容となっており、ファンとの絆をあらためて感じさせる投稿となっています。

食品系

エスビー食品株式会社 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @sbfoods_jp
 2025年12月26日
 2026年1月5日

香辛料などの加工食品を展開するエスビー食品株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にかけて、実用性と季節感を意識した投稿が行われていました。
12月26日の投稿では、おせち料理に関する内容を紹介し、自社のレシピ掲載Webサイトへと誘導。年末の調理シーズンを見据え、少し早めのタイミングで情報を届けることで、自然な形でオウンドメディアへの回遊につなげています。
年明けの1月5日には、仕事始めのタイミングにあわせて年始の挨拶投稿を実施。人気の香辛料商品を干支にちなんだビジュアルであしらい、年賀状のようなデザインで新年のスタートを伝えていました。
投稿内では、創業103年、さらに瓶入りスパイスシリーズが発売20周年を迎えることにも触れられており、節目の年であることをさりげなく伝えています。また元旦ではなく「仕事始め」にあらためて挨拶を行うことで、生活リズムや実務の流れに寄り添った発信はSNS運用の参考になります。

ニッスイ フードパーク【ニッスイ公式】 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @nissuikoushiki
 2025年12月26日投稿
 2026年1月5日投稿

大手水産・食品メーカーである株式会社ニッスイの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末と年始でそれぞれ異なる切り口の投稿が行われていました。
12月26日の投稿では、2025年に登場した新商品を一挙に並べたビジュアルで年末の挨拶を実施。ハートモチーフの背景に商品が並ぶ構成は、食品メーカーらしい温かみのある印象で、2025年の新商品の認知をまとめて高めるという点でも、年末らしい活用方法でした。
また、年明けの1月5日には、仕事始めにあわせた年始の投稿を実施。馬のイラストと、自社商品の練り物を「馬蹄」のように円形に並べたビジュアルが印象的で、干支を取り入れつつ遊び心が感じられるクリエイティブとなっていました。ユーモアと可愛らしさを備えた表現は、年賀状のような親近感があり、見る側に自然と好印象を与える投稿です。

アパレル系

CHUMS JAPAN <Instagramで投稿>

>>参考: @chums_japan
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

アウトドアブランド・CHUMS(チャムス)の公式Instagramアカウントでは、ブランドアイコンでもある「ブービーバード」のモチーフをベースとしたイラストを用いて、年末年始の投稿が行われていました。
12月31日の投稿では、干支が巳年から午年へと移り変わる様子を表現したイラストを使用し、1年の感謝を伝える内容となっています。年始の投稿では、馬をモチーフにしたおしゃれなイラストを投稿。このイラストは公式Webサイトから「ぬり絵」として無料でダウンロードできるようになっており、完成した作品を投稿するよう呼びかけるなど、ユーザー参加型の仕掛けも取り入れられています。
単なる挨拶投稿にとどまらず、ブランドの遊び心や世界観を体験として共有できる点が印象的で、ファンとの距離を自然に縮める年始施策として参考になる事例といえるでしょう。

BEAMS (ビームス)<Instagramで投稿>

>>参考:  @beams_official 2026年1月1日投稿

衣料品や雑貨を展開するアパレル企業、BEAMSの公式Instagramアカウントでは、元旦に干支である馬をモチーフにしたイラストで年始の投稿が行われていました。
投稿の画像は、馬が走るトラックをダイナミックに描いたビジュアルが印象的で、そのコース自体が「50」の数字をかたどる構成となっています。これは、BEAMSが2026年にブランド創立50周年を迎えることを表現したもので、新年の挨拶と周年告知を兼ねたデザインとなっていました。シンプルながらも動きのある構図と、ブランドの節目をさりげなく伝える演出は、BEAMSらしい洗練された世界観を感じさせます。

ゲーム系

【公式】ポケモン情報局 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @poke_times
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

RPG(ロールプレイングゲーム)の代表的タイトルの一つである「ポケットモンスター」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にあわせて、キャラクターの魅力を活かした投稿が行われていました。
年末の12月31日の投稿では、人気キャラクターである「ピカチュウ」を用いて、1年の感謝を伝えるメッセージを発信。投稿文には翌年に開業予定の屋外施設のグランドオープン日についても案内しており、年末の挨拶とインフォメーションを自然に組み合わせた内容となっています。
また、元日の投稿では、ゲーム内キャラクターであるスイレンとポケモンたちをあしらった年賀状風のビジュアルを公開。 普段はゲーム内イベントや商品情報が中心のアカウントですが、年始にはあえてお祝いに振り切った表現を取り入れることで、特別感のあるコミュニケーションを実現しています。

飲料系

アサヒビール <Instagram投稿>

>>参考: @asahibeer_jp
 2025年12月26日投稿
 2025年1月5日投稿

アサヒグループホールディングス株式会社が展開するアサヒビールの公式Instagramアカウントでは、年末と年始でそれぞれ異なるアプローチの投稿が行われていました。
年末12月26日の投稿では、1年をねぎらう「乾杯」をテーマにしたリール動画を公開。商品を手にしたシーンとともに「お疲れさまでした!」というメッセージが添えられ、1年間頑張った人に向けて労いの言葉を届ける内容となっています。
またキャプション(投稿文)には「2025年もアサヒビール公式Instagramを見守っていただき、ありがとうございました。」と記されており、2025年の事情をふまえた内容で商品ファンへの感謝を丁寧に伝える投稿となっていました。
年始の1月5日には、仕事始めのタイミングに合わせて「おみくじ形式」のクリエイティブを投稿。画面をタップすると商品と占い結果が表示されるGIF仕様になっており、思わず触ってみたくなる仕掛けが施されています。
年末は「感謝とねぎらい」、年始は「参加型の楽しさ」と、目的に応じて表現を切り替えている点が印象的です。

日東紅茶【公式】 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @nittoh_tea
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

紅茶ブランド・日東紅茶の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、日頃から紅茶を取り入れた暮らしやレシピ提案など、「紅茶のある時間」を感じさせる投稿が継続的に発信されています。
12月31日の投稿では、Xアカウント開設から6年目を迎えたことに触れつつ、これまで応援してきたファンやフォロワーへの感謝を伝える内容となっていました。商品イメージに通じる落ち着いたトーンのビジュアルと文面で、年末らしい穏やかな雰囲気が表現されています。
元日の投稿では、干支である「馬」をモチーフにした水彩画風のイラストを使用。やわらかな色合いとクラシカルなタッチが印象的で、ブランドが大切にしている上品さや温かみが伝わるビジュアルとなっていました。

交通機関系

はとバス【公式】  <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @nittoh_tea
 2025年8月14日投稿(創業77年を記念した投稿)
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

東京を拠点とする観光バス会社、はとバスの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にかけて「バス」という自社ならではの強みを活かした投稿が行われていました。
12月31日の投稿では、8月の創業77周年を記念して制作された「77」の文字をバスで表現したビジュアルを再び使用し、1年の感謝を伝えています。実際のバスを使って文字を形づくるというユニークな表現方法で、撮影のために現場が一体となって取り組んでいる様子もうかがえます。こうした手間をかけた演出が、はとバスらしい親しみやすさにつながっています。
また、元日の投稿では、2階建てバスを中央に配置し、「福を乗せて入ります」というメッセージを添えた年賀状風のビジュアルを公開。年賀状風のデザインはとても明るく前向きな印象を与える内容となっていました。

甘木鉄道株式会社【公式】<X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @amagi_railway
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

福岡県と佐賀県を結ぶ甘木鉄道株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、地域に寄り添った発信が日頃から印象的です。普段の投稿では「#今日の甘鉄」というハッシュタグを用い、沿線の風景や車両の様子、駅などの清掃風景など、沿線が身近に感じられる内容が多いのが特徴です。
12月31日の投稿では、フォロワー数がまもなく1万人に到達することを報告し、日頃の応援への感謝を伝えていました。これまでの積み重ねを大切にする姿勢から、地域に支えられてきた鉄道会社らしさが感じられます。
元日の投稿では、走行中の車両に「謹賀新年」の文字を添えた年賀状風の写真を公開。あわせて、2026年に開業40周年を迎えることにも触れ、節目の年に向けた前向きなメッセージが添えられていました。

文房具系

【公式】スケッチブックのマルマン <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @maruman_sketch
 2025年12月26日投稿
 2026年1月1日投稿

スケッチブックなどの紙製品を展開する文具メーカー、マルマン株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、ハッシュタグ「#マルマンスケ部」を活用し、ユーザーに作品投稿を呼びかける形でUGC(※)の創出を促しています。投稿された作品をリポストして紹介するなど、ユーザーとの継続的なコミュニケーションを大切にしている点も特徴です。
年末・年始の投稿では、公式キャラクター「図案さん」と「クロッキーツインズ」を用いた、手描きタッチの温かみを感じるイラストで発信されていました。12月26日の年末投稿では、「いつも嬉しく拝見しています」といった一言を添え、日頃から作品を投稿しているユーザーとの距離の近さが伝わる内容でした。

※UGC(User Generated Content):一般ユーザーが投稿した写真やイラスト、感想などのコンテンツのこと。

【公式】マジックインキ(R)寺西化学工業株式会社 <Instagramで投稿>

>>参考: @magicinkJP
 2026年1月1日投稿
 2026年1月5日投稿

文具・事務用品メーカーである寺西化学工業株式会社の公式Instagramアカウントでは、代表的な商品である「マジックインキ」を前面に打ち出したお正月デザインの投稿が行われていました。
元旦の投稿では、年賀状風のデザインを採用し、中央にはおめでたい雰囲気を感じさせる赤色のマジックインキを配置。キャプション(投稿文)には、創業110周年を迎えることへの想いとあわせて、年始の営業日についての案内も添えられており、ユーザー対応を行わない期間であることも丁寧に伝えられていました。
1月5日の仕事始めの投稿では、水引を今年の干支である「馬」に見立てたデザインに、マジックインキをずらりと並べたビジュアルを使用。商品ロゴの持つデザイン性が活かされた、見た目にも華やかなクリエイティブとなっており、ブランドの世界観づくりの参考になる投稿でした。

美術館・博物館系

金沢21世紀美術館 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @Kanazawa_21
 2025年12月28日投稿
 2026年1月1日投稿

石川県金沢市にある金沢21世紀美術館の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始に美術館そのものの魅力を活かした投稿が行われていました。建築家・妹島氏が設計に携わった建築ならではの美しさを活かし、施設そのものが主役となるビジュアルで発信されています。
12月28日に年末の投稿をしています。やわらかな日差しに包まれた美術館正面の写真を使用し、投稿文には年末年始の開館時間に関する案内も添えられていました。
一方、元旦の投稿では、朝日を背にした美術館を俯瞰で捉えた奥行きのある写真に、「迎春」の文字をあしらった年賀状のような一枚を投稿。投稿文は控えめながらも、新年の始まりにふさわしい静けさと品のある雰囲気が伝わる内容となっていました。

日本科学未来館 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @miraikan
 2025年12月27日投稿
 2026年1月2日投稿(2025年12月26日の投稿を引用リポスト)

東京・お台場にある日本科学未来館の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にあわせて施設ならではの世界観を活かした投稿が行われていました。
イグ・ノーベル賞受賞者と語り合うイベントや、身体や科学をテーマにした体験型展示など、参加型の企画で知られる施設で、SNSの投稿でもユーザーに「体験」を感じさせる運用を続けています。
年末の投稿では、館内のシンボルでもある巨大球体ディスプレイ「ジオ・コスモス」をメインにしたビジュアルで、年末年始の開館スケジュールを案内。続く投稿では、少しはやめに12月26日に告知していた新年特別イベントの投稿を改めてリポストし、年始の来館を促していました。
また、12月27日に投稿された年末のご挨拶投稿では、博物館スタッフの方々が「ジオ・コスモス」越しに手を振る写真も投稿されており、科学館らしい知的な雰囲気の中に、どこか親しみを感じさせる年末年始の挨拶となっていました。

外食系

モスバーガー <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @mos_burger
 2025年12月31日
 2026年1月1日
 2026年1月2日投稿 午前10:00投稿
 2026年1月2日 午前11:00投稿

ハンバーガーチェーン、モスバーガーの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末のご挨拶投稿からお正月にかけて、連続した投稿で年始ムードを盛り上げていました。
12月31日の投稿では、赤い器に盛り付けたハンバーガーの写真とともに、1年間の感謝を伝える内容を投稿。ユーザーからの「いいね」やコメントへのお礼が添えられており、ファンとの距離の近さが感じられる内容でした。 元旦には、お正月飾りとハンバーガーを組み合わせたビジュアルで、新年の挨拶を投稿。シンプルながらもモスらしい温かみのある、年賀状風のデザインが印象的です。
さらに1月2日には、ハンバーガーを初日の出に見立てたユーモアのあるビジュアルを投稿。同日中には、モスの商品を重箱に詰めた「おせち風」の画像も公開され、思わず目を引く演出となっていました。 自社商品をそのまま使いながら、時にはおしゃれに、時には遊び心たっぷりに表現することで、年始のSNSを楽しく盛り上げている好例といえそうです。

資さんうどん【公式】 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @sukesan1976
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

福岡県発祥のうどんチェーン店・資さんうどんの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にあわせた温かみのある投稿が行われていました。
年末のご挨拶文では、口コミをきっかけに1都1府16県まで店舗が広がったことへの感謝を、都道府県名を挙げながら丁寧に伝えており、企業としての成長や勢いが感じられる内容となっていました。 元旦の投稿では、年賀状を思わせるデザインの画像とともに、「『資さんに行こか』が日常の会話になれれば幸いです。」という投稿文を添えて新年の挨拶を実施。ブランドとしての想いや目指す姿がストレートに伝わる、印象的な投稿となっていました。

あんみつ みはし <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @mihashi_ueno
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

昭和23年に上野公園前で創業した老舗甘味処「あんみつ みはし」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末のご挨拶として、少し前に投稿していた年末年始の営業時間案内を引用リポストする形で再度告知していました。年末年始は特に来店が集中しやすい時期でもあり、来店予定の方への配慮が感じられる投稿で、実店舗を構える企業ならではの丁寧な運用事例といえます。
また元旦には、干支の馬をモチーフにした貼り絵風のイラストで年始のご挨拶を投稿。ロゴの雰囲気ともよく合った、やさしく温かみのあるビジュアルで、新年のご挨拶としても印象に残る投稿となっていました。

日用品・家電メーカー系

タイガー魔法瓶公式 <Instagram投稿>

>>参考: @tiger_pr_jpn
 2025年12月26日投稿
 2026年1月5日投稿

電気調理器具メーカー・タイガー魔法瓶の公式Instagramアカウントでは、年末と年始で役割の異なる投稿を行っていました。
12月26日の投稿では、2025年に反響の大きかった投稿を振り返る形で、人気トップ3の投稿やリール(動画)を紹介。定番の水筒だけでなく、「かつて社内でトラを飼っていた」というユニークなエピソードや、復刻商品の投稿などが多くの反応を集めていたことがわかります。年間の振り返りを通して、改めて自社商品の魅力を伝える構成になっており、年末投稿として参考になる内容でした。
年始の投稿は1月5日に実施。漆黒の炊飯器とおせち料理を組み合わせたビジュアルで、落ち着きのあるお正月らしさを演出しています。また、キャプション(投稿文)では「日々の暮らしに寄り添う」というブランドの姿勢が語られており、年始のタイミングにふさわしい、丁寧で誠実な印象の投稿となっていました。

DAIKIN Japan(ダイキン工業) <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @daikin_jp
 2025年12月26日投稿
 2026年1月1日投稿

空調事業・フッ素化学事業を展開するダイキン工業株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始に公式キャラクター「ぴちょんくん」を中心とした投稿が行われていました。普段は「中の人」による親しみのある投稿が多いアカウントですが、年末年始はキャラクターを前面に出した構成に切り替え、季節感のある演出が印象的です。
12月26日の投稿では、「ぴちょんくん」がお辞儀をするかわいらしいイラストとともに年末の挨拶を掲載。「おかげさまで、あっという間の一年でした。」という一文からは、日常的に丁寧なコミュニケーションを積み重ねてきたSNS運用の様子がうかがえる投稿でした。
また元旦の投稿では、干支の「馬」とだるま落としで遊ぶ「ぴちょんくん」を描いた年賀状風のビジュアルで投稿。「今年も暑さ寒さに負けず」といった一文を添えることで、空調メーカーらしさをさりげなく表現しており、企業イメージと季節感を自然に結びつけた参考にしたい投稿です。

食品スーパー系 

サミットストア公式  <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @summitstore_co
 2025年12月30日投稿
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

首都圏で展開する食品スーパーマーケットチェーン、サミットストアの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にかけて実店舗と連動した投稿を行っていました。
毎年恒例となっている「干支ぬいぐるみ」をサミットポイントで交換できるキャンペーンを軸に、年末年始の営業案内を発信。12月30日の投稿では、翌年の干支である「馬」のぬいぐるみを紹介し、キャンペーンへの期待感を高めていました。
12月31日は文章のみのシンプルな投稿で、年末の営業時間について丁寧に案内。さらに元旦には、干支ぬいぐるみとともにキャンペーン開始を告知し、新年らしい明るい雰囲気での投稿となっていました。
毎年恒例の企画を軸にしながら、実店舗の利用につなげていく構成は、地域密着型のスーパーならではの運用例です。

公益財団法人・伝統文化系

アダチ版画研究所 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @ukiyoe_adachi
 2025年12月31日投稿
 2025年12月31日投稿 ※セルフリプライで投稿
 2026年1月1日投稿

江戸時代から続く浮世絵の木版画工房兼版元・アダチ版画研究所の公式X(旧 Twitter)アカウントです。伝統文化に触れる機会が限られがちな中、SNSを通じて浮世絵の魅力を丁寧に発信しています。
12月31日の投稿では、自社オンラインストアで販売された復刻浮世絵の人気ランキングを紹介。上位作品を実際の浮世絵画像とともに掲載し、セルフリプライで第1位となった葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を紹介していました。Xの機能を活かした見せ方で、作品への関心を自然に高める構成となっています。
また年始の投稿では、浮世絵や木版画の魅力をさらに広めていきたいという想いを文章で伝えつつ、干支の「馬」をモチーフにした筆致豊かな版画を掲載。シンプルながらも趣のあるビジュアルで、新年にふさわしい落ち着いた雰囲気を演出していました。

まとめ:年末年始投稿から見えたポイント

今回ご紹介した事例から、年末年始のSNS投稿にはいくつか共通するポイントが見えてきました。

  • 年末の挨拶では、1年の振り返りとして「人気だった投稿」や「取り組み」「商品・サービスの歩み」などを伝える投稿が多く見られました。
  • 年始の投稿は、必ずしも元旦でなくてもよく、仕事始めのタイミングでの投稿でも十分に成立しています。
  • 自社の商品やサービス、建物、キャラクターなどを中心にした「年賀状風」のビジュアルは、ユーザーにとっても分かりやすく、自然に受け入れられやすい傾向があります。
  • また、新年に周年を迎える企業やブランドの場合は、その節目をあわせて伝えることで、企業の歩みや想いを知ってもらう良い機会にもなります。

どの事例にも共通しているのは、「派手さ」よりも「らしさ」や「継続性」を大切にしている点でした。年末年始という特別なタイミングだからこそ、日頃の運用スタンスや企業の姿勢が自然と伝わる投稿が、結果的にユーザーの共感につながっているように感じます。

今回ご紹介した年末年始の投稿を通して、あらためて多くの企業のSNS運用担当者のみなさんの工夫や想いに触れることができました。限られた時間や体制のなかで、ユーザーに少しでも楽しんでもらおう、気持ちよく新年を迎えてもらおうと工夫されている投稿ばかりで、個人的にもとても楽しく拝見しました。

お気軽にお問い合わせください。

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「当選率アップ型」で参加とエンゲージメントを高めるX(旧 Twitter)キャンペーンhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/campaign/blog-20251226/Fri, 26 Dec 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14135

X(旧 Twitter)では、「フォロー&リポスト(リツイート)」や「フォロー&いいね」を参加条件にしたプレゼントキャンペーンが多く実施されています。しかし、限られたエンゲージメントだけしか伸びないといった課題も少なくあ ... ]]>

X(旧 Twitter)では、「フォロー&リポスト(リツイート)」や「フォロー&いいね」を参加条件にしたプレゼントキャンペーンが多く実施されています。しかし、限られたエンゲージメントだけしか伸びないといった課題も少なくありません。
こうした中で、「当選率アップ」を取り入れた二段階応募のキャンペーン設計が見受けられます。本記事では、「当選率アップ」の参加条件を加えたX(旧 Twitter)キャンペーンを実施した企業アカウントとともに「当選率アップ」形式のSNSキャンペーンを解説します。

企業アカウントが「当選率アップ」を取り入れ始めた背景

企業の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「フォロー&リポスト(リツイート)で応募完了」というシンプルなキャンペーンが主流です。
一方で、手軽に参加できる反面、キャンペーンが終わるとフォローを外されてしまったり、一部のエンゲージメントを得ただけにとどまるケースも少なくありません。

こうした状況の中、X(旧 Twitter)キャンペーンの設計で、「当選率アップ」を条件に組み込む企業アカウントが増えつつあるようです。

参加意欲を上げる

SNSユーザーの間では「大手のキャンペーンは当たらない」といった心理も根強く、応募意欲を高めるのは難しいという課題もあります。

そこでキャンペーン投稿に「当選率アップ」という言葉を加えることで、ユーザーの応募意欲を高める効果があります。

短期的な盛り上がりを活用

SNSキャンペーンは、短期間で注目を集めることを目的としたプロモーション施策です。そのため、フォローを外す傾向のある懸賞アカウント(※)の存在も織り込みながら、キャンペーン期間中にエンゲージメントを最大化し、アルゴリズム面での勢いをつくる視点が求められます。

もう一段階、UGC投稿などの応募条件を満たすことで当選率がアップする形式を取り入れると、短期的ではあるもののエンゲージメントをより強く押し上げ、X(旧 Twitter)上での露出増加につなげる仕掛けとして機能します。

(※)懸賞アカウント:SNSキャンペーンの応募を主な目的としたアカウントのこと。

基本のキャンペーン応募形式にプラスアルファ

「当選率アップ」方式を取り入れたキャンペーンは、まずは基本の応募方法 [例:フォロー&リポスト(リツイート)、フォロー&いいね]だけでも参加できるようにしておくことで、ライトファンや初めてのユーザーも気軽に参加しやすくなります。

そのうえで、さらに特定の行動(リプライ投稿・引用リポスト(リツイート)・ハッシュタグ使用など)を追加条件として設けることで、より積極的な投稿や反応を促し、アルゴリズム対策としても有効に機能します。

ここでは、基本のX(旧 Twitter)キャンペーンにプラスする「当選率アップ」として多く用いられている3つの応募形式を紹介します。

参考イラスト:当選率UPのキャンペーンは応募方法を2段階にします。まずステップ1で基本的なフォロー&リツイートやフォロー&いいねをせっていし、プラスでステップ2としてUGC投稿:ハッシュタグ引用リツイート・リプライ投稿を加えます。

(1)UGC訴求型キャンペーンで当選率アップ

基本の応募条件に、さらに指定ハッシュタグと商品写真を添えて引用リポスト(リツイート)すると当選率が上がるという形式。

ユーザーが自発的にコンテンツを投稿し、ブランド体験を共有するUGC(※)タイプです。UGC誘発型は、商品の認知を高めたい・ブランド体験を広げたい企業に適しています。
エンゲージメントの「質」を重視し、すでに商品やサービスを利用している商材ファンからの応募を得たい場合にも効果的です。

(※)UGC:「User Generated Content」の略。ユーザーによって作成されたコンテンツで、新聞への投書やクチコミ投稿・イラストや画像・動画といった二次創作などを含む。

参考事例:ゼブラ

>>参考:  ゼブラ(@suraripen)2025年11月26日投稿より

文房具メーカー・ゼブラの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、新商品「サラサクリップ 勉強応援セット」を紹介するキャンペーンを実施しました。これは、受験生を応援するコンセプトの商品で、人気ペンを組み合わせたセットです。

応募方法は、指定ハッシュタグ「#サラサクリップ」を付けてキャンペーン投稿を引用リポスト(リツイート)するだけという、ライトファンでも参加しやすい設計。一方で、引用リポスト(リツイート)に商品と一緒に勉強ノートとの写真を添えると当選率がアップする仕組みにすることで、ユーザーの能動的な投稿(UGC)をうながし、新商品の認知拡散にもつなげています。

勉強中のユーザーのリアルな写真がX(旧 Twitter)上に増える点も、商品イメージの訴求に効果的です。また、受験生だけでなく、「勉強をがんばる人」なら誰でも応募できるという幅広さも嬉しい配慮で、参加ハードルを下げるポイントといえるでしょう。

(2)拡散リポスト(リツイート)で当選率アップ

基本の応募条件に、指定のハッシュタグをつけて引用リポスト(リツイート)すると当選率が上がるという形式。

基本の応募条件に加え、指定のハッシュタグをつけてリポスト(リツイート)すると当選率がアップするという形式です。リポスト(リツイート)によってキャンペーン情報をより広く届けることを狙った設計で、ユーザーが積極的に投稿を拡散しやすくなります。

またリポスト(リツイート)の際に、指定ハッシュタグを加えて引用リポスト(リツイート)することを条件にし、通常のリポスト(リツイート)よりもコメントやリアクションが生まれやすく、タイムライン上での自然な広がりを促す効果も期待できます。

さらに、X(旧 Twitter)のアルゴリズムの観点でも、この形式はメリットがあります。

Xが公表している情報によると、投稿に対して「クリックで拡大」「いいね」「リポスト(リツイート)」などの行動が発生すると、その投稿の評価が上がり、他ユーザーへの露出が増える傾向があります。そのため、当選率アップの仕掛けによってリポスト(リツイート)などを促すことは、キャンペーン投稿全体の評価向上にもつながりやすくなります。

参考事例:キングジム(@kingjim)

>>参考:  キングジム(@kingjim)2025年1月27日投稿より

事務用品メーカー・キングジムの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、人気商品「テプラ」の新機種をプレゼントする「フォロー&リポスト(リツイート)」キャンペーンを実施していました。
基本の応募方法はシンプルな「フォロー&リポスト(リツイート)」。さらにキャンペーン投稿を指定ハッシュタグ「#おねがいテプラ」付きで引用リポスト(リツイート)すると当選率が上がるという設計です。

フォロワー数の多い人気アカウントであることに加え、新機種発売のタイミングでハッシュタグを拡散できるため、情報波及の効果が期待できる施策となっています。
また、参加時にハッシュタグを付けるだけという最小限の追加アクションで済み、ユーザーにとって負荷が小さいという点も参考になります。

(3)リプライで当選率アップ

指定ハッシュタグをつけて、キャンペーン投稿にリプライすると当選率が上がるという形式。

キャンペーン投稿に、ユーザーによるリプライを促します。リプライ型は、投稿に対するユーザーとの接点が増えます。ハッシュタグを指定することで、リプライに投稿する文章を考える手間も省けて、気楽にリプライできるようにするのもポイントです。リプライを得る投稿もアルゴリズム上のエンゲージメントとして評価されやすいという利点もあります。

参考事例:花王 アタック(お洗濯全般) (@kao_attackjp)

>>参考:  花王 アタック(お洗濯全般) (@kao_attackjp) 2025年4月21日投稿より

洗剤・化粧品メーカー・花王の洗剤ブランド「アタック」公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「アタック」の発売日(4月21日)にあわせ、商品を100名にプレゼントするキャンペーンを実施していました。発売から38年(2025年時点)という長い歴史を背景に、ファンへの感謝も込めて100個を用意した企画です。普段から、お洗濯のコツなど生活に寄り添った投稿が多く、日頃のファンコミュニケーションを大切にしている点も特徴です。

応募自体はフォロー&リポスト(リツイート)で完了するシンプルな設計ですが、さらに指定ハッシュタグ「#おめでとうアタック」を付けてキャンペーン投稿にリプライすると当選率アップという仕掛けを加えていました。
リプライ投稿が増えることで、お祝いムードが自然と広がり、ブランドのポジティブな雰囲気づくりにもつながっています。

「当選率アップ」キャンペーン設計の注意点

条件設定は「ユーザー行動」を優先に

「当選率アップ」を条件にした行動が複雑すぎると、かえって離脱を招くことがあります。
たとえば「ハッシュタグ+リポスト(リツイート)+引用投稿+リプライ」と複数の動作を求めると、ユーザーが途中で諦めてしまうケースもあります。

エンゲージメントを増やす目的であっても、ユーザーが迷わず行動できるシンプルさを保つことが重要です。
また、行動条件はブランドの目的と自然に結びつく形で設計するのが理想です。たとえば「使ってみた感想をリプライで投稿」など、ユーザーにとって楽しめる仕組みにすると好印象を残せます。

公平性と透明性を担保する

「当選率アップ」という言葉は、魅力的である反面、「どの程度アップするのか」が不明確なままだと不信感を招きやすい要素でもあります。
応募規約に、例えば「リプライしてくださった方は、1回の応募で2回分にカウントいたします。」というような概要文を加えましょう。

表記例:下記のようにルールの意図をわかりやすく伝えることが大切です。
・「リプライすると当選率2倍」
・「指定条件を満たすと抽選の対象が増える」
・「条件を満たした方を優先的に抽選」

SNSキャンペーンでは、こうした透明性の確保により、キャンペーン自体の信頼性が高まり、参加者の納得感や安心感につながります。

まとめ:キャンペーンの短期的な盛り上がりを、フォローされ続けるアカウント運用につなげよう。

「当選率アップ」を条件に取り入れたキャンペーンは、応募意欲を刺激し、エンゲージメントを高める有効な仕組みとして注目を集めています。

しかし、その効果を「瞬間的な盛り上がり」に終わらせず、次の運用につなげるには、キャンペーンの先にある関係づくりを意識することが重要です。

たとえば、キャンペーンで一度フォローしてくれたユーザーが、終了後も企業アカウントをフォローし続けたくなるような投稿を続ける。
あるいは、UGC型のキャンペーンを実施した場合は、キャンペーン後に応募者の投稿を企業側が丁寧に引用リポスト(リツイート)で紹介するなど、ユーザーの参加行動を、企業公式アカウントとして還元する工夫が、今後ますます求められていくでしょう。

また、X(旧 Twitter)のアルゴリズムは変化を続けていますが、エンゲージメントを生む本質は変わりません。「当選率アップ」施策は、そのときどきの仕組みをうまく取り入れつつ、ブランドとユーザーの距離を縮める「きっかけ」として設計することが大切です。

X(旧 Twitter)のキャンペーン企画は、フォロワーやお客さまとの関係性をどう深めるか、毎回悩ましい部分も多いと思います。筆者も同じ立場として試行錯誤を重ねています。
本記事が、皆さまのSNSキャンペーン企画づくりのヒントになれば幸いです。

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