X(旧 Twitter)の基本機能|リポストとは?引用リポストとの違いと企業アカウントでの使い分け

ヘッダータイトル画像:X(旧 Twitter)の基本機能|リポストとは?引用リポストとの違いと企業アカウントでの使い分け

Xには、他のユーザーの投稿を自分のフォロワーに共有できる「リポスト」という機能があります。企業アカウントでも、情報を広く届けたり、ユーザーとのコミュニケーションを生み出したりするために活用できます。

一方で、リポストと似た機能に「引用リポスト」があり、「どちらを使えばよいの?」「何が違うの?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、Xのリポストの基本的な仕組みや、引用リポストとの違いを解説します。さらに、企業アカウントでリポストと引用リポストをどのように使い分ければよいのか、具体的な活用方法や注意点も紹介します。

※Xでは「引用ポスト」「引用」など複数の呼び方があります。本記事では、「引用リポスト」と表記して解説します。

リポストとは?X(旧 Twitter)の投稿を再共有する機能

「リポスト(Repost)」とは、他のユーザーが投稿した内容を、広く共有するための機能です。Xの特徴の一つである「情報の拡散」を支える基本的な機能です。

「Post(ポスト)」は英語で「投稿する」という意味で、Xではユーザーが発信する投稿そのものを指します。
「Repost(リポスト)」は、「Re(再び)」と「Post(投稿)」を組み合わせた言葉です。つまり、他のユーザーの投稿を、自分のフォロワーに再び共有することを意味します。

なお、以前は「リツイート」と呼ばれていたため、「リポスト」と「リツイート」の違いが気になる方もいるかもしれませんが、「リポスト」は、以前「リツイート」と呼ばれていた機能と同じものです。

※Xでは、2023年7月のブランド変更に伴い、「リツイート」から「リポスト」へ呼称が変更されました。

>>参考: 
 Elon Musk @elonmusk (2023年7月23日、午後1:04)
 Elon Musk @elonmusk (2023年7月23日、午後6:55)

リポスト・引用リポストする方法

リポストまたは引用リポストしたい投稿の下部にあるリポストアイコンをタップ・クリックすると、「リポスト」と「引用する」のメニューが表示されます。

「リポスト」を選択すると、元の投稿をそのまま共有できます。
「引用する」を選択すると、元の投稿に自分のコメントを添えて、引用リポストとして投稿できます。

投稿イメージイラスト:Xのリポストメニュー表示イメージ。矢印アイコンをタップすると「リポスト」と「引用する」と2つのメニューが表示される。

>>参考:  Xヘルプセンター|リポストする方法

リポストした投稿はどのように表示される?

リポストした投稿の上部には、リポストを示すアイコンとリポストしたアカウント名が表示されます。そのため、誰がリポストした投稿なのか、元の投稿と区別して確認できます。

投稿イメージイラスト:リポストの表示イメージ。投稿上部にリポストしたユーザーのアカウント名が表示される。
※Xのリポストの表示イメージ

リポストした投稿はフォロワーのタイムラインに表示される。

リポストした投稿は、他者ユーザーのタイムラインに表示されます。フォロワーの場合は、タイムラインにある「フォロー中」タブで確認できます。

>>参考:  X Corp. Japan(2024年1月2日投稿)

2026年7月、プロフィール画面で「ポスト」と「リポスト」の表示が分離された。

2026年7月、Xのプロフィール画面で、「ポスト」と「リポスト」が別々のタブに表示されるというアップデートが順次導入されました。
公式のプレスリリースなどで一律の変更時期が案内されたものではないため、アカウントによって反映時期が異なる可能性があります。

プロフィール画面は、他のユーザーがアカウントを訪問した際に、これまでの投稿などを確認できる画面です。
現在は、「ポストタブ」には自分が投稿したものが表示され、「リポストタブ」には自分がリポストした投稿が表示されるようになりました。
一方、引用リポストは自分のコメントを添えて投稿するため、通常のポストと同じように「ポストタブ」に表示されます。

投稿イメージイラスト:「プロフィール」画面のタブメニューイメージ
※Xの「プロフィール」画面のタブメニューイメージ

なお、このプロフィール画面の表示のアップデートによるタブ表示の変更は、利用している環境やアカウントによって異なる場合があります。パソコンのWeb版とスマートフォンのiOS・Androidアプリでは、仕様の反映時期や表示が異なる可能性があります。

>>参考:  X_Xプロフィールに新UI導入、ポストとリポストが別タブに分離

>>参考:  電ファミニコゲーマー @denfaminicogame (2026年7月17日投稿)

引用リポストとは?コメントを添えて投稿を共有する機能

引用リポストとは、他のユーザーの投稿を引用しながら、自分のコメントを添えて投稿できる機能です。
通常のリポストとは異なり、元の投稿を共有するだけでなく、自分の感想や意見、補足情報などを加えて発信できる点が特徴です。

引用リポストするとどう表示される?

引用リポストでは、自分が添えたコメントと元の投稿が一つの投稿として表示されます。元の投稿へのリンクも残るため、投稿を見たユーザーは引用元の投稿も確認できます。

また、プロフィール画面では、引用リポストは通常のポストと同じように「ポストタブ」に表示されます。投稿の表示は、上部に自分が添えたコメント、その下に引用した元の投稿が表示されます。

投稿イメージイラスト:Xの引用リポストの表示イメージ。上に引用したユーザーの投稿がきます。少しインデントされて元の投稿が下について一つにまとまって表示されます。
※Xの用リポストの表示イメージ

リポストと引用リポストのエンゲージメントの違い

リポストと引用リポストでは、ユーザーからのエンゲージメントが、どの投稿に対して発生するかにも違いがあります。

リポストの場合

リポストは、元の投稿をそのまま共有する機能です。そのため「いいね」などの反応があった場合、元の投稿へのエンゲージメントとして扱われます。

引用リポストの場合

一方、引用リポストは、元の投稿を引用しながら自分のコメントを加えた新しい投稿です。そのため、引用リポスト自体にも「いいね」やリプライなどのエンゲージメントが発生します。
また、引用リポストされることによって元の投稿にもエンゲージメントが1回加算されます。

このように、リポストと引用リポストは、どちらも他の投稿を共有する機能ですが、エンゲージメントが発生する投稿の扱いが異なります。

リポストと引用リポストの比較表

ここまで紹介したリポストと引用リポストの違いを、以下の表にまとめました。

比較項目リポスト引用リポスト
共有方法他の投稿をそのまま共有元の投稿+自分のコメントを共有
自分のコメント追加しない追加できる
主な目的情報をそのまま広げる自分の意見・情報を加えて発信する
プロフィールでの表示「リポスト」タブ「ポスト」タブ
エンゲージメント元の投稿に対するエンゲージメントとして集計される引用リポストした自身の投稿に対するエンゲージメントとして集計される。

※引用リポストによって、元の投稿にもエンゲージメントが1回加算されます。
企業アカウントでの活用例自社投稿の再共有、メディア・他社投稿の紹介など自社のコメントを添えた情報発信、UGCへの反応など

リポストと引用リポストを企業アカウントで使い分けるポイント

リポストと引用リポストは、どちらも他の投稿を共有するための機能ですが、企業アカウントでは「何を目的に共有するのかによって使い分けることが大切です。

「そのまま情報を届けたい」のか、「自社からコメントや情報を加えて発信したい」のかを基準に、使い分けるとよいでしょう。

自社の情報を再度届けたいなら「リポスト」

自社で投稿したキャンペーンやイベント、商品・サービスに関する情報などを、フォロワーにもう一度届けたい場合は、リポストを活用して再度告知する方法があります。

Xでは、投稿したタイミングですべてのフォロワーに見てもらえるとは限りません。そのため、重要な情報をリポストすることで、再びフォロワーのタイムラインに表示される機会をつくれます。

たとえば、キャンペーンの応募期間中に改めて告知したい場合や、イベント開催日が近づいたタイミングで情報を再度届けたい場合などに活用できます。

他社やメディアの情報を紹介したいなら「リポスト」

ニュースサイトやメディア、取引先などが自社の商品・サービスについて紹介してくれた場合は、その投稿をリポストすることで、第三者から見た自社に関する情報をフォロワーに届けられます。

たとえば、メディアなどが自社の商品を紹介した投稿や、他社とのコラボレーションで相手企業が発信した投稿などが挙げられます。

こうした投稿をリポストすることで、自社で作成した投稿だけでは伝えにくい情報や、第三者ならではの視点を紹介でき、企業アカウントの情報発信の幅を広げることにもつながります。

自社のコメントや情報を加えて発信したいなら「引用リポスト」

元の投稿をそのままリポストするだけでなく、自社のコメントや補足情報を加えて発信したい場合は、引用リポストが適しています。

たとえば、メディアに自社の商品が紹介された投稿を引用リポストし、「ご紹介ありがとうございます」といったお礼のコメントを添えたり、商品に関する補足情報を加えたりすることができます。
また、他社とのコラボレーションやイベントに関する投稿などに、自社からのコメントを添えて紹介することもできます。

企業アカウントで他社やメディアの投稿を紹介する際には、単にリポストするのではなく、引用リポストで自社からの言葉を添えて発信するケースも多く見られます。相手への配慮として、紹介への感謝やお礼の言葉を添えることで、情報を共有しながらコミュニケーションにもつなげられます。

ただし、すべての投稿を引用リポストすればよいわけではありません。緊急性の高い情報など、そのまま素早く共有したい場合はリポストを使うなど、目的に応じて使い分けることが大切です。

>>参考:  Google Japan (2026年8月14日投稿)
Google JapanのX公式アカウントでは、Samsung Japan公式アカウントが、Google Store 表参道をSamsungのズーム機能で撮影した写真を投稿したものに対して、お礼のコメントを添えて引用リポストしています。さらに、自社製品を使って撮影したSamsung Japanの店舗「Galaxy Harajuku」の写真も加えています。
他社の投稿を紹介するだけでなく、自社からのコメントや写真を加えて発信している点が、引用リポストの活用例といえます。

ユーザーとのコミュニケーションには「引用リポスト」を活用

ユーザーが自社の商品・サービスについて投稿した感想や写真、利用した様子などの投稿は、UGC(User Generated Content/ユーザー生成コンテンツ)と呼ばれます。

こうしたUGCを引用リポストし、「ご投稿ありがとうございます」「素敵な写真をありがとうございます」などのコメントを添えることで、投稿を紹介しながらユーザーとのコミュニケーションにつなげられます。

また、UGCを企業アカウントから紹介することで、投稿してくれたユーザーとの接点をつくるだけでなく、商品・サービスを利用したユーザーの声を他のユーザーにも届けられます。
ただし、ユーザーの投稿を企業アカウントで紹介する際は、投稿内容やユーザーとの関係性などを確認し、企業アカウントで取り上げることが適切かを判断しましょう。

>>参考:  【公式】カゴメ(2026年8月18日投稿)
【公式】カゴメの公式Xでは、自社の商品を使って調理したユーザーの投稿に対して、お礼のメッセージを添えて引用リポストしています。ユーザーの投稿を紹介するだけでなく、企業からユーザーへ反応を返すことで、コミュニケーションにつなげている事例です。

企業アカウントでリポスト・引用リポストを活用するときの注意点

リポストや引用リポストは、他のユーザーの投稿を手軽に共有できる便利な機能です。一方、企業アカウントでは、共有した投稿も企業からの発信として受け取られる可能性があります。
リポストや引用リポストをする前に、企業アカウントから発信して問題がない内容かを確認することが大切です。

リポスト・引用する投稿の内容や発信元を確認する

リポストや引用リポストをする前に、元の投稿の内容や発信元を確認しましょう。

特に、他社やメディアの投稿を紹介する場合は、発信元が信頼できるアカウントか、投稿内容に誤りや古い情報がないか、自社の商品・サービスやブランドイメージと合っているかなどを確認することが大切です。

一度リポストや引用リポストをすると、その投稿を企業アカウントが支持・紹介していると受け取られる可能性があります。「関連する内容だから」という理由だけで共有するのではなく、企業アカウントから発信して問題がない内容かを確認してから活用しましょう。

引用リポストでは元の投稿の文脈を確認してコメントを添える

引用リポストでは、自社のコメントや情報を加えて発信できる一方、元の投稿とは異なる意味で受け取られないよう注意が必要です。

たとえば、元の投稿の一部分だけを取り上げてコメントすると、投稿者が意図していた内容とは異なる文脈で伝わってしまう可能性があります。

そのため、引用リポストを作成する際は、元の投稿がどのような意図や文脈で発信されたものなのかを確認したうえで、自社のコメントを添えることがポイントです。

「ご紹介ありがとうございます」「参考になる情報をご紹介します」など、元の投稿への反応を明確にしたうえで、自社から伝えたい情報を加えると、投稿の意図も伝わりやすくなります。

UGCを活用するときはユーザーとの関係性を意識する

ユーザーが自社の商品・サービスについて投稿してくれた場合、その投稿は企業にとって貴重なUGCとなります。リポストや引用リポストを活用してUGCを紹介することで、ユーザーとのコミュニケーションや情報発信に活用できます。

ただし、ユーザーにとっては、企業に向けて投稿したものではなく、個人的な体験や感想として発信しているだけの場合もあります。そのため、自社のことを紹介しているUGCだからといって、すべての投稿を企業アカウントで取り上げるのではなく、投稿内容やユーザーとの関係性を考慮して活用することが大切です。

また、投稿に個人情報などが含まれていないか、自社のアカウントで紹介することでユーザーが不快に感じる内容ではないかなども確認しましょう。

まとめ|リポストと引用リポストを目的に合わせて使い分けましょう

Xのリポストは、他のユーザーの投稿をそのまま共有できる機能です。一方、引用リポストは、元の投稿を共有しながら自分のコメントや情報を加えて発信できます。

企業アカウントでは、情報をそのまま再度届けたい場合や、他社・メディアの投稿を紹介したい場合はリポスト、自社のコメントや補足情報を加えて発信したい場合は引用リポストというように、目的に応じて使い分けることがポイントです。

また、ユーザーの投稿をリポストや引用リポストで紹介することは、UGCを活用したコミュニケーションにもつながります。投稿を共有する際は、元の投稿の内容や発信元を確認するとともに、ユーザーとの関係性にも配慮しましょう。

リポストと引用リポストの特徴を理解し、「何を届けたいのか」「どのようなコミュニケーションにつなげたいのか」を考えて使い分けることで、企業アカウントの情報発信をより効果的に活用できます。

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