X(旧Twitter)返信機能のリプライについて

ヘッダータイトル画像:X(Twitter)返信機能のリプライについて

企業SNS公式アカウントの運用担当者の方々とお話すると、X(Twitter)上で一般ユーザーとコミュニケーションを取る際に使う機能名称が混同している場合があります。個々にユーザーとやり取りする際に、企業アカウントとしては、リプライやメンションポスト(ツイート)、ダイレクトメール(DM)の特徴を理解して使い分けする必要があります。

そこで今回は、今さらではありますが、X(Twitter)の返信機能のリプライについてまとめました。

X(旧Twitter)のリプライ(返信)について

他者の投稿に対して、画面下部の吹出しマークをタップするとリプライができます。 リプライしたユーザーの投稿の先頭に「@ユーザー名」がついています。

企業アカウントのポスト(ツイート)にコメントが付くという表現しますが、このリプライ機能を利用して一般ユーザーが返信している事を指しています。

また、文字数は140文字(※)と限られているため、自身の投稿にリプライする方法で、続きの内容を投稿している一般ユーザーも見受けられます。

※X Premiumの認証バッジ(公式マーク)を有料サブスクリプションに契約をすると、長文(1.25万文字)での投稿が可能にまります。

参考画像:X(Twitter)のリプライアイコン。投稿にコメント(返答)芝居場合にタップする。

ここからは、ユーザー同士の状況によって、どの様に画面に表示されるかをまとめました。

X(旧Twitter)リプライ(返信)の画面表示

リプライされた側の表示、リプライする側の表示は、フォローしているかによって少し違うようなのでタイムライン等の表示をまとめました。

イメージ図:AさんとBさんで紹介。BさんがAさんにリプライする図。

(1)互いにフォロワーの場合

Aさん(投稿者)とBさん(リプライ者)はお互いにフォロワーで、
Aさんが投稿に対して、Bさんがリプライでコメント投稿した場合。

(2)AさんをフォローしているBさんからリプライする場合

BさんがAさんのフォロワー

Bさん(リプライ者)が、Aさん(投稿者)のフォロワーで、Aさん(投稿者)は非フォローの状態の場合。Aさんが投稿したツイートに対して、Bさんがリプライでコメント投稿するとどうなるのか。

(3)互いに非フォロワーの場合

どちらもフォロワー関係にない

Aさん(投稿者)とBさん(リプライ者)はお互いにフォローしていない状態で、 Aさんが投稿したツイートに対して、Bさんがリプライでコメント投稿するとどうなるのか。

※(2)、(3)のフォロー状態は、下記のような同じ表示となります。

Aさん
(投稿者)
Bさん
(リプライ者)
タイムラインAさんの投稿のみ表示、吹出しマークに数値が付く。

※タップで拡大表示するとスレッドでBさんのリプライも表示される。
Aさんの投稿とBさんのリプライが表示される。

※一行目に「返信:@Aさん」と表記されリプライ投稿と分かる。
「通知」
・プッシュ通知
・「通知」画面
・プッシュ通知:あり
・「通知」画面:Bさんのリプライのみが表示される。


※一行目に「返信:@Aさん」と表記されリプライ投稿と分かる
表示なし
プロフィール画面Aさんの投稿のみ表示され、吹出しマークに数値が付く。

※タップで拡大表示するとスレッドでBさんのリプライも表示される。
表示なし
プロフィール画面
「ツイートと返信」
Aさんの投稿のみ表示され、吹出しマークに数値が付く。

※タップで拡大表示するとスレッドでBさんのリプライも表示される。
Aさんの投稿とBさんのリプライがスレッドで表示される。

>>参考:Xヘルプセンター  返信と@ツイートについて

投稿者がリプライされた場合の画面

互いにフォロワーの場合、投稿者にどの様に表示されているか

(1)互いにフォロワーの場合の、投稿者がリプライされた場合の様子が分かるようにPC画像でご紹介します。

Aさん(投稿者)がリプライされた場合のタイムライン

フォロワー同士の場合、Aさん(投稿者)のタイムラインには、フォロワーのBさんからのリプライが通常のツイートと同じように表示される。同時に、「通知」メニューに着信のプッシュ通知が表示される。

参考画像:Aさん(投稿者)がリプライされた場合のタイムライン

Aさん(投稿者)がリプライされた場合の「通知」画面

「通知」メニューをクリックして「通知」画面へ移ると、Bさんのリプライ投稿が表示 ※一行目に「返信:@Aさん」と表記されるのでリプライ投稿と分かる。

参考画像:Aさん(投稿者)がリプライされた場合の「通知」画面

Aさん(投稿者)がリプライされた場合のプロフィール画面

プロフィール画面ではリプライを意味する「吹出しマーク」に、リプライ数が表示されます。 クリックして、そのリプライを拡大表示にすると、Aさん(投稿者)の投稿とBさん(リプライ者)からのリプライが表示されます。

参考画像:Aさん(投稿者)がリプライされた場合のプロフィール画面

X(旧Twitter)社によるリプライの非表示テスト

当時Twitter社ではカナダと日本で試験的にリプライの非表示を可能にしていました。 テスト地域は限定していますが、リプライを非表示した場合は、世界中のユーザーにも非表示になります。

投稿者が、あるユーザーのリプライを非表示にしても、リプライしたそのユーザーには連絡は届きません。 また、非表示設定をした投稿者は、そのリプライの非表示の解除もすることが可能です。 リプライ視点でのブロック機能で、心無いリプライによってアカウントの世界観を乱さないためにも有効な機能だと思います。

>>参考: Xヘルプセンター  Twitterをより安心して楽しむ方法

引用:
利用者の皆様のユニークな発言と会話が、Twitterの「Twitterらしさ」を支えています。そのためTwitterでは、すべての利用者が自由に、安心して公共の会話に参加できるよう、ルール、プロセス、テクノロジー、ツールを継続的に改善しています。」

参考画像:X(旧Twitter)ヘルプセンター、リプライ非表示テストのより

プロフィール画面の「返信」で表示される交流履歴

2017年春頃に機能拡張された「返信」画面ですが、 タイムラインや、プロフィール画面の「ポスト」では投稿した内容が、最新のものに追いやられてしまいますが、「返信」ではリプライのやり取りがまとまった状態となります。

企業アカウントのプロフィール画面の「返信」にアクセスすると、 アクティブサポートなど、その企業アカウントが一般ユーザーとコミュニケーションを取っている投稿のやりとりを確認できます。

まとめ:リプライ(返信)は吹出しマークをタップ

企業アカウントから一般ユーザーに交流する場合は、ダイレクトメールで突然連絡するよりも、リプライ機能を利用すし、そのユーザーの投稿への感想やお礼などから始めることをお勧めします。

また、自社アカウントの投稿に、一般のユーザーからリプライされた場合は、更にリプライ返しをし、ユーザーからのアクションを放置しないこともお勧めします。

リプライの特徴

  • 他者の投稿に対して、画面下部の吹出しマークをタップすると返信可能。
  • リプライしたユーザーのポスト(ツイート)の先頭に「返信:@ユーザー名」がついている。
  • 企業アカウントのポスト(ツイート)にコメントが付くという表現するが、このリプライ機能を利用して投稿に対して一般ユーザーが返信している事を指す。

活用方法

  • 1企業アカウントの投稿に対して一般ユーザーは、リプライ機能で気軽にコメントのやり取りができる。
  • 1回の投稿では文字数が足りない場合、自身でリプライし、連続した内容を投稿する。

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