アディッシュプラスのSNS運用代行https://www.sns.adishplus.co.jpアディッシュプラスは、「CPO~Communication Process Outsourcing〜」という概念の元、サービスを提供Thu, 12 Feb 2026 02:22:01 +0000jahourly1https://www.sns.adishplus.co.jp/wp-content/uploads/2024/09/cropped-adso_log_favicon-32x32.pngアディッシュプラスのSNS運用代行https://www.sns.adishplus.co.jp3232 SNS公式アカウントの年末年始ごあいさつ投稿事例(2026年)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/blog-20260212/Thu, 12 Feb 2026 03:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14492

年末年始は、企業のSNS運用においても、通常投稿を続けるべきか、あるいは投稿を控えるべきか、判断に迷いやすい時期です。そこで本記事では、X(旧 Twitter)やInstagramの企業公式SNSアカウントが年末年始に行 ... ]]>

年末年始は、企業のSNS運用においても、通常投稿を続けるべきか、あるいは投稿を控えるべきか、判断に迷いやすい時期です。そこで本記事では、X(旧 Twitter)やInstagramの企業公式SNSアカウントが年末年始に行っていた投稿事例をピックアップしてご紹介します。投稿内容や切り口のヒントとして、今後のSNS運用にお役立ていただければと思います。

※本記事内の投稿事例は、X(旧 Twitter)およびInstagramの埋め込み機能を利用しています。閲覧環境や通信状況によっては、表示に時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

SNSプラットフォーム系

主なSNSプラットフォームは、アメリカ本社主導で運用されているケースが多く、ここ数年は年末年始に日本文化を意識した投稿はあまり見られなくなっています。

Instagram for Business <Instagram投稿>

>>参考:  @instagramforbusiness 2026年1月3日投稿

日本国内向けの年末年始投稿は行われておらず、英語圏向けの公式ビジネスアカウント「Instagram for Business」から、「2026年のビジョンボード(※)には何を書きましたか?」と、ユーザーに目標や夢を問いかける内容が投稿されていました。
新年のタイミングに合わせて、フォロワーに今年の抱負を考えさせるメッセージとなっており、グローバル向けアカウントらしい切り口といえます。

(※)ビジョンボード:自分が叶えたい夢や目標、欲しいもの、なりたい姿などの写真や、カードに言葉を記入し掲載するボードのこと。ドリームボードとも呼ばれます。

X Corp.  <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: 
 @XcorpJP  2026年1月1日投稿
 @X  2025年12月23日投稿

X日本公式アカウント(@XcorpJP)では、2026年元旦に、昨年から話題となっているAIを活用し、干支(午年)にちなんだ、馬が駆け抜ける映像による新年のごあいさつ投稿を行っていました。
この動画は、xAIが開発した「Grok(グロック)」によって生成されたもので、年始のあいさつと同時に自社の技術力・サービス価値を自然に訴求する内容となっています。季節性とプロダクト訴求を無理なく組み合わせた好例といえるでしょう。
X社の英語圏向けアカウント(@X)では、2025年を振り返る総集編動画を投稿。世界的に話題となったエンターテインメントやスポーツのトピックをテンポよくまとめた内容で、「その年を象徴する出来事」を振り返らせる構成になっていました。

YouTube Japan <Instagram投稿>

>>参考: @youtubejapan
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

YouTube Japanの公式Instagramアカウントでは、通常、動画クリエイターやインフルエンサーの紹介、自社イベントのレポートなど、情報量の多い投稿が中心となっています。
年末にはその流れを踏まえ、1年間を振り返る形で、話題となったコンテンツや音楽をランキング形式で紹介する投稿が行われていました。
一方、元日の投稿ではそれまでとは一転し、装飾を抑えたシンプルなビジュアルで新年のあいさつを実施。日頃はリールや画像を使ったにぎやかな投稿が多いアカウントであるからこそ、あえて情報量を絞ったデザインが際立ち、年賀状のような印象を与える投稿となっています。

AI・オンラインツール系

ChatGPT <Instagram投稿>

>>参考:  @chatgpt 2026年1月1日投稿

OpenAI社開発のAIサービス、ChatGPTの英語圏向け公式Instagramアカウントでは、年始の投稿として、AIであるChatGPTに質問を投げかけている画面をそのままビジュアルにした投稿が公開されていました。
投稿では、「2026年にやめたほうがいいことは何だと思う?」という問いに対し、ChatGPTが回答するやり取りが画像で紹介されています。
そのAIの返答内容は、「今の自分に合わなくなった習慣を手放してみてはどうか」といった、思慮深いメッセージとなっており、新年らしい前向きさを感じさせるものでした。サービス紹介を前面に出すのではなく、AIと対話する体験そのものの面白さをさりげなく伝えている点が印象的です。

Gemini <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考:  @GeminiApp 2026年1月2日

Googleが開発するAIサービス「Gemini(ジェミニ)」の英語圏向け公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年始の投稿として「今年最初のプロンプトは何ですか? リプライで教えてください。」とユーザーに問いかける投稿を行っていました。
「プロンプト」とは、AIに対して与える指示文や質問文のことを指します。この「プロンプト」をイメージさせるシンプルな文章のみの投稿でした。また、世界中のユーザーからリプライが寄せられており、年始のタイミングを活かしてユーザー参加型のコミュニケーションを生み出している点も特徴的です。

Canva 公式(キャンバ) <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考:  @CanvaJapan 2026年1月1日

オンライングラフィックデザインツール「Canva(キャンバ)」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、元旦に、Canvaのデザイン作成画面上で干支の馬のイラストを使い、年賀状を制作しているようなビジュアルで投稿していました。
投稿文はシンプルながら、「一緒に楽しくデザインしていきましょう」というメッセージが込められており、ユーザーとの距離感の近さが感じられます。日本向けにローカライズされた年始投稿となっており、外資系企業のSNS運用においても参考にしたい好例だといえます。

検索エンジン系

Yahoo! JAPAN(ヤフー)<X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @Yahoo_JAPAN_PR
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

検索エンジン「Yahoo! JAPAN」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末と年始でトーンを切り替えた投稿が行われていました。
2025年の大晦日には、雄大な富士山のビジュアルとともに、一年を締めくくるシンプルな挨拶を投稿。落ち着いた雰囲気で、年の終わりにふさわしい静かな印象を与えています。
元日の投稿では雰囲気を一転して、公式キャラクターの「えんじん」くんや「けんさく」くんが登場し、投稿文では「Happy」の文字をあしらったポップで親しみやすいビジュアルで新年の挨拶が行われていました。
また、投稿内では2026年がYahoo! JAPANのサービス開始30周年にあたることにも触れられており、年始のあいさつとあわせて節目の年であることを自然に伝える構成となっています。

スポーツ系

水戸ホーリーホック <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考:  @hollyhock_staff 2026年1月1日投稿

昨シーズン、JリーグでJ2からJ1への昇格を果たした水戸ホーリーホックの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、マスコットキャラクターの「ホーリーくん」が袴姿で新年の挨拶をするビジュアルが投稿されていました。
年始に合わせて袴姿を用意し、きちんとお正月仕様のビジュアルを制作している点が印象的です。こうしたひと手間は、投稿を見た人に「きちんと新年を迎えている」という印象を与え、クラブの誠実さや丁寧な姿勢を自然に伝えてくれます。
また、Xの投稿文には「新しい原風景をこの街に」という言葉が添えられており、年始の挨拶を通して、ファンとの距離をあらためて縮めることに成功している点が印象に残る事例です。

宇都宮ブレックス <Instagram投稿>

>>参考:  @utsunomiyabrex_official 2026年1月1日投稿

B.LEAGUE(Bリーグ)東地区に所属し、3シーズンぶり3度目の優勝を果たした宇都宮ブレックスの公式Instagramアカウントでは、年始の投稿として、公式マスコットキャラクター「ブレッキーくん」が干支にちなんだ“馬のかぶりもの”を身に着けたイラストが公開されました。
クマをモチーフとしたキャラクターが、あえて馬の装いをしている点に、年始ならではの遊び心と特別感が感じられます。シンプルながらも「お正月らしさ」がひと目で伝わるビジュアルとなっており、ファンにとっても印象に残る投稿です。 また、キャプション(投稿文)では、昨年惜しまれつつ逝去されたヘッドコーチへの想いや、その後ファンの声援に支えられながら優勝を果たしたチームの歩みについても触れられていました。
単なる新年のあいさつにとどまらず、クラブの歴史や感情を共有する内容となっており、ファンとの絆をあらためて感じさせる投稿となっています。

食品系

エスビー食品株式会社 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @sbfoods_jp
 2025年12月26日
 2026年1月5日

香辛料などの加工食品を展開するエスビー食品株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にかけて、実用性と季節感を意識した投稿が行われていました。
12月26日の投稿では、おせち料理に関する内容を紹介し、自社のレシピ掲載Webサイトへと誘導。年末の調理シーズンを見据え、少し早めのタイミングで情報を届けることで、自然な形でオウンドメディアへの回遊につなげています。
年明けの1月5日には、仕事始めのタイミングにあわせて年始の挨拶投稿を実施。人気の香辛料商品を干支にちなんだビジュアルであしらい、年賀状のようなデザインで新年のスタートを伝えていました。
投稿内では、創業103年、さらに瓶入りスパイスシリーズが発売20周年を迎えることにも触れられており、節目の年であることをさりげなく伝えています。また元旦ではなく「仕事始め」にあらためて挨拶を行うことで、生活リズムや実務の流れに寄り添った発信はSNS運用の参考になります。

ニッスイ フードパーク【ニッスイ公式】 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @nissuikoushiki
 2025年12月26日投稿
 2026年1月5日投稿

大手水産・食品メーカーである株式会社ニッスイの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末と年始でそれぞれ異なる切り口の投稿が行われていました。
12月26日の投稿では、2025年に登場した新商品を一挙に並べたビジュアルで年末の挨拶を実施。ハートモチーフの背景に商品が並ぶ構成は、食品メーカーらしい温かみのある印象で、2025年の新商品の認知をまとめて高めるという点でも、年末らしい活用方法でした。
また、年明けの1月5日には、仕事始めにあわせた年始の投稿を実施。馬のイラストと、自社商品の練り物を「馬蹄」のように円形に並べたビジュアルが印象的で、干支を取り入れつつ遊び心が感じられるクリエイティブとなっていました。ユーモアと可愛らしさを備えた表現は、年賀状のような親近感があり、見る側に自然と好印象を与える投稿です。

アパレル系

CHUMS JAPAN <Instagramで投稿>

>>参考: @chums_japan
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

アウトドアブランド・CHUMS(チャムス)の公式Instagramアカウントでは、ブランドアイコンでもある「ブービーバード」のモチーフをベースとしたイラストを用いて、年末年始の投稿が行われていました。
12月31日の投稿では、干支が巳年から午年へと移り変わる様子を表現したイラストを使用し、1年の感謝を伝える内容となっています。年始の投稿では、馬をモチーフにしたおしゃれなイラストを投稿。このイラストは公式Webサイトから「ぬり絵」として無料でダウンロードできるようになっており、完成した作品を投稿するよう呼びかけるなど、ユーザー参加型の仕掛けも取り入れられています。
単なる挨拶投稿にとどまらず、ブランドの遊び心や世界観を体験として共有できる点が印象的で、ファンとの距離を自然に縮める年始施策として参考になる事例といえるでしょう。

BEAMS (ビームス)<Instagramで投稿>

>>参考:  @beams_official 2026年1月1日投稿

衣料品や雑貨を展開するアパレル企業、BEAMSの公式Instagramアカウントでは、元旦に干支である馬をモチーフにしたイラストで年始の投稿が行われていました。
投稿の画像は、馬が走るトラックをダイナミックに描いたビジュアルが印象的で、そのコース自体が「50」の数字をかたどる構成となっています。これは、BEAMSが2026年にブランド創立50周年を迎えることを表現したもので、新年の挨拶と周年告知を兼ねたデザインとなっていました。シンプルながらも動きのある構図と、ブランドの節目をさりげなく伝える演出は、BEAMSらしい洗練された世界観を感じさせます。

ゲーム系

【公式】ポケモン情報局 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @poke_times
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

RPG(ロールプレイングゲーム)の代表的タイトルの一つである「ポケットモンスター」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にあわせて、キャラクターの魅力を活かした投稿が行われていました。
年末の12月31日の投稿では、人気キャラクターである「ピカチュウ」を用いて、1年の感謝を伝えるメッセージを発信。投稿文には翌年に開業予定の屋外施設のグランドオープン日についても案内しており、年末の挨拶とインフォメーションを自然に組み合わせた内容となっています。
また、元日の投稿では、ゲーム内キャラクターであるスイレンとポケモンたちをあしらった年賀状風のビジュアルを公開。 普段はゲーム内イベントや商品情報が中心のアカウントですが、年始にはあえてお祝いに振り切った表現を取り入れることで、特別感のあるコミュニケーションを実現しています。

飲料系

アサヒビール <Instagram投稿>

>>参考: @asahibeer_jp
 2025年12月26日投稿
 2025年1月5日投稿

アサヒグループホールディングス株式会社が展開するアサヒビールの公式Instagramアカウントでは、年末と年始でそれぞれ異なるアプローチの投稿が行われていました。
年末12月26日の投稿では、1年をねぎらう「乾杯」をテーマにしたリール動画を公開。商品を手にしたシーンとともに「お疲れさまでした!」というメッセージが添えられ、1年間頑張った人に向けて労いの言葉を届ける内容となっています。
またキャプション(投稿文)には「2025年もアサヒビール公式Instagramを見守っていただき、ありがとうございました。」と記されており、2025年の事情をふまえた内容で商品ファンへの感謝を丁寧に伝える投稿となっていました。
年始の1月5日には、仕事始めのタイミングに合わせて「おみくじ形式」のクリエイティブを投稿。画面をタップすると商品と占い結果が表示されるGIF仕様になっており、思わず触ってみたくなる仕掛けが施されています。
年末は「感謝とねぎらい」、年始は「参加型の楽しさ」と、目的に応じて表現を切り替えている点が印象的です。

日東紅茶【公式】 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @nittoh_tea
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

紅茶ブランド・日東紅茶の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、日頃から紅茶を取り入れた暮らしやレシピ提案など、「紅茶のある時間」を感じさせる投稿が継続的に発信されています。
12月31日の投稿では、Xアカウント開設から6年目を迎えたことに触れつつ、これまで応援してきたファンやフォロワーへの感謝を伝える内容となっていました。商品イメージに通じる落ち着いたトーンのビジュアルと文面で、年末らしい穏やかな雰囲気が表現されています。
元日の投稿では、干支である「馬」をモチーフにした水彩画風のイラストを使用。やわらかな色合いとクラシカルなタッチが印象的で、ブランドが大切にしている上品さや温かみが伝わるビジュアルとなっていました。

交通機関系

はとバス【公式】  <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @nittoh_tea
 2025年8月14日投稿(創業77年を記念した投稿)
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

東京を拠点とする観光バス会社、はとバスの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にかけて「バス」という自社ならではの強みを活かした投稿が行われていました。
12月31日の投稿では、8月の創業77周年を記念して制作された「77」の文字をバスで表現したビジュアルを再び使用し、1年の感謝を伝えています。実際のバスを使って文字を形づくるというユニークな表現方法で、撮影のために現場が一体となって取り組んでいる様子もうかがえます。こうした手間をかけた演出が、はとバスらしい親しみやすさにつながっています。
また、元日の投稿では、2階建てバスを中央に配置し、「福を乗せて入ります」というメッセージを添えた年賀状風のビジュアルを公開。年賀状風のデザインはとても明るく前向きな印象を与える内容となっていました。

甘木鉄道株式会社【公式】<X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @amagi_railway
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

福岡県と佐賀県を結ぶ甘木鉄道株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、地域に寄り添った発信が日頃から印象的です。普段の投稿では「#今日の甘鉄」というハッシュタグを用い、沿線の風景や車両の様子、駅などの清掃風景など、沿線が身近に感じられる内容が多いのが特徴です。
12月31日の投稿では、フォロワー数がまもなく1万人に到達することを報告し、日頃の応援への感謝を伝えていました。これまでの積み重ねを大切にする姿勢から、地域に支えられてきた鉄道会社らしさが感じられます。
元日の投稿では、走行中の車両に「謹賀新年」の文字を添えた年賀状風の写真を公開。あわせて、2026年に開業40周年を迎えることにも触れ、節目の年に向けた前向きなメッセージが添えられていました。

文房具系

【公式】スケッチブックのマルマン <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @maruman_sketch
 2025年12月26日投稿
 2026年1月1日投稿

スケッチブックなどの紙製品を展開する文具メーカー、マルマン株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、ハッシュタグ「#マルマンスケ部」を活用し、ユーザーに作品投稿を呼びかける形でUGC(※)の創出を促しています。投稿された作品をリポストして紹介するなど、ユーザーとの継続的なコミュニケーションを大切にしている点も特徴です。
年末・年始の投稿では、公式キャラクター「図案さん」と「クロッキーツインズ」を用いた、手描きタッチの温かみを感じるイラストで発信されていました。12月26日の年末投稿では、「いつも嬉しく拝見しています」といった一言を添え、日頃から作品を投稿しているユーザーとの距離の近さが伝わる内容でした。

※UGC(User Generated Content):一般ユーザーが投稿した写真やイラスト、感想などのコンテンツのこと。

【公式】マジックインキ(R)寺西化学工業株式会社 <Instagramで投稿>

>>参考: @magicinkJP
 2026年1月1日投稿
 2026年1月5日投稿

文具・事務用品メーカーである寺西化学工業株式会社の公式Instagramアカウントでは、代表的な商品である「マジックインキ」を前面に打ち出したお正月デザインの投稿が行われていました。
元旦の投稿では、年賀状風のデザインを採用し、中央にはおめでたい雰囲気を感じさせる赤色のマジックインキを配置。キャプション(投稿文)には、創業110周年を迎えることへの想いとあわせて、年始の営業日についての案内も添えられており、ユーザー対応を行わない期間であることも丁寧に伝えられていました。
1月5日の仕事始めの投稿では、水引を今年の干支である「馬」に見立てたデザインに、マジックインキをずらりと並べたビジュアルを使用。商品ロゴの持つデザイン性が活かされた、見た目にも華やかなクリエイティブとなっており、ブランドの世界観づくりの参考になる投稿でした。

美術館・博物館系

金沢21世紀美術館 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @Kanazawa_21
 2025年12月28日投稿
 2026年1月1日投稿

石川県金沢市にある金沢21世紀美術館の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始に美術館そのものの魅力を活かした投稿が行われていました。建築家・妹島氏が設計に携わった建築ならではの美しさを活かし、施設そのものが主役となるビジュアルで発信されています。
12月28日に年末の投稿をしています。やわらかな日差しに包まれた美術館正面の写真を使用し、投稿文には年末年始の開館時間に関する案内も添えられていました。
一方、元旦の投稿では、朝日を背にした美術館を俯瞰で捉えた奥行きのある写真に、「迎春」の文字をあしらった年賀状のような一枚を投稿。投稿文は控えめながらも、新年の始まりにふさわしい静けさと品のある雰囲気が伝わる内容となっていました。

日本科学未来館 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @miraikan
 2025年12月27日投稿
 2026年1月2日投稿(2025年12月26日の投稿を引用リポスト)

東京・お台場にある日本科学未来館の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にあわせて施設ならではの世界観を活かした投稿が行われていました。
イグ・ノーベル賞受賞者と語り合うイベントや、身体や科学をテーマにした体験型展示など、参加型の企画で知られる施設で、SNSの投稿でもユーザーに「体験」を感じさせる運用を続けています。
年末の投稿では、館内のシンボルでもある巨大球体ディスプレイ「ジオ・コスモス」をメインにしたビジュアルで、年末年始の開館スケジュールを案内。続く投稿では、少しはやめに12月26日に告知していた新年特別イベントの投稿を改めてリポストし、年始の来館を促していました。
また、12月27日に投稿された年末のご挨拶投稿では、博物館スタッフの方々が「ジオ・コスモス」越しに手を振る写真も投稿されており、科学館らしい知的な雰囲気の中に、どこか親しみを感じさせる年末年始の挨拶となっていました。

外食系

モスバーガー <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @mos_burger
 2025年12月31日
 2026年1月1日
 2026年1月2日投稿 午前10:00投稿
 2026年1月2日 午前11:00投稿

ハンバーガーチェーン、モスバーガーの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末のご挨拶投稿からお正月にかけて、連続した投稿で年始ムードを盛り上げていました。
12月31日の投稿では、赤い器に盛り付けたハンバーガーの写真とともに、1年間の感謝を伝える内容を投稿。ユーザーからの「いいね」やコメントへのお礼が添えられており、ファンとの距離の近さが感じられる内容でした。 元旦には、お正月飾りとハンバーガーを組み合わせたビジュアルで、新年の挨拶を投稿。シンプルながらもモスらしい温かみのある、年賀状風のデザインが印象的です。
さらに1月2日には、ハンバーガーを初日の出に見立てたユーモアのあるビジュアルを投稿。同日中には、モスの商品を重箱に詰めた「おせち風」の画像も公開され、思わず目を引く演出となっていました。 自社商品をそのまま使いながら、時にはおしゃれに、時には遊び心たっぷりに表現することで、年始のSNSを楽しく盛り上げている好例といえそうです。

資さんうどん【公式】 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @sukesan1976
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

福岡県発祥のうどんチェーン店・資さんうどんの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にあわせた温かみのある投稿が行われていました。
年末のご挨拶文では、口コミをきっかけに1都1府16県まで店舗が広がったことへの感謝を、都道府県名を挙げながら丁寧に伝えており、企業としての成長や勢いが感じられる内容となっていました。 元旦の投稿では、年賀状を思わせるデザインの画像とともに、「『資さんに行こか』が日常の会話になれれば幸いです。」という投稿文を添えて新年の挨拶を実施。ブランドとしての想いや目指す姿がストレートに伝わる、印象的な投稿となっていました。

あんみつ みはし <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @mihashi_ueno
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

昭和23年に上野公園前で創業した老舗甘味処「あんみつ みはし」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末のご挨拶として、少し前に投稿していた年末年始の営業時間案内を引用リポストする形で再度告知していました。年末年始は特に来店が集中しやすい時期でもあり、来店予定の方への配慮が感じられる投稿で、実店舗を構える企業ならではの丁寧な運用事例といえます。
また元旦には、干支の馬をモチーフにした貼り絵風のイラストで年始のご挨拶を投稿。ロゴの雰囲気ともよく合った、やさしく温かみのあるビジュアルで、新年のご挨拶としても印象に残る投稿となっていました。

日用品・家電メーカー系

タイガー魔法瓶公式 <Instagram投稿>

>>参考: @tiger_pr_jpn
 2025年12月26日投稿
 2026年1月5日投稿

電気調理器具メーカー・タイガー魔法瓶の公式Instagramアカウントでは、年末と年始で役割の異なる投稿を行っていました。
12月26日の投稿では、2025年に反響の大きかった投稿を振り返る形で、人気トップ3の投稿やリール(動画)を紹介。定番の水筒だけでなく、「かつて社内でトラを飼っていた」というユニークなエピソードや、復刻商品の投稿などが多くの反応を集めていたことがわかります。年間の振り返りを通して、改めて自社商品の魅力を伝える構成になっており、年末投稿として参考になる内容でした。
年始の投稿は1月5日に実施。漆黒の炊飯器とおせち料理を組み合わせたビジュアルで、落ち着きのあるお正月らしさを演出しています。また、キャプション(投稿文)では「日々の暮らしに寄り添う」というブランドの姿勢が語られており、年始のタイミングにふさわしい、丁寧で誠実な印象の投稿となっていました。

DAIKIN Japan(ダイキン工業) <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @daikin_jp
 2025年12月26日投稿
 2026年1月1日投稿

空調事業・フッ素化学事業を展開するダイキン工業株式会社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始に公式キャラクター「ぴちょんくん」を中心とした投稿が行われていました。普段は「中の人」による親しみのある投稿が多いアカウントですが、年末年始はキャラクターを前面に出した構成に切り替え、季節感のある演出が印象的です。
12月26日の投稿では、「ぴちょんくん」がお辞儀をするかわいらしいイラストとともに年末の挨拶を掲載。「おかげさまで、あっという間の一年でした。」という一文からは、日常的に丁寧なコミュニケーションを積み重ねてきたSNS運用の様子がうかがえる投稿でした。
また元旦の投稿では、干支の「馬」とだるま落としで遊ぶ「ぴちょんくん」を描いた年賀状風のビジュアルで投稿。「今年も暑さ寒さに負けず」といった一文を添えることで、空調メーカーらしさをさりげなく表現しており、企業イメージと季節感を自然に結びつけた参考にしたい投稿です。

食品スーパー系 

サミットストア公式  <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @summitstore_co
 2025年12月30日投稿
 2025年12月31日投稿
 2026年1月1日投稿

首都圏で展開する食品スーパーマーケットチェーン、サミットストアの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、年末年始にかけて実店舗と連動した投稿を行っていました。
毎年恒例となっている「干支ぬいぐるみ」をサミットポイントで交換できるキャンペーンを軸に、年末年始の営業案内を発信。12月30日の投稿では、翌年の干支である「馬」のぬいぐるみを紹介し、キャンペーンへの期待感を高めていました。
12月31日は文章のみのシンプルな投稿で、年末の営業時間について丁寧に案内。さらに元旦には、干支ぬいぐるみとともにキャンペーン開始を告知し、新年らしい明るい雰囲気での投稿となっていました。
毎年恒例の企画を軸にしながら、実店舗の利用につなげていく構成は、地域密着型のスーパーならではの運用例です。

公益財団法人・伝統文化系

アダチ版画研究所 <X(旧 Twitter)投稿>

>>参考: @ukiyoe_adachi
 2025年12月31日投稿
 2025年12月31日投稿 ※セルフリプライで投稿
 2026年1月1日投稿

江戸時代から続く浮世絵の木版画工房兼版元・アダチ版画研究所の公式X(旧 Twitter)アカウントです。伝統文化に触れる機会が限られがちな中、SNSを通じて浮世絵の魅力を丁寧に発信しています。
12月31日の投稿では、自社オンラインストアで販売された復刻浮世絵の人気ランキングを紹介。上位作品を実際の浮世絵画像とともに掲載し、セルフリプライで第1位となった葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を紹介していました。Xの機能を活かした見せ方で、作品への関心を自然に高める構成となっています。
また年始の投稿では、浮世絵や木版画の魅力をさらに広めていきたいという想いを文章で伝えつつ、干支の「馬」をモチーフにした筆致豊かな版画を掲載。シンプルながらも趣のあるビジュアルで、新年にふさわしい落ち着いた雰囲気を演出していました。

まとめ:年末年始投稿から見えたポイント

今回ご紹介した事例から、年末年始のSNS投稿にはいくつか共通するポイントが見えてきました。

  • 年末の挨拶では、1年の振り返りとして「人気だった投稿」や「取り組み」「商品・サービスの歩み」などを伝える投稿が多く見られました。
  • 年始の投稿は、必ずしも元旦でなくてもよく、仕事始めのタイミングでの投稿でも十分に成立しています。
  • 自社の商品やサービス、建物、キャラクターなどを中心にした「年賀状風」のビジュアルは、ユーザーにとっても分かりやすく、自然に受け入れられやすい傾向があります。
  • また、新年に周年を迎える企業やブランドの場合は、その節目をあわせて伝えることで、企業の歩みや想いを知ってもらう良い機会にもなります。

どの事例にも共通しているのは、「派手さ」よりも「らしさ」や「継続性」を大切にしている点でした。年末年始という特別なタイミングだからこそ、日頃の運用スタンスや企業の姿勢が自然と伝わる投稿が、結果的にユーザーの共感につながっているように感じます。

今回ご紹介した年末年始の投稿を通して、あらためて多くの企業のSNS運用担当者のみなさんの工夫や想いに触れることができました。限られた時間や体制のなかで、ユーザーに少しでも楽しんでもらおう、気持ちよく新年を迎えてもらおうと工夫されている投稿ばかりで、個人的にもとても楽しく拝見しました。

お気軽にお問い合わせください。

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「当選率アップ型」で参加とエンゲージメントを高めるX(旧 Twitter)キャンペーンhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/campaign/blog-20251226/Fri, 26 Dec 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14135

X(旧 Twitter)では、「フォロー&リポスト(リツイート)」や「フォロー&いいね」を参加条件にしたプレゼントキャンペーンが多く実施されています。しかし、限られたエンゲージメントだけしか伸びないといった課題も少なくあ ... ]]>

X(旧 Twitter)では、「フォロー&リポスト(リツイート)」や「フォロー&いいね」を参加条件にしたプレゼントキャンペーンが多く実施されています。しかし、限られたエンゲージメントだけしか伸びないといった課題も少なくありません。
こうした中で、「当選率アップ」を取り入れた二段階応募のキャンペーン設計が見受けられます。本記事では、「当選率アップ」の参加条件を加えたX(旧 Twitter)キャンペーンを実施した企業アカウントとともに「当選率アップ」形式のSNSキャンペーンを解説します。

企業アカウントが「当選率アップ」を取り入れ始めた背景

企業の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「フォロー&リポスト(リツイート)で応募完了」というシンプルなキャンペーンが主流です。
一方で、手軽に参加できる反面、キャンペーンが終わるとフォローを外されてしまったり、一部のエンゲージメントを得ただけにとどまるケースも少なくありません。

こうした状況の中、X(旧 Twitter)キャンペーンの設計で、「当選率アップ」を条件に組み込む企業アカウントが増えつつあるようです。

参加意欲を上げる

SNSユーザーの間では「大手のキャンペーンは当たらない」といった心理も根強く、応募意欲を高めるのは難しいという課題もあります。

そこでキャンペーン投稿に「当選率アップ」という言葉を加えることで、ユーザーの応募意欲を高める効果があります。

短期的な盛り上がりを活用

SNSキャンペーンは、短期間で注目を集めることを目的としたプロモーション施策です。そのため、フォローを外す傾向のある懸賞アカウント(※)の存在も織り込みながら、キャンペーン期間中にエンゲージメントを最大化し、アルゴリズム面での勢いをつくる視点が求められます。

もう一段階、UGC投稿などの応募条件を満たすことで当選率がアップする形式を取り入れると、短期的ではあるもののエンゲージメントをより強く押し上げ、X(旧 Twitter)上での露出増加につなげる仕掛けとして機能します。

(※)懸賞アカウント:SNSキャンペーンの応募を主な目的としたアカウントのこと。

基本のキャンペーン応募形式にプラスアルファ

「当選率アップ」方式を取り入れたキャンペーンは、まずは基本の応募方法 [例:フォロー&リポスト(リツイート)、フォロー&いいね]だけでも参加できるようにしておくことで、ライトファンや初めてのユーザーも気軽に参加しやすくなります。

そのうえで、さらに特定の行動(リプライ投稿・引用リポスト(リツイート)・ハッシュタグ使用など)を追加条件として設けることで、より積極的な投稿や反応を促し、アルゴリズム対策としても有効に機能します。

ここでは、基本のX(旧 Twitter)キャンペーンにプラスする「当選率アップ」として多く用いられている3つの応募形式を紹介します。

参考イラスト:当選率UPのキャンペーンは応募方法を2段階にします。まずステップ1で基本的なフォロー&リツイートやフォロー&いいねをせっていし、プラスでステップ2としてUGC投稿:ハッシュタグ引用リツイート・リプライ投稿を加えます。

(1)UGC訴求型キャンペーンで当選率アップ

基本の応募条件に、さらに指定ハッシュタグと商品写真を添えて引用リポスト(リツイート)すると当選率が上がるという形式。

ユーザーが自発的にコンテンツを投稿し、ブランド体験を共有するUGC(※)タイプです。UGC誘発型は、商品の認知を高めたい・ブランド体験を広げたい企業に適しています。
エンゲージメントの「質」を重視し、すでに商品やサービスを利用している商材ファンからの応募を得たい場合にも効果的です。

(※)UGC:「User Generated Content」の略。ユーザーによって作成されたコンテンツで、新聞への投書やクチコミ投稿・イラストや画像・動画といった二次創作などを含む。

参考事例:ゼブラ

>>参考:  ゼブラ(@suraripen)2025年11月26日投稿より

文房具メーカー・ゼブラの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、新商品「サラサクリップ 勉強応援セット」を紹介するキャンペーンを実施しました。これは、受験生を応援するコンセプトの商品で、人気ペンを組み合わせたセットです。

応募方法は、指定ハッシュタグ「#サラサクリップ」を付けてキャンペーン投稿を引用リポスト(リツイート)するだけという、ライトファンでも参加しやすい設計。一方で、引用リポスト(リツイート)に商品と一緒に勉強ノートとの写真を添えると当選率がアップする仕組みにすることで、ユーザーの能動的な投稿(UGC)をうながし、新商品の認知拡散にもつなげています。

勉強中のユーザーのリアルな写真がX(旧 Twitter)上に増える点も、商品イメージの訴求に効果的です。また、受験生だけでなく、「勉強をがんばる人」なら誰でも応募できるという幅広さも嬉しい配慮で、参加ハードルを下げるポイントといえるでしょう。

(2)拡散リポスト(リツイート)で当選率アップ

基本の応募条件に、指定のハッシュタグをつけて引用リポスト(リツイート)すると当選率が上がるという形式。

基本の応募条件に加え、指定のハッシュタグをつけてリポスト(リツイート)すると当選率がアップするという形式です。リポスト(リツイート)によってキャンペーン情報をより広く届けることを狙った設計で、ユーザーが積極的に投稿を拡散しやすくなります。

またリポスト(リツイート)の際に、指定ハッシュタグを加えて引用リポスト(リツイート)することを条件にし、通常のリポスト(リツイート)よりもコメントやリアクションが生まれやすく、タイムライン上での自然な広がりを促す効果も期待できます。

さらに、X(旧 Twitter)のアルゴリズムの観点でも、この形式はメリットがあります。

Xが公表している情報によると、投稿に対して「クリックで拡大」「いいね」「リポスト(リツイート)」などの行動が発生すると、その投稿の評価が上がり、他ユーザーへの露出が増える傾向があります。そのため、当選率アップの仕掛けによってリポスト(リツイート)などを促すことは、キャンペーン投稿全体の評価向上にもつながりやすくなります。

参考事例:キングジム(@kingjim)

>>参考:  キングジム(@kingjim)2025年1月27日投稿より

事務用品メーカー・キングジムの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、人気商品「テプラ」の新機種をプレゼントする「フォロー&リポスト(リツイート)」キャンペーンを実施していました。
基本の応募方法はシンプルな「フォロー&リポスト(リツイート)」。さらにキャンペーン投稿を指定ハッシュタグ「#おねがいテプラ」付きで引用リポスト(リツイート)すると当選率が上がるという設計です。

フォロワー数の多い人気アカウントであることに加え、新機種発売のタイミングでハッシュタグを拡散できるため、情報波及の効果が期待できる施策となっています。
また、参加時にハッシュタグを付けるだけという最小限の追加アクションで済み、ユーザーにとって負荷が小さいという点も参考になります。

(3)リプライで当選率アップ

指定ハッシュタグをつけて、キャンペーン投稿にリプライすると当選率が上がるという形式。

キャンペーン投稿に、ユーザーによるリプライを促します。リプライ型は、投稿に対するユーザーとの接点が増えます。ハッシュタグを指定することで、リプライに投稿する文章を考える手間も省けて、気楽にリプライできるようにするのもポイントです。リプライを得る投稿もアルゴリズム上のエンゲージメントとして評価されやすいという利点もあります。

参考事例:花王 アタック(お洗濯全般) (@kao_attackjp)

>>参考:  花王 アタック(お洗濯全般) (@kao_attackjp) 2025年4月21日投稿より

洗剤・化粧品メーカー・花王の洗剤ブランド「アタック」公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「アタック」の発売日(4月21日)にあわせ、商品を100名にプレゼントするキャンペーンを実施していました。発売から38年(2025年時点)という長い歴史を背景に、ファンへの感謝も込めて100個を用意した企画です。普段から、お洗濯のコツなど生活に寄り添った投稿が多く、日頃のファンコミュニケーションを大切にしている点も特徴です。

応募自体はフォロー&リポスト(リツイート)で完了するシンプルな設計ですが、さらに指定ハッシュタグ「#おめでとうアタック」を付けてキャンペーン投稿にリプライすると当選率アップという仕掛けを加えていました。
リプライ投稿が増えることで、お祝いムードが自然と広がり、ブランドのポジティブな雰囲気づくりにもつながっています。

「当選率アップ」キャンペーン設計の注意点

条件設定は「ユーザー行動」を優先に

「当選率アップ」を条件にした行動が複雑すぎると、かえって離脱を招くことがあります。
たとえば「ハッシュタグ+リポスト(リツイート)+引用投稿+リプライ」と複数の動作を求めると、ユーザーが途中で諦めてしまうケースもあります。

エンゲージメントを増やす目的であっても、ユーザーが迷わず行動できるシンプルさを保つことが重要です。
また、行動条件はブランドの目的と自然に結びつく形で設計するのが理想です。たとえば「使ってみた感想をリプライで投稿」など、ユーザーにとって楽しめる仕組みにすると好印象を残せます。

公平性と透明性を担保する

「当選率アップ」という言葉は、魅力的である反面、「どの程度アップするのか」が不明確なままだと不信感を招きやすい要素でもあります。
応募規約に、例えば「リプライしてくださった方は、1回の応募で2回分にカウントいたします。」というような概要文を加えましょう。

表記例:下記のようにルールの意図をわかりやすく伝えることが大切です。
・「リプライすると当選率2倍」
・「指定条件を満たすと抽選の対象が増える」
・「条件を満たした方を優先的に抽選」

SNSキャンペーンでは、こうした透明性の確保により、キャンペーン自体の信頼性が高まり、参加者の納得感や安心感につながります。

まとめ:キャンペーンの短期的な盛り上がりを、フォローされ続けるアカウント運用につなげよう。

「当選率アップ」を条件に取り入れたキャンペーンは、応募意欲を刺激し、エンゲージメントを高める有効な仕組みとして注目を集めています。

しかし、その効果を「瞬間的な盛り上がり」に終わらせず、次の運用につなげるには、キャンペーンの先にある関係づくりを意識することが重要です。

たとえば、キャンペーンで一度フォローしてくれたユーザーが、終了後も企業アカウントをフォローし続けたくなるような投稿を続ける。
あるいは、UGC型のキャンペーンを実施した場合は、キャンペーン後に応募者の投稿を企業側が丁寧に引用リポスト(リツイート)で紹介するなど、ユーザーの参加行動を、企業公式アカウントとして還元する工夫が、今後ますます求められていくでしょう。

また、X(旧 Twitter)のアルゴリズムは変化を続けていますが、エンゲージメントを生む本質は変わりません。「当選率アップ」施策は、そのときどきの仕組みをうまく取り入れつつ、ブランドとユーザーの距離を縮める「きっかけ」として設計することが大切です。

X(旧 Twitter)のキャンペーン企画は、フォロワーやお客さまとの関係性をどう深めるか、毎回悩ましい部分も多いと思います。筆者も同じ立場として試行錯誤を重ねています。
本記事が、皆さまのSNSキャンペーン企画づくりのヒントになれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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Instagramの投稿形式を理解しよう:カルーセル投稿とは?!フィード投稿の基本https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/instagram/blog-20251120/Thu, 20 Nov 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=14020

Instagramを活用した情報発信は、多くの企業にとって欠かせない取り組みになっています。しかし、表示される画面やエリアによって投稿形式や名称が様々で、戸惑う方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、まず「フィ ... ]]>

Instagramを活用した情報発信は、多くの企業にとって欠かせない取り組みになっています。しかし、表示される画面やエリアによって投稿形式や名称が様々で、戸惑う方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、まず「フィード」とは何を指すのかを確認し、あわせて基本的な投稿機能と注意点をまとめました。

そもそもInstagramの「フィード」とは?

「フィード」とは、Instagramのアプリを開いたときに最初に表示される、いわゆるタイムライン(ホーム画面)のことを指します

ここには、主にフォローしているユーザーの投稿や、Instagram側がおすすめする投稿が縦にスクロールする形で表示されます。

フィードには静止画や複数画像(カルーセル投稿)だけでなく、リール(動画)も表示されます。

また、画面上部のストーリーズトレイ(※)には「ストーリーズ」を投稿しているユーザーのアイコンが並び、タップすることで閲覧できます。

(※)ストーリーズが表示されるエリアは「ストーリーズトレイ」または「ストーリーズバー」と呼ばれています。

イラスト画像:インスタグラムの「フィード」タブ画面の説明図。画面上部にストーリーズ表示エリアがあります。フィードは画面中央を縦にスクロールすると、流れるようにいろいろな投稿が閲覧できます。

「フィード投稿」とは

このホーム画面のタイムラインである「フィード」エリアに流れる一般的な投稿を総称して「フィード投稿」と呼び、Instagramの基本となる投稿を指しています。

「カルーセル投稿」とは

複数画像・動画を使ったフィード投稿のこと。

カルーセル投稿とは、複数の画像や動画を1回の投稿にまとめ、横にスワイプして順番に閲覧できる形式のフィード投稿の一つです。

名前の由来は、遊園地のメリーゴーランド(英語で carousel「カルーセル」)のように、コンテンツが横にスライドして表示される仕組みから来ています。

この投稿形式は、複数の情報をまとめて伝えたいときや、ストーリー仕立てで内容を展開したいときに特に有効です。スワイプの順番に沿って情報を整理することで、最後まで投稿を読んでもらいやすくなり、ブランドや商品の魅力をより効果的に伝えることができます。

動画1点のみで投稿しようとすると「リール」投稿として扱われる。

複数の画像や動画を組み合わせた場合はカルーセル投稿になりますが、動画1点だけを選択すると自動的にリールとして認識され、自社アカウント内でも「フィード」ではなく「リール」タブ(動画掲載画面)に表示されます。意図せずリール扱いになってしまうケースもあるため注意が必要です。

参考事例:タイガー魔法瓶公式-商品ラインナップの紹介投稿をカルーセル投稿で紹介

>>参考:  タイガー魔法瓶公式(@tiger_pr_jpn)2025年8月25日投稿

タイガー魔法瓶株式会社の公式Instagramでは、リールやフィード投稿を活用して商品をわかりやすく紹介しています。参考にしたいのは、単なる商品紹介にとどまらず、日常生活での利用シーンがイメージできる投稿を丁寧に展開している点です。
参考のカルーセル投稿では、1枚目に分かりやすいキャッチコピーを配置し、2枚目以降で実際のユーザーの声や使用シーンを伝える構成になっています。水筒(ステンレスボトル)にさまざまな飲み物を入れる様子が伝わるだけでなく、「炭酸水も入れられる商品がある」という新しい発見もユーザーに届けています。
投稿全体を通して、商品の特徴や使い方が自然に伝わるだけでなく、見ていて楽しい・試してみたくなる工夫が随所に感じられるカルーセル投稿です。

おさえておきたいフィード投稿の基本ポイント

ここからは、詳細な投稿方法は省略しますが、Instagramのフィード投稿の基本を整理して解説します。

キャプションについて

最大 2,200文字 まで入力可能。

投稿の画像や動画に対して説明文を付ける意味で「キャプション」と言われていますが、 これはInstagramでの投稿文のことです。

「続きを読む」で縮小表示される。

キャプションには、1投稿につき最大 2,200文字まで入力可能ですが、Instagramでは最初の 1〜2行だけ表示され、「続きを読む」で折りたたまれてしまいます。
冒頭部分で伝えたい内容を簡潔にまとめるなど、印象に残るキャプション作りが重要となります。

投稿のキャプションからは外部リンクできない。

Instagramでは、キャプションにWebサイトのURLを記載してもクリック可能なリンクにはなりません。外部ページへ遷移できるのは、プロフィール欄に設定したリンクのみです。
そのため、商品紹介サイトやキャンペーンサイトなどへ誘導したい場合は、キャプション内で「詳しくはプロフィールのリンクからご覧ください」などと案内を添える必要があります。

また、キャプション内にURLを加えることでWebサイトの認知につながる面もあるため、リンク不可であることを理解した上で記載するケースもあります。いずれにせよ、どの導線で遷移してもらうのかを設計することが成果を大きく左右します。

投稿後キャプションは編集可能。

投稿後であってもキャプションの修正・追記ができるため、誤字の訂正や情報補足にも対応できます。ただし、編集履歴はユーザー側から確認できないため、内容を更新した場合はひと言添えるなどの配慮があると誠実です。

ハッシュタグ

最大 30個まで使用可能だが、適切な目安は3〜5個程度。

検索の一手となるため、投稿のリーチを広げるためにキャプション内に挿入しましょう。
最大30個のハッシュタグを挿入することが可能ですが、適切な目安は3〜5個程度とInstagram社からクリエーター向けの公式アカウントで発表されています。
社名や商品名などをベースにし、ターゲットに届きやすいものを選ぶと良いでしょう。

>>参考:  creators(Instagram’s @Creators)/2021年9月28日投稿より

参考画像:creators(Instagram’s @Creators)/2021年9月28日投稿より、英語投稿です。「Tips for Using #hashtags」複数枚画像での投稿で2枚目に「Hashtag Dos」、3枚目に「Hashtag Don`ts」というかたちで投稿されていました。

画像について

サイズと比率。

投稿する画像や動画はできるだけ推奨サイズに合わせると劣化されずにきれいに表示されます。
静止画の場合、基本のアスペクト比に対して最大幅1,080ピクセル以上が推奨されています。また最小幅320ピクセルなので画像を準備する際に注意が必要です。

上記を踏まえた静止画のピクセル推奨サイズ:
・正方形(1:1)→1080×1080px
・横長(1.91:1)→1080 × 1350 px
・縦長(4:5)→1080 × 1350 px

>>参考:  Facebook広告ガイド ― Instagramフィードに配信する「認知度アップ」を目的とする画像広告の仕様

1投稿の画像・動画点数。

最大20枚までの画像や動画を1つの投稿にまとめられます。(カルーセル投稿)
Instagramでは、1回の投稿に最大20枚までの画像や動画をまとめて掲載できます。これが「カルーセル投稿」になります。

これは2024年8月のアップデートによって拡張された機能で、従来よりも多くのコンテンツを一度に共有できるようになりました。フィード上では「カルーセル投稿」に丸点のインジケーターが表示されるため、閲覧するユーザーも複数の画像や動画があることにすぐ気づきます。

>>参考:  Instagram <X(旧 Twitter)@instagram>2024年8月9日投稿より

投稿後の画像の差し替えや削除は不可。

一度投稿した画像や動画は、あとから追加や差し替えができません。
また、一部だけを削除することもできないため、差し替えや修正が必要になった場合は、投稿全体を削除して再投稿する必要があります。事前に構成や内容を十分に確認してから公開することが大切です。

位置情報

Instagramのフィード投稿には位置情報を付ける機能があり、アプリ内の位置情報検索の対象となります。
利用する場合は、投稿するスマートフォンの設定でInstagramアプリの位置情報サービスをオンにする必要があります。

参考事例:タイガー魔法瓶公式-商品ラインナップの紹介投稿をカルーセル投稿で紹介

>>参考:  東京タワー / Tokyo Tower (R)(@tokyotower_official)2025年9月13日投稿

東京都港区にあるランドマーク、東京タワーの公式Instagramアカウントでは、美しい写真を中心とした投稿が続けられています。季節ごとの話題に合わせたライトアップを活かした画像は、国内外のユーザーから多くのコメントを集めており、画像・動画に文字を載せずビジュアルの統一感で魅せる運用スタイルが特徴です。言語に依存せず世界のユーザーに届く点も参考になります。
また、投稿には「位置情報」が設定されており、気になったユーザーがタップするだけで地図を確認できるようになっています。国内外の訪問前・旅行前のリサーチ中のユーザーにもスムーズに情報を提供できる、有効な活用例といえます。

位置情報は付けずに投稿できる。

フィード投稿に位置情報を付けたくない場合、投稿の作成画面で「場所を追加」を何もせずにすすめ投稿することで回避できます。

フィード投稿は投稿後に位置情報を追加・編集できる。

投稿後に、位置情報を付けることができますので、必要に応じて活用することをおすすめします。

位置情報を入れる必要はあるのか。

実店舗などへの訪問を伴うサービスや商品は、位置情報を付けて投稿することで利用する際の参考になり保存する可能性が高くなります。また、イベントなどの情報を発信する際には有効です。

音楽付き投稿

音楽付き投稿

2022年11月にフィード投稿でも音楽を設定できるようになりました。当初は静止画像のみが対象でした。2024年10月からは複数画像・動画投稿のカルーセル投稿も音楽が使えるようになりました。
フィード投稿の作成画面で設定が可能です。投稿のコンテンツ感をアップし世界観を広げることができます。

>>参考: creators(Instagramクリエイター向け公式アカウント)
 2022年11月11日投稿より
 2024年10月18日より

気になる著作権の問題。

アカウントの種類を「ビジネスアカウント」としている企業アカウントによっては、音楽ライブラリの利用が制限されるようですが、音楽を設定する画面「音楽ライブラリ」にリストアップされる音楽を利用するぶんには問題ありません。

投稿後に音楽の変更や削除はできない。

Instagramの音楽を付けた投稿は、投稿後に楽曲の変更や、音楽だけ削除することができないため、投稿の際はご注意ください。
そのため、変更が必要な場合は、該当の投稿をいったん削除してから、新しいものを投稿することになります。

投稿に音楽を付ける必要はあるのか。

前述でも触れていますが、投稿のコンテンツ感をアップし世界観を広げることでより、ユーザーによる閲覧時間が伸びる可能性があります。
一方で、スマートフォンでInstagramを閲覧しているユーザーは無音で利用している場合も少なくないため、必ずしも音楽を加える必要はありません。

参考画面:インスタグラムのフィード投稿で、あず画像を選択すると設定画面下部にあるメニューにある「音楽」をタップすと音楽が選択できるライブラリ画面になり、「おすすめ」が最初に表示されている。

>>参考: 
 Instagramヘルプセンター ー Instagramで複数の写真を含む投稿に音楽を追加する
 Instagramヘルプセンター ー Instagramのライセンス音楽ライブラリの利用
 Instagramブログ ーInstagramのリール動画に音楽を追加する方法

アカウントの「タグ付け」

Instagramのフィード投稿では、画像や動画に他のアカウントを「タグ付け」することができます。タグ付けとは、投稿内容に関連するアカウントを紐づけて紹介する機能であり、コラボレーションやブランド認知の拡大に効果的です。

たとえば、自社の投稿で他社の商品を使用している場合に、その公式アカウントをタグ付けしておけば、閲覧ユーザーがワンタップで該当アカウントへアクセスできます。企業側にとっては、スムーズな導線設計や信頼性の向上につながる実用的な機能といえます。

参考事例:森永乳業レシピ-同社ブランドの紹介にタグ付けを活用

>>参考:  森永乳業レシピ(@morinagamilk_recipe)2025年10月3日投稿

乳製品メーカー・森永乳業の公式Instagramアカウントでは、レシピ紹介に特化した投稿が行われています。おいしそうな料理写真とともに、プロフィール欄に掲載しているWebサイトへ誘導し、詳細なレシピを閲覧できる導線が設けられています。
また、画像内に同社が製造・販売する商品ブランドのアカウントをタグ付けして紹介しており、ユーザーが自然な流れで関連ブランドを知るきっかけにもなっています。企業内での連携活用の好例といえます。

アカウントのタグ付けの上限。

一投稿につき20個、タグ付けが可能です。また、非公開のアカウントはフォロワーではない場合はタグ付けできません。
投稿する画像や動画にタグ付けしたい場所も設定画面で調整できるので、閲覧するユーザーに分かりやすい所に設定することをおすすめします。

タグ付けされたアカウントに通知が届く。

タグ付けされたアカウントには通知が届きます。
企業アカウントの運用では、個人ユーザーをタグ付けしたい場合や、他社の商品に関連した投稿に企業アカウントをタグ付けする場合は、DM(ダイレクトメール)などで連絡をとり承諾を得ることをおすすめします。

「タグ」は投稿後に追加や削除ができる。

投稿した後にも編集画面でアカウントのタグ付けができ、既に設定したタグも削除できます。

フィード投稿の予約設定

Instagramのフィード投稿は、投稿を事前に設定して自動的に公開できる「予約投稿」機能があります。

あらかじめ時間を指定しておくことで、担当者の不在時や投稿が集中しやすい時間帯でも、計画的に情報を発信することが可能になります。特に複数アカウントを運用している場合や、キャンペーン施策を同時に展開する場合には欠かせない機能といえるでしょう。

スマートフォンアプリからの予約のみ。

自社アカウントをプロアカウントの「ビジネス」に設定することで、スマートフォンのInstagramアプリから投稿の予約が可能です。

>>参考: Instagramヘルプセンター ―  Instagramでビジネスアカウントを設定する

「Meta Business Suite」はPCから予約できる。

Instagramのフィード投稿はPCからも「Meta Business Suite」を利用することで投稿の予約ができます。

「Meta Business Suite」はFacebook、Instagramなど、Metaグループの各アカウントのインサイトや広告運用などを管理できる無料のツールです。企業であれば公式アカウントを所有していると考えられるため、利用を視野に入れると良いでしょう。

まとめ:まずは基本のフィード投稿についておさえましょう。

SNS運用の現場では、さまざまな投稿形式や機能の用語が飛び交いますが、「フィード投稿」はタイムライン上に表示される基本の投稿形式であり、その中のひとつとして、複数の画像・動画をまとめて1回の投稿で掲載できる投稿形式が「カルーセル投稿」です。
まずはこの基本をおさえておくことが、Instagram運用を理解するうえでの第一歩になると思います。

Instagramのフィード投稿は、企業アカウント運用における基本の投稿形式です。
文字数・画像点数・タグ付け・位置情報など、細かな仕様や制約を理解しておくことで、伝えたい情報を最適な形で届けることが可能になります。どの機能が使えるのかを把握し、投稿目的にあわせて適切に活用していくことがポイントです。

本記事が、日々SNS運用に向き合うご担当者の皆さまの投稿づくりの一助になれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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SNS運用で知っておきたい「アクティブサポート」と「アクティブコミュニケーション」の違いと企業事例https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-activesupport/blog-20251027/Mon, 27 Oct 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=13852

発信だけのSNS運用に能動的にアクションを加える「アクティブサポート」と「アクティブコミュニケーション」にについて違いや特徴、実例を解説。]]>

SNS運用でユーザーとの関係を深めるために、「アクティブサポート」や「アクティブコミュニケーション」が重要性を増しています。これらは、単にユーザーの声を聞く「ソーシャルリスニング」から一歩踏み込んだ、能動的なコミュニケーション手法です。
本記事では、それぞれの定義や目的の違いを分かりやすく整理し、実際の企業アカウントの事例を交えながら、自社のSNS運用にどう取り入れるべきかを考えていきたいと思います。

SNSでの「アクティブサポート」と「アクティブコミュニケーション」の違い

ソーシャルリスニングとは

SNS運用に関連する言葉として、「ソーシャルリスニング」がよく知られています。
これは、X(旧 Twitter)やInstagramなどのSNS上でユーザーが発信する投稿・コメント・口コミといった声を収集・分析し、マーケティングやサービス改善に活かす取り組みを指します。SNSを通じて生活者の本音やニーズを把握する点が大きな特徴です。

一方で、「アクティブサポート」と「アクティブコミュニケーション」は、ユーザーの声を分析するだけでなく、企業自らがSNS上でアクションを起こす点に特徴があります。ここから、それぞれの意味と役割を整理していきます。

イメージ図:「アクティブコミュニケーション」はファンコメントで高評価や好意的な投稿にリプライでお礼やコメントを送り運用です。「アクティブサポート」は商品やサービスのクレーム、または疑問などに対してリプライで声をかけ必要な情報を伝える方法をSNS上で行います。

アクティブサポートとは

カスターサポート的な対応

アクティブサポートとは、ユーザーがSNS上で発信した困りごとや不満、疑問の声を企業側から能動的に見つけ出し、サポートする取り組みを指します。

従来のカスタマーサポートは、電話やメールなどのユーザーからの問い合わせを待つ「受け身型(パッシブ)」でした。それに対してアクティブサポートは、SNS上のユーザーの声に企業側から一歩踏み出し、支援する「能動型(アクティブ)」の姿勢が特徴です。

アクティブコミュニケーションとは

ユーザーとの交流

アクティブコミュニケーションとは、SNS上でユーザーとの交流を積極的に楽しみ、関係性を広げていく取り組みを指します。
例えば、ユーザーが投稿した写真に「いいね」やコメントで反応したり、企業アカウントからユーモアを交えてリプライを返したりする行動がこれにあたります。

両者はどちらも、受け身ではなく能動的に動くという共通点を持ちながら、目的やアプローチの仕方は異なるというわけです。

ここからは、さらにアクティブサポートとアクティブコミュニケーションの目的や効果などをそれぞれ整理します。

アクティブサポートの主な目的と効果

目的と役割(信頼維持・顧客の不安解消)

SNS上には、企業に直接は届かない「困っている声」や「不満のつぶやき」が数多く存在します。
アクティブサポートの目的は、そうした声を見逃さず、企業が能動的に対応することで、ユーザーの不安や不満を早期に解消することです。

例えば、「商品の設定が分からない」、「注文が届かない」といった投稿をSNS上で見つけた際に、企業アカウントが声をかけ、解決に導くような対応です。
このような対応は当事者だけでなく、SNSという公開の場で見ている他のユーザーにも誠実なサポート姿勢として伝わり、信頼の醸成につながります。

得られる効果(顧客満足度・信頼向上、炎上抑止)

アクティブサポートを運用に加えることで期待できる効果は大きく2つです。

顧客満足度とロイヤルティの向上

「声が届いた」「対応してくれた」という体験は、安心感や信頼感を生み、顧客満足や長期的なロイヤルティ強化につながります。

炎上リスクの抑止

不満の声を放置するとネガティブな印象が拡散しやすいSNS時代において、早期対応はリスク回避の手段として有効です。

アクティブサポートは、単なる問題解決にとどまらず、信頼維持・リスクマネジメント・ブランド価値向上につなげるSNS運用手法といえます。

企業アカウント事例-X(旧 Twitter):Amazon|顧客対応に徹するアクティブサポート専用アカウント

>>参考:X(旧 Twitter)  Amazon Help (@AmazonHelp)

世界的なオンラインショッピングサービスのAmazon社は、X(旧 Twitter)上でカスタマーサポート専用のアカウント「Amazon Help」を運用しています。日本語を含めた13か国語に対応しており、幅広いユーザーの声に応えています。

特徴的なのは、単に「Amazon Help」アカウントに直接問い合わせの投稿があった場合だけでなく、購入した商品に関する疑問やクレーム、意見を投稿したユーザーにも、自発的にリプライで声をかける点です。

さらに驚くべきことに、ユーザーの投稿にメンションを付けられていない場合でも、投稿文に「Amazon 」や「アマゾン」など記載されている投稿も対応しており、能動的にユーザーの困りごとを拾い上げる姿勢が徹底されています。

このようにAmazon社では、SNSを通じて自らユーザーに寄り添うアクティブサポートの理想的なモデルを示しているといえるでしょう。

投稿画像:Amazon Help (@AmazonHelp)のX(旧 Twitter)アカウントで実施されている「アクティブサポート」では、さまざまなユーザーによる投稿に即座にX上で対応しています。最近では置き配にたいする配達員へのクレームや、届いた商品の手違い、まだ届いていないなどの、いわゆる「つぶやき」投稿に、能動的に連絡をとっています。

アクティブコミュニケーションの主な目的と効果

目的と役割(関係拡大・ファンとのつながり強化)

アクティブコミュニケーションは、ユーザーとの交流を通じて関係を広げ、ファンとのつながりを深めることを目的としています。単なる情報発信にとどまらず、ユーザーの投稿や反応に企業が積極的に関わることで、身近に感じられるブランドとして認識されやすくなります。

具体的なアクションとしては、好意的なユーザーの投稿に感謝を伝えるリプライを投稿したり、またユーザーの面白い投稿に「いいね」などのリアクションを返すなど、双方向のやり取りを生み出すことです。

ここで大切なのは問題解決ではなく、SNS上での会話や反応そのものを楽しみ、共感を育て交流すること。そのやり取りは、SNS上で第三者ユーザーにも共有されているため、結果的にブランドの親近感を高めることになります。

得られる効果(ブランド認知・共感の拡大、ファン育成)

アクティブコミュニケーションを運用に加えることで期待できる効果は大きく2つです。

ブランド認知と共感の拡大

ユーザーと公式アカウントによる双方向の交流を通じて、ブランドの個性や価値観が伝わり、さらに拡散され潜在ユーザーへの認知も広がります。

ファン育成と関係性の強化

親近感や好意を抱いたユーザーは、長期的にブランドを応援するファンへと関係強化につながります。これがコミュニティの活性化やリピート利用、口コミ拡大につながります。

アクティブコミュニケーションは楽しさや共感を通じて、ブランド価値を広げるSNS運用手法といえます。

企業アカウント事例-X(旧 Twitter):サブウェイ Japan|ユーザーとのやり取りを楽しむアクティブコミュニケーションを実践

>>参考:X(旧 Twitter)  サブウェイ (@subwayjp)

ファーストフードチェーン、サブウェイ Japanの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、ユーザーとのやり取りを積極的に行い、アクティブコミュニケーションを実践しています。

特徴的なのは、店舗で飲食したユーザーへの反応にとどまらず、「ひさびさにサブウェイで食べたい」や「近くに店舗がない」などの投稿にもリプライで声をかけ、感謝や共感の気持ちを伝える点です。ユーザーの自然なつぶやきに対して丁寧に反応することで、ブランドの親近感を高め、ユーザーとの関係性を広げています。

このように、サブウェイ JapanはSNS上でユーザーとの会話を楽しみながら、ファンとのつながりを育むアクティブコミュニケーションの好例として参考になります。

投稿画像:サブウェイ Japan(@subwayjp)のX(旧 Twitter)アカウントでは「アクティブコミュニケーション」が実施されています。サブウェイを食べた!という投稿に利用のお礼や、近所に店舗がないかたには、申し訳ない旨を伝え、ハッシュタグ「#がんばるんだサブウェイ」を入れて投稿もお願いしています。これをみた第三者ユーザーが、自身がサブウェイで飲食した際に投稿してみたくなります。

まとめ:企業のSNS運用に「対応」と「交流」を取り入れよう

ここまで、アクティブサポートとアクティブコミュニケーションの定義や特徴、実際の企業事例を見てきました。どちらもSNS運用において有効な手法だということが分かりました。

アクティブサポートを取り入れれば、ユーザーの不安や不満を早期に解消し、信頼を維持することにつながります。一方でアクティブコミュニケーションは、ファンとの関係性を育て、ブランドの魅力を自然に広げていくことにつながります。

どちらか一方だけではなく、状況に応じて両者を組み合わせることもお勧めです。SNS企業アカウントとして「安心して利用できる存在」と「一緒に楽しめる存在」という両面を持つことができ、企業とユーザーとの距離はぐっと縮まると思います。

SNS上のさまざまな投稿を抽出するリソースを代行する選択も

実際に、アクティブサポートまたはアクティブコミュニケーションをSNS運用に取り入れるには、SNS上に日々投稿される膨大な情報の中から、自社に関わる投稿を見つけ出し、優先度を判断して対応する必要があります。
実際の現場では、この作業に多くの運用リソースが必要になり、担当者にとって大きな負担となるケースも少なくありません。

アディッシュプラス では、アクティブサポート・アクティブコミュニケーションの代行サービスを提供しています。

専用ツールによるユーザー投稿の抽出・対応の優先順位付け、またリプライ用の文章作成までを一貫してサポートすることで、運用の負担を軽減しながら、信頼維持やブランドファンの育成をサポートします。

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詳しくはサービスページでご確認いただけます。ご不明な点などございましたら、お気兼ねなくお問合せください。

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Instagramキャンペーン_基本の応募方法3パターンと企業アカウント事例https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/campaign/blog-20250924/Wed, 24 Sep 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=13512

Instagramキャンペーンの基本的な応募方法「フォロー&コメント」キャンペーン」をはじめ3パターンを紹介。またInstagramが公開しているガイドラインについても整理しました。]]>

多くの企業アカウントが、新規フォロワーの獲得や認知拡大、またユーザーとの交流を促進するためにInstagramでキャンペーンを実施しています。
しかし、いざ実施しようとすると「応募方法はどんな種類があるのか?」、「そもそもInstagramではキャンペーンは禁止されているのでは?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、Instagramキャンペーンの基本的な応募方法3パターンを、実際の事例とあわせて紹介します。また、実施にあたって確認しておきたいInstagramが公開しているガイドラインについて整理しました。初めてキャンペーンを企画する方も、既存施策を見直したい方も、ぜひ参考にしてみてください。

Instagramキャンペーンの応募方法1:フォロー&「いいね」方式

フォロー&「いいね」方式は、Instagramキャンペーンで最もシンプルで、かつ参加ハードルが低い応募方法です。
応募方法は、その企業アカウントをフォローし、キャンペーンの告知投稿に対して「いいね」をタップするだけです。短期間で参加者を集めやすく、新規フォロワーの獲得にもつながります。

フォロー&「いいね」キャンペーンの応募方法

キャンペーン応募プロセスイメージ:インスタグラムのフォロー&いいねキャンペーン主に2ステップで、①実施しているアカウントをフォロー、②その告知ポストの「いいね」をタップします。当選したら③DMで実施している事務局や担当者から連絡が来ます。
  1. 実施企業のアカウントをフォローする。
  2. 当選者には、ダイレクトメッセージ(DM)で連絡が来る。
  • キャンペーン事務局は、当選者に賞品の受け取り意思や送付先住所を確認します。個人情報のやり取りが伴うため、当選連絡はダイレクトメッセージ(DM)で行われます。

メリット

  • 応募の手間がほとんどないため、参加率が高い。
  • 新規フォロワーを短期間で獲得しやすい。
  • 応募状況を「いいね数」で可視化できる。

デメリット

  • 応募する動機が「賞品目的」になりやすく、終了後にフォロー解除される可能性がある。

運用ポイント

当選連絡・再抽選のルール

気軽に応募できるキャンペーンでは、ユーザーが応募したことを忘れてしまい、当選連絡のダイレクトメッセージ(DM)に返信しないケースがよくあります。そのため、返信が期日までにない場合は当選を無効とする判断時期や、再抽選を行うことを事前に運用チームで策定し、キャンペーン告知投稿などに明記しておきましょう。

フォロー&いいね方式事例:CITIZEN xC(シチズン クロスシー) 腕時計

フォロー&いいねキャンペーン事例ー参考画像:時計メーカー・シチズンのレディース腕時計ブランド「クロスシー」公式Instagramより

>>参考:  「夏のおしゃれを楽しもう!xC Summer キャンペーン」

応募条件:①シチズンの公式アカウント(@xc_citizenjp)をフォロー、②キャンペーン告知投稿に「いいね」をする。
応募期間:2025年8月1日(金)21:00 ~ 8月31日(日)23:59
当選賞品:自社商品、腕時計(抽選で1名)
時計メーカー・シチズンのレディース腕時計ブランド「クロスシー」公式Instagramでは、人気モデルの腕時計を1名にプレゼントするフォロー&「いいね」キャンペーンを実施していました。
応募条件がシンプルで参加しやすい一方、当選者を1名に絞ることで特別感を演出しており、シンプルながらも効果的な設計になっています。

Instagramキャンペーンの応募方法2:フォロー&コメント方式

フォロー&コメント方式は、企業アカウントをフォローし、指定の投稿にコメントを残すことで応募が完了する方法です。コメント内容を工夫することで、ユーザーの好みや意見を収集でき、エンゲージメント向上にもつながります。

フォロー&コメントキャンペーンの応募方法

キャンペーン応募プロセスイメージ:インスタグラムのフォロー&コメントキャンペーン主に2ステップで、①実施しているアカウントをフォロー、②その告知ポストにキャンペーン告知投稿にお題にあわせてコメントを入力する。当選したら③DMで実施している事務局や担当者から連絡が来ます。
  1. 企業アカウントをフォローする。
  2. 当選者には、ダイレクトメッセージ(DM)で連絡が来る。
  • キャンペーン告知投稿のキャプション(投稿文)や画像に、コメントのお題やアンケートを指定します。
    例:「あなたの推し商品」「この夏、行きたい場所」など
  • キャンペーン事務局は、当選者に賞品の受け取り意思や送付先住所を確認します。個人情報のやり取りが伴うため、当選連絡はダイレクトメッセージ(DM)で行われます。

メリット

  • 応募者のコメント内容からユーザーの関心や嗜好を把握できる。
  • エンゲージメント率(コメント数)が高まり、投稿のアルゴリズム上の表示が増える。

デメリット

  • 参加に手間がかかるため、応募者数は『フォロー&「いいね」方式』よりやや少なくなる。
  • コメントの管理や抽選作業に工数がかかる。

 運用ポイント 

抽選・当選基準の明確化

抽選や当選者の選定基準を、事前に運用チームで策定しておきましょう。
(例:先着順、おもしろいコメントを選ぶなど)

コメント管理のルール策定

不適切なコメントに対応するため、削除基準や対応ルールを運用チームで策定し、共有しましょう。

フォロー&コメント方式事例:浦和PARCO / 浦和パルコ

フォロー&コメントキャンペーン事例 - 参考画像:浦和PARCO / 浦和パルコ公式インスタグラムで実施された「ゴディバの「アイス シーズナルコレクション」が当たる!」、投稿の画像がカルーセルで、ゴディバのイメージにフィットしたゴージャスな感じを演出した色使いでした。

>>参考:  「【Instagramキャンペーン】ゴディバの「アイス シーズナルコレクション」が当たる!」

応募条件:①浦和PARCO公式Instagramをフォロー(@parco_urawa_official)、②キャンペーン告知投稿に「好きなアイスクリームのフレーバー」をコメントする。
応募期間:2025年8月1日(金)10:00~8月17日(日)23:59
当選賞品:テナント企業のゴディバの夏限定商品
ファッションビル「PARCO(パルコ)」浦和店の公式Instagramでは、テナントであるチョコレートブランド「ゴディバ」の夏限定アイスクリームが当たるフォロー&コメントキャンペーンを実施。
応募方法のコメントのお題は、「好きなアイスクリームのフレーバーをコメントする」というシンプルな形式。季節感のある賞品に加え、コメント内容を工夫することで、ユーザー参加型のコミュニケーションを生み出しています。また、テナント紹介にもつながる点は、施設アカウントのキャンペーンとして参考になる事例です。

Instagramキャンペーンの応募方法3:ハッシュタグ&写真投稿方式(UGCキャンペーン)

ハッシュタグ&写真投稿方式は、ユーザー自身のInstagramアカウントで写真や動画を投稿します。また投稿の際に、指定のハッシュタグをキャプション(投稿文)に加えて応募する方法です。
この方式は、Instagram上に自社の商材に関するUGC(※)を増やせるため、ブランド認知拡大やクチコミ効果が期待できます。UGCを活かしてブランド認知や拡散を狙いたい企業に有効です。

※UGCとは:「User Generated Contents」の略
「ユーザー生成コンテンツ」とも呼ばれる。ユーザーによって作成されたコンテンツのことで、 SNSだけでなくネット上の投稿された写真、動画やクチコミサイトのレビュー、そして新聞などへの投書なども含まれます。

ハッシュタグ&写真投稿キャンペーン(UGCキャンペーン)の応募方法

キャンペーン応募プロセスイメージ:インスタグラムのフォロー&写真投稿方式キャンペーン(UGCキャンペーン)は、①実施しているアカウントをフォロー、②キャンペーンテーマに沿った写真・動画を撮影しInstagramに投稿。当選したら③DMで実施している事務局や担当者から連絡が来ます。
  1. 企業アカウントをフォローする。
  2. 当選者には、ダイレクトメッセージ(DM)で連絡が来る。
  • アレンジ例:ユーザーが投稿する画像に、自社アカウントをメンションでタグ付けすることも条件に加えて、プロフィール画面への誘導やアカウント認知の効果を加えることも可能です。
  • キャンペーン事務局は、当選者に賞品の受け取り意思や送付先住所を確認します。個人情報のやり取りが伴うため、当選連絡はダイレクトメッセージ(DM)で行われます。

メリット

  • Instagram上に、自社商材についての投稿が増加する。
  • 投稿された写真や動画(UGC)をマーケティング素材として活用できる。
  • ハッシュタグを検索することで、キャンペーン参加状況を可視化できる。

デメリット

  • 投稿の質や量にバラつきがあり、管理工数が増える。
  • フォロワー外への拡散はハッシュタグの認知度次第となる。
  • 投稿必須のため、参加ハードルは『フォロー&「いいね」方式』などに比べより高くなる。

運用ポイント

抽選・当選基準の明確化

抽選や当選者選定の基準を、運用チームで事前に策定しておきましょう。
例:ランダム抽選、写真のクオリティ重視、テーマへの合致度など。

投稿画像の著作権・利用許諾

キャンペーン後に、投稿された画像や動画を自社SNSやWebサイトで二次利用する場合は、その旨と利用範囲(例:公式SNSでの紹介、広告素材への利用など)を必ず明記してください。
また「投稿をもって利用に同意したものとみなす」などをキャンペーン告知投稿に明記することもおすすめです。

ハッシュタグ&写真投稿方式(UGCキャンペーン)事例:カゴメ株式会社(KAGOME)

フォロー&写真投稿方式キャンペーン(UGCキャンペーン)事例 - 参考画像:カゴメ株式会社(KAGOME)のインスタグラム公式アカウントで実施された「#私のカゴメ時間 投稿キャンペーン」。応募の際に投稿する写真のサンプルをキャンペーン告知投稿の画像で説明があったので、どんな写真を撮ったらいいのか迷うことなくイメージづくようになっていました。

>>参考:  「#私のカゴメ時間 投稿キャンペーン」

応募条件:①カゴメ株式会社公式Instagramをフォロー(@kagome_jp )、②カゴメに関する写真を撮影し、指定ハッシュタグ「#私のカゴメ時間」を付けて投稿。
応募期間:2025/6/19(木)~2025/7/31(木) 23:59
当選賞品:カゴメ商品の詰め合わせ
食品メーカーのカゴメ株式会社では、ハッシュタグと写真投稿を組み合わせた、ハッシュタグ&写真投稿キャンペーン(UGCキャンペーン)を実施しました。ユーザーは、カゴメの商品やカゴメを楽しむシーンを撮影し、「#私のカゴメ時間」を付けて投稿。
応募者の投稿には、日常の食卓や料理風景など、生活に自然に溶け込んだ写真が多く集まり、ブランドの世界観をユーザー発信で広げることに成功しています。
UGCを活用したこの施策は、ブランドのファンの存在を可視化できるだけでなく、広告色を抑えながら認知拡大を狙いたい場合に有効です。

Instagramのガイドラインを確認 ー キャンペーン実施の注意ポイント 

Instagramでは、キャンペーンの実施自体は禁止されていませんが、プラットフォームのルールに沿った運用が必要です。まずはInstagramの公式ガイドラインを確認しましょう。

Instagramヘルプセンター:利用規約・ポリシー(コミュニティガイドライン)より引用

上記のガイドラインをふまえると、キャンペーンを実施する際は以下に注意が必要です。

キャンペーン実施で注意するポイント 

  • 現金・金券・商品券をインセンティブ(賞品)にしてはいけない。
  • 応募者が、何度も同じ投稿をするような設計をしない。
  • 応募ユーザーによるエンゲージメント(「いいね」、フォロー、コメント、シェア、など)は応募手段であって、抽選したり、投稿内容を厳選して当選者を決めることを明記する。

例えば、下記のようなキャンペーンはInstagramでは禁止となります。

Instagramで実施してはいけないキャンペーン例
  • フォロー&いいねで!Amazonギフトカード5,000円プレゼント!!!
  • フォロワーになったら!〇〇百貨店商品券1000円を全員にプレゼント!
  • 「#〇〇」を付けて写真を投稿したら!QUOカード(3,000円分)配布キャンペーン★

>>参考:Instagramヘルプセンター  プロモーションガイドライン

まとめ:ガイドラインを理解して、基本の応募方法スタイルで実施しましょう。

今回ご紹介した応募方法は、ユーザーにも広く認知されている定番のスタイルです。Instagramには、ストーリーズを活用したものや、よりアレンジされたキャンペーンもありますが、初めて実施する場合は、まず基本の応募方法で始めることをおすすめします。

Instagramでキャンペーンの実施は可能です。

Instagram公式のガイドラインを確認すると、現金や金券をインセンティブにして実施してはいけないということがわかりました。ルールを守った上で安心できるキャンペーンを実施しましょう。


本記事が、Instagramでキャンペーンを運用する企業アカウント担当者の皆さまの参考になれば幸いです。これからキャンペーンを始める方も、すでに運用されている方も、ぜひ今回のポイントを活用いただければと思います。
弊社も日々チャレンジを続けています。一緒に、魅力的なキャンペーンをつくっていきましょう。

お気軽にお問い合わせください。

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災害・緊急時にSNS企業アカウントが気をつけたい運用ポイントhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/sns-management/blog-20250901/Sun, 31 Aug 2025 15:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=13160

災害時や緊急時に「発信すること」よりも「沈黙する勇気」と「判断のスピード」が重要です。運用担当者がおさえておきたいポイントをご紹介。]]>

地震や台風などの災害、突発的な事故や事件が発生した際、企業のSNSアカウントも慎重な対応が求められます。通常どおりの投稿が不適切と受け取られることもあれば、正確な対応が信頼につながることもあります。
本記事では、企業アカウントの運用を担当されている方に、災害や緊急時にSNSを運用するうえで、どのような対応が求められるのか、実務的な観点から注意すべきポイントを整理してご紹介します。

1.緊急時、SNS企業アカウントが投稿を立ち止まるべき理由。

タイムラインに表示させるべき情報は?!

災害や重大な事故が発生した際、SNSのタイムラインには自治体や交通機関、報道機関など、被災者や関係者にとって重要な情報が多数流れています。こうした状況下で、企業の通常の楽しく面白い投稿が多すぎると、本来必要な情報が埋もれてしまい、結果として多くの人が正確な情報を得られず困惑する恐れがあります。
そのため企業は、緊急時において「タイムラインに何を優先的に表示させるべきか」を意識することが非常に重要です。

イラスト:タイムラインには必要とされる災害や被災地の情報を優先するため、SNSの企業アカウント運用を担当されている方は投稿を止めることを意識してください。

通常モードの投稿は「不謹慎」になることも。

一方で、通常通りのキャンペーンの告知や、面白い内容の投稿を続けてしまうと、空気を読めていないということで「不謹慎」と受け取られ、企業の信頼を損なうリスクも高まります。

緊急時こそ、安易に発信を続けるのではなく、この投稿は本当に発信すべきか、自社の投稿がユーザーのタイムラインの優先順位を乱していないかなどを冷静に判断し、立ち止まることが必要です。

2.SNS企業アカウント運用で災害・緊急時にまず確認すべきこと。

何が起きたのか・どのくらいの災害が発生したのか情報を収集する。

企業のSNS担当者は災害や事故が発生した際、まずは信頼性の高い情報を的確に収集することが何より重要です。

挿入イラスト:どのくらいの災害が発生したのか情報は政府や公共機関が発信する信頼性の高い一次情報を確認しましょう。

情報収集の際は、公式かつ一次情報を重視しましょう。

特に優先して確認すべき情報源としては、気象庁の公式ウェブサイトやSNSアカウント、総務省の災害関連情報ページが挙げられます。これらは政府や公共機関が発信する信頼性の高い情報源であり、最新の災害状況や避難指示、交通情報などが得られます。

また、被災地域の自治体公式サイトやSNS、インフラ企業(電力・ガス・通信など)の公式発信も重要な情報源です。地域の状況や事業への影響を把握するために、複数の信頼できる情報をクロスチェックすることが望まれます。

おすすめチェックメディア例 

■気象庁公式
  Webサイト
  X(旧 Twitter)「気象庁防災情報」

■総務省消防庁
 Webサイト

■NHK 生活・災害情報
  Webサイト「NHK NEWS WEB|気象・災害ニュース一覧」
  X(旧 Twitter)「NHK生活・防災」

■電力、ガス、通信などインフラ企業の公式情報など

3.SNS企業アカウントの運用担当者が忘れがちな対応。

緊急時の対応で見落とされがちなのが、普段どおりの運用への目配りです。特に、事前に設定されたSNSの投稿スケジュールなどに注意が必要です。

挿入イラスト:SNS運用担当者は、予約投稿の有無、今後予定している投稿の内容、SNS広告を確認しましょう。

投稿スケジュールの確認(予約、運用の一時停止)。

まず確認したいのが、予約済みの投稿やSNSキャンペーンのスケジュールです。

災害発生時に通常通りの内容がタイムラインに流れると、状況にそぐわない印象を与えてしまい、企業への信頼を損なうことにつながりかねません。

すぐに投稿予定を確認し、一時停止や削除の対応を行いましょう。また、「一時的に運用を止めます」といった宣言投稿は、かえって不要な情報になる可能性があるため、いったん運用を止めることが望ましい判断です。

SNS上でのユーザーとの交流を停止(アクティブサポート、エンゲージメント対応)。

通常の投稿だけでなく、ユーザーとの交流も一時停止するのが望ましい対応です。

アクティブサポート(リプライやコメントへの返信)、リポスト、「いいね」などのリアクションも、状況によっては不適切と受け取られる可能性があります。

すでに設定済みのSNS広告の出稿も忘れやすいポイントです。

自動配信で回っているSNS広告が、災害発生時にも変わらず表示され続けてしまうケースがあります。

被災時のタイムラインの文脈から浮いてしまうSNS広告は、ユーザーに違和感や不快感を与える可能性があるため、広告配信の一時停止や内容の見直しも併せて検討しましょう。

このように、緊急時は「発信しない対応」も重要な判断のひとつです。日頃から運用の自動化が進んでいる状態であるほど、止めるべき投稿のチェックリストを持っておくと安心です。


緊急時に確認すべきSNS運用チェックリスト例 
  • 予約投稿の一覧を確認し、不要・不適切なものは一時停止または削除。
  • 定期投稿のスケジュールを一時停止。内容や表現がそぐわないものは変更する。
  • SNSキャンペーンや販促投稿の実施有無を確認・該当部署への共有。
  • SNS広告の出稿状況を確認し、一時停止またはターゲティング・内容の見直し。

4.平時から備えておくべき緊急時の運用ルール。

災害や事故といった緊急事態は、いつ起こるか分かりません。だからこそ、通常時からの備えが、企業アカウントの信頼性と対応スピードを大きく左右するといえます。

社内広報や危機管理チームとの連携、連絡フローの確認。

まず重要なのは、社内での連携体制の整備です。広報部門だけでなく、危機管理や総務、カスタマーサポートなど関係部署と連携し、万一の際にどのような情報を共有し、どう判断するかという流れを明確にしておきましょう。

緊急連絡先や判断フローを社内で共有しておくことで、迅速な初動対応につながります

どのレベルで、どのような投稿を止めるか。

次に考えておきたいのが「どのレベルの事態で、どの範囲の投稿を止めるか」の基準です。

たとえば、地震によっては被害が少ない場合があります。そのため状況に応じた運用判断の線引きを、あらかじめ社内で擦り合わせておくと安心です。

SNS投稿の再開はいつか。

被災地の状況や社会全体の空気感をふまえ、SNS投稿の再開時期の判断をしましょう。再開の際は、まずお見舞いや営業状況の案内など、配慮を伴う投稿から始めることが望まれます。

再開の判断にあたっては、社会情勢の把握が欠かせません。例えば、X(旧 Twitter)のトレンドに明るい話題が上がってきた時、テレビではNHKの緊急事態の字幕の表示がなくなった時など、上段と同様に信頼性の高いメディアや情報源を参考にしながら、自社にとって適切な再開タイミングを見極めましょう。

どの情報を優先的に確認するか、社内であらかじめ共有し、この情報が更新され次第、次のアクションの判断に進むというルールを設けておくと、スムーズな再開につながります。

5.緊急時の対応マニュアルを準備しましょう。

ここまでご紹介した内容をもとに、自社の状況を確認したら、緊急時に即座に対応できるよう「対応マニュアル」としてまとめておくことをおすすめします。

SNS投稿の一時停止や、その判断基準を明文化しておくことはもちろん、深夜・休日でも必要な連絡が取れる体制づくりも欠かせません。

また、SNS担当者が1人しかいない場合や外部に運用代行を委託している場合は、誰がどの段階で最終判断を下すのかなどを事前に明確にしておきましょう。

挿入イラスト:緊急時のToDoリストやそれに伴うチェックリストをまとめたマニュアルを準備しましょう。
平時のうちに整えておきたい体制と運用ルール
  • 広報・危機管理・総務など関係部署との連携体制。
  • 深夜・休日に判断できる担当者・連絡先の明確化。
  • SNS運用を委託している場合、対応ルールを伝達し、外部と連携体制。

  • 「どの状況で投稿を止めるか」の判断基準を定める。
  • SNSの投稿停止だけでなく、リプライや「いいね」などのアクティブサポートも含めて一時中断する基準を設ける。
  • キャンペーンや広告出稿を一時停止・見直しする際の運用フローを整理しておく。

このような備えがあることで、いざという時に何をどうするかで迷う時間を最小限に抑えられ、企業アカウントの信頼を守る第一歩となります。

6.事業に影響が出る場合。

緊急時、災害や事象によって、自社に直接影響がある場合は、WebサイトやSNSからサービスや事業の状況について公式情報を正確に届ける責任も生じます。

自社への影響有無の初期確認。

災害が自社の事業や拠点、従業員に与える影響の有無を初期段階で確認することも重要です。例えば、自社施設の被災状況や従業員の安否、物流やサービス提供への影響などを把握し、状況に応じた情報の公開が求められます。

挿入イラスト:事業に影響が出る場合に、まずはどのくらいの状況を確認しましょう。

事業そのものに影響が出るケース。

たとえば商品の出荷停止、配送遅延、サービス提供の一時中断などがある場合には、WebサイトやSNSでタイムリーにお知らせを行うことが求められます。こうした発信は、問い合わせの急増や誤解の拡大を防ぐうえでも効果的です。

自社事業の状況チェック項目例
  • 被災地に自社の拠点や関係先があるか?
  • 顧客へのサービス・商品提供に支障が出ていないか?
  • 営業状況や対応方針について、顧客に伝えるべき情報はあるか?

  • 広報・危機管理・総務など関係部署と連携し、サービスについての公開する情報を確認する。(サービス再開時期・遅延状況の確認など)
  • 利用者にサービスの対応・利用期限のあるサービスの救済措置を伝える場合、配慮のある表現になっているか?

まとめ:災害・緊急時、タイムラインの優先は何かを考えよう。

災害時は「発信すること」よりも「沈黙する勇気」と「判断のスピード」が重要。

災害や事故が発生した際、企業アカウントにとって最も重要なのは、「この状況で本当に発信すべきか」を冷静に判断することです。状況が明確になるまで、いったんは運用を停止することをおすすめします。

普段通りの投稿やSNSキャンペーンが、思わぬ誤解や批判につながってしまうこともあります。日々の丁寧な運用で築いたフォロワーとの関係が、一つの投稿で損なわれることもありますので注意が必要です。

緊急時の運用方針を策定しましょう。

また、今回ご紹介したような確認ポイントや初動対応の流れは、日ごろから緊急時対応マニュアルとして整備し、SNS運用担当者同士で共有しておくことをおすすめします。誰が対応しても一定の判断と行動が取れるようにしておくことが、自社アカウントの安定した運用につながります。


いざという時にも落ち着いて判断できるよう、平時からの準備とチーム内での共有を大切にしていきたいと弊社でも思っております。
本記事が、緊急時におけるSNS運用の見直しや備えの一助となれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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七夕のX(旧 Twitter)企業アカウント投稿事例(2025)https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-20250731/Thu, 31 Jul 2025 00:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=12784

2025年の七夕の日の企業アカウントの投稿をピックアップ。さまざまな投稿事例をご紹介しています。 ]]>

7月7日の七夕は、季節感を活かした投稿がしやすく、企業アカウントにとっても投稿アイデアを広げやすい年中行事のひとつです。とはいえ、「自社で取り入れられそうな工夫は?」と悩むこともあるのではないでしょうか。
当記事では、2025年の七夕に投稿された企業アカウントの事例をいくつかピックアップし、それぞれの工夫や特徴をご紹介します。季節イベントの投稿をブラッシュアップしたいとき、来年に向けてネタをストックしておきたいときの参考になれば幸いです。

2025年七夕の日のトレンドワード

毎年、7月7日の七夕当日には、X(旧 Twitter)のトレンドに七夕にまつわるワードが多数ランクインします。
画面に表示されるトレンドのランキングは、ユーザーの利用状況ごとに若干異なりますが、七夕に関連しているワードが上位に入るという点からも、年中行事として七夕がX(旧 Twitter)上でも盛り上がる傾向があることがわかります

実際に、筆者のX(旧 Twitter)アプリのトレンド画面にも以下のような七夕の関連ワードが上位に表示されていました。

2025年七夕の日にランクインしたワード

参考画像:X(旧 Twitter)アプリのトレンド画面
※筆者のX(旧 Twitter)アプリのトレンドワード画面表示(2025/07/07、12時頃)

「令和7年7月7日」に着目した投稿

今年は例年と違い、日付が令和7年7月7日ということで、七夕の日が「7」が並ぶ年でした。そのためX(旧 Twitter)のトレンドでも「スリーセブン」などのワードもランクインしていました。
企業アカウントの投稿にも、縁起の良さに着目し七夕の投稿にひと工夫加えた投稿が見られました。

事例:ニコニコ公式

>>参考:  @nico_nico_info

株式会社ドワンゴが運営する動画共有サービス「ニコニコ動画」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、七夕当日の午前7時7分に投稿を行っていました。
七夕そのものには触れていないものの、「7」にこだわったシンプルな文章だけの投稿は、ユーモアとセンスが感じられ、印象に残る内容となっていました。

参考事例画像:事例:ニコニコ公式の平成7年7月7日午前7時7分に投稿。

事例:ライブドアニュース

>>参考:  @livedoornews

株式会社ライブドアが運営するニュースサイト「ライブドアニュース」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、自社Webサイトに掲載された記事を紹介する投稿をしていました。
内容は、ちょうど30年前の平成7年7月7日に小田急電鉄で販売されていた入場券を、ある父親が大切に保管していたというX(旧 Twitter)で話題になっていた投稿を取り上げたもので、当時の写真や背景が紹介されていました。

参考事例画像:ライブドアニュースの七夕投稿はバズっていた一般ユーザーの投稿を紹介。

事例:中日新聞

>>参考:  @chunichi_denhen

愛知県名古屋市に本社を置く中日新聞社の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、名鉄名古屋駅前のシンボルとして知られる人形オブジェ「ナナちゃん人形」に注目した投稿を行っていました。
「7」が並ぶ七夕の日に合わせて、「ナナちゃん=7」にかけたユニークな視点で、地域に根ざした話題を展開しているのが印象的です。
また投稿には、ナナちゃん人形に関する自社のデジタル記事へのリンクも添えられており、ニュースコンテンツを紹介する情報発信にもなっていました。

参考事例画像:中日新聞の七夕投稿。ナナちゃんは本当に大きいです。しかも定期的に着替えています。

事例:富士山観光交流ビューロー

>>参考:  @FujiTourist

一般社団法人 富士山観光交流ビューローの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、投稿文で「7」が3つ並ぶ特別な七夕の日と伝えています。また、富士山百景写真コンテストの入選作品のひとつである、天の川が広がる夜空と、漆黒の富士山の美しい写真を紹介しています。
作品を紹介するかたちで地域の魅力とビジュアルの強みを活かしたアプローチです。

参考事例画像:富士山観光交流ビューローの七夕投稿。これはUGCも活用して、ユーザーも嬉しい投稿です。

短冊メーカーを使った投稿

七夕の投稿で多くのユーザーが活用している「短冊メーカー」ですが、企業アカウントのなかにも、うまく活用しお願い事の文章を装飾している投稿を多く見かけました。
投稿を閲覧した人がクスっと笑えるような遊び心のある投稿や、自社商品の認知を切実に願うなど、企業の個性が光る楽しい内容が並んでいます。

>>参考:  短冊メーカー

事例:JAMSTEC(海洋研究開発機構)

>>参考:  @JAMSTEC_PR

海や地球環境の研究を行うJAMSTECの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、七夕当日に公式YouTubeチャンネルの登録者数が7.77万人に到達したことを紹介する投稿がありました。
短冊メーカーを使った投稿には「これからも支援してもらえますように」との願いが添えられています。SNSのフォロワー数や登録者数など、節目を活かした投稿もX(旧 Twitter)ではおすすめです。

参考事例画像:JAMSTEC(海洋研究開発機構)の七夕投稿。もしかしたら急きょ決定した内容と思われますが、臨機応変に担当者の方が対応していると思われます。運用担当として見習いたいと思います。

事例:大阪王将【公式】

>>参考:  @osakaohsho_info

餃子でおなじみの大阪王将公式X(旧 Twitter)アカウントでは、短冊メーカーを使い、「水餃子が夏でも愛されますように」と願う投稿を実施。
メニューの中でも焼き餃子が有名で、かつ熱くなる夏を前に、水餃子についてあえて触れている点が自虐的でユニークです。七夕投稿を商品認知にうまく活用している事例といえます。

参考事例画像:大阪王将【公式】の七夕投稿。メニューに水餃子があることをこの投稿で知ることができました。

事例:都こんぶ【公式】

>>参考:  @NakanoMiyako

中野物産株式会社の商品ブランド「都こんぶ」の公式X(旧 Twitter)アカウントは、地域愛と親しみを感じる投稿を日頃から続けている企業アカウントです。
すでに認知度も高くファンも多い商品ですが、今回は「みやここんぶと認知いただけますように」という呼び名についての自虐的な願いを、短冊メーカーで装飾して投稿していました。

参考事例画像:都こんぶ【公式】の七夕投稿。7月4日には短冊に何を書こうと悩んでいる様子を投稿していました。

事例:大阪・関西万博【公式】

>>参考:  @expo2025_japan

2025年4月に開幕した大阪・関西万博の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、短冊メーカーを活用し、「大阪・関西万博がこれからもずっと、みなさんの記憶にミャクミャクと残り続けますように」と、公式キャラクター「ミャクミャク」にかけた投稿を行っていました。イベントの成功と万博の認知拡大への思いが伝わる内容です。
縦長で画面占有率が高い投稿は、通常は好まれにくい場合もありますが、七夕の短冊投稿であれば受け入れられやすい傾向があります。同投稿のように、縦を活かしたユニークな表現に挑戦するのもおすすめです。

参考事例画像:大阪・関西万博【公式】の七夕投稿。投稿のクリエイティブがとてもお洒落でした。

ユーザー参加型の工夫 ―「短冊画像」を配布する投稿

七夕にあわせて、ユーザーが自由に使える短冊風デザインの画像を配布し、参加を促す企業アカウントの投稿も見られました。画像を保存して願いごとを書き込んだり、ユーザーがリプライに投稿したりと、SNSならではの交流が広がるきっかけにもなります。

事例:サクラクレパス【公式】

>>参考:  @1921_SAKURA

文具メーカー・サクラクレパスの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、七夕の願いごとを書き込める短冊風の画像を投稿し、自由に使って楽しんでもらえるよう呼びかけていました。
クレヨンの可愛らしいタッチが印象的なデザインは、サクラクレパスらしさが感じられる、温かみのある仕上がりです。ブランドの世界観を活かしたSNS活用の好例といえます。

参考事例画像:サクラクレパス【公式】の七夕投稿。かわいらしい短冊デザイン画像で投稿でした。

事例:【公式】ニッポンハムグループ / 日本ハム

>>参考:  @nipponhamgroup

食品メーカー・日本ハムグループの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、明るく柔らかいデザインの短冊画像を投稿していました。自社商品をあえて必要以上にデザインに加えない、シンプルで使いやすい画像は、多くのユーザーにとって親しみやすく活用しやすいものとなっていました。
この投稿には、たくさんのユーザーから願いごとのリプライが寄せられており、フォロワーとの良好な関係性がうかがえます。

参考事例画像:【公式】ニッポンハムグループ / 日本ハムの七夕投稿。パステル調の可愛らしい短冊画像でした。意外なことに自社商品の画像などを加えていないという勇気ある投稿でした。

自社商品を七夕風にデコレーションした投稿

七夕にあわせて、自社商品を七夕風にデコレーションした商品写真を投稿している企業も見られました。商品の見せ方に工夫があり、ブランドらしさを活かしながら、七夕の季節感を楽しく伝える投稿になっていました。

事例:木村屋總本店【公式】

>>参考:  @kimuraya_1869

老舗パンメーカー・木村屋總本店の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、6月に発売した自社商品「ジャンボむしケーキ 夏のチョコ」を、七夕をイメージしたデコレーション写真とともに投稿。
おうちでもデコレーションを楽しめるという提案と、新商品の紹介を兼ねた好例だと思います。

参考事例画像:木村屋總本店【公式】の七夕投稿。実際の商品にアレンジをして食べることができると気づかせてもらえる投稿でした。

事例:ヨックモック【公式】

>>参考:  @yokumoku_jp

洋菓子ブランド・ヨックモックの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、七夕仕様にデコレーションした自社商品「シガール」を使った画像を投稿。天の川をイメージさせる背景もおしゃれで、星のデコレーションは可愛らしくお菓子の魅力が引き立っていました。
また、「このシガール可愛い!と思ったらリプや♡(いいね)で教えてください」というユーザーからのリアクションを促す問いかけも、見習いたいポイントです。

参考事例画像:ヨックモック【公式】の七夕投稿。いつものヨックモックがとにかくかわいい投稿です。

自社商品を画像にしてイラスト・GIFで魅せる七夕投稿

七夕の投稿には、自社商品を取り入れたイラストやGIF動画で、楽しく世界観を表現している企業アカウントも多く見られました。親しみやすく温かみのあるビジュアルは、思わず目にとまるだけでなく、企業やブランドの印象をおもしろく伝える効果もあります。

事例:日産自動車

>>参考:  @NissanJP

日産自動車の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、天の川をテーマにしたオリジナル画像を投稿。よく見るときれいな天の川の上に、小さな車が星のように飾られたユーモアのあるビジュアルは、思わず笑ってしまう親しみやすい投稿でした。

参考事例画像:日産自動車の七夕投稿。このシュールな画像は面白かったです。

事例:日立建機

>>参考:  @hitachicm_jp

日立建機の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、自社の建設機械が天の川をバックに並ぶ、七夕仕様の画像を投稿していました。建設機械の無骨な印象を、愛らしくデフォルメした星空と組み合わせることで、楽しさと親しみを感じさせる演出になっています。
「リポスト(リツイート)」と「いいね」の機能を使って、どちらの建設機械に乗りたいかを問いかけるアンケート形式の投稿も、ユーザーが反応しやすいスタイルとして好例といえるでしょう。

参考事例画像:日立建機の七夕投稿。どっしりがっしりした重機を可愛らしくしている画像は面白かったです。

事例:すき家【公式】

>>参考:  @sukiya_jp

すき家の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、流れ星のように流れてくる玉子をタップし「ねぎ玉牛丼」の中央に置くという簡単で参加しやすいGIFゲームを投稿していました。
投稿文はシンプルで説明などもありませんでしたが、ユーザーが何度もチャレンジし、玉子をどんぶりの中央に置けた画像をリプライで報告するなど、ちょっとしたイベントのような盛り上がりを見せていました。

参考事例画像:すき家の七夕投稿。玉子の黄身がどんぶりの中央にくるとは背景も七夕仕様のきれいな画像になります。何度も挑戦しました。

事例:キッコーマン豆乳 公式

>>参考:  @kikkoman_tounyu

キッコーマン豆乳の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、商品パッケージを織姫・彦星風にデザインした画像を投稿していました。キャラクター化された豆乳パックたちが夜空で再会する様子は、おもしろい演出となっていました。
また、「リポスト(リツイート)」や「いいね」が集まると、このイラストの織姫と彦星が出会えるかも—という投稿文も加えており、ユーザーからのエンゲージメントを促す工夫として効果的でした。

参考事例画像:キッコーマン豆乳 公式の七夕投稿。自社商品をいじりるイラストが多い中。これはしっかりふざけていたので楽しませていただきました。

笹や短冊を飾った投稿

自社オフィスや施設で短冊を飾り、撮影した写真を投稿している企業アカウントも見られました。社員やスタッフの願いごとが書かれた短冊や、企業の「中の人」の願い事は、実際の存在を感じられる投稿としてフォロワーに温かい印象を与えます。

事例:TOP スーパーナノックス

>>参考:  @TOP_superNANOX

衣料用洗剤、商品ブランド「トップ スーパーナノックス」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、実際に七夕の笹と短冊を飾った様子を投稿していました。
短冊には「世界中の服から、黄ばみが消えますように」など、洗剤ブランドらしさを感じるユーモアある願いごとでした。自社商品と関連づけながらも、親しみのある演出になっており好印象です。

参考事例画像:TOP スーパーナノックスの七夕投稿。内容とは別に画像のアングルはとてもきれいでした。

事例:カゴメ

>>参考:  @KAGOME_JP

食品メーカー、カゴメの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、七夕の笹飾りの様子を紹介。短冊には、SNSを担当している「中の人」の熱い野望が感じられる「今年中にフォロワー50万人、達成できますように」という内容が書かれていました。
また、投稿文には「みなさんからの応援のいいね❤をお待ちしております!!」という呼びかけもあり、多くのユーザーからリプライでハートの絵文字が投稿されていました。

参考事例画像:カゴメの七夕投稿。リプライに返答するなど、アクティティブコミュニケーションもしっかりがんばっている中の人に脱帽です。

事例:ニッカウヰスキー 余市蒸溜所【公式】

>>参考: @nikka_yoichi
 2025年7月5日投稿
 2025年7月6日投稿
 2025年7月7日投稿

ニッカウヰスキー余市蒸溜所の公式X(旧 Twitter)では、施設内の樹木に飾られた短冊の画像を投稿。実際には7月1日から連続で投稿されており、蒸溜所を背景にした短冊には、「おいしいウイスキーができますように」や、「『またここに来たい』と思って頂けますように」といったメッセージが書かれていました。
画像に写る施設の景色は、北海道・余市の蒸溜所の情緒ある雰囲気を感じさせ、ブランドの世界観が伝わってくる好例といえます。

参考事例画像:ニッカウヰスキー 余市蒸溜所【公式】の七夕投稿。蒸留所のそよ風がおしゃれな感じがする写真でした。

事例:ispace/HAKUTO-R

>>参考:  @ispace_HAKUTO_R

月面探査などを手がけるispaceの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、飾られた短冊の写真と宇宙への軌道を思わせる夜空の写真が投稿されていました。
星形の可愛らしい短冊には「月面からの景色がみれますように..!」など、同社ならではの夢とロマンを感じさせる一言が。投稿文は季節に絡めた企業のミッションやビジョンを伝える好例でした。

参考事例画像:ispace/HAKUTO-Rの七夕投稿。宇宙に関連した事業と七夕。いい感じです。

「七夕ゼリー」投稿には2つの傾向が。

毎年トレンドにランクインするワードの一つ「七夕ゼリー」。
投稿には2つの種類があり、1つは給食で食べた記憶のある地域や世代の方に向けた思い出を語る投稿、2つめは自社商品を使って七夕をイメージした涼しげなゼリーのレシピを紹介する投稿が見られます。

事例:アサヒ飲料【公式】

>>参考: @asahiinryo_jp
 2024年7月7日午前11:30投稿
 2025年7月7日午後0:00投稿

アサヒ飲料の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、自社商品を使って作った「七夕ゼリー」の投稿を行っていました。
1つ目の投稿は、本当に作ることができたのかと驚かされる巨大サイズの「七夕ゼリー」で目を引き、2つ目の投稿は、ゼリーと炭酸飲料の組み合わせという、お子様にとっての理想の給食メニューを紹介する画像で投稿。まさに給食時間の午後12時に投稿されたという細やかな演出も印象的でした。

参考事例画像:アサヒ飲料【公式】の七夕投稿。給食で七夕ゼリーを食べたことがある人は話題にしたくなる投稿です。

事例:ライフ【公式】

>>参考:  @lifecorp_east

スーパーマーケット「ライフ」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、七夕をイメージした手作りゼリーの写真とレシピを投稿。
公式ウェブサイトに掲載されているレシピコンテンツの紹介も兼ねており、星型のフルーツやカラフルな層が美しいゼリーは、家庭でも気軽に取り入れられるアイデアとして親しみやすく、季節感をしっかりと演出しています。

参考事例画像:ライフ【公式】の七夕投稿。ゼリーのブルーをどうやってつくったらいいのかと思っていたところにレシピも紹介している投稿でした。

キャラクターによる投稿

サービスや商品ブランドに公式キャラクターがいる場合、その存在はSNS運用において大きな魅力となります。七夕に合わせて描き下ろしのイラストを投稿したり、ぬいぐるみを使用した「(※)ぬい撮り」画像で季節感を演出する企業アカウントも見られました。

>>引用:ORICON NEWS(2018-10-25)_“ぬい撮り”する人の心理とは? 「大人だって“ぬいぐるみ”を愛でたい」自身のアイコン化も
「ぬい撮り」という言葉は、2004年に開設されたmixiのコミュニティ「ぬいぐるみを撮る人々」の掲示板の中で使われ始めたものだという。Twitter、InstagramなどSNSの流行りに変化があっても、「ぬい撮り」の言葉と“ぬいぐるみを主体にして写真を撮る”という文化は、ファンの間でずっと変わらず親しまれてきた。

事例:ぷよぷよ!!クエスト公式(ぷよクエ)

>>参考:  @puyoquest

スマートフォン向けゲーム、パズルRPG「ぷよぷよ!!クエスト」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、人気キャラクター「カーバンクル」が空を見上げる後ろ姿の画像で七夕の投稿をしていました。
普段はコラボ情報やガチャのお知らせが中心ですが、この投稿では、天の川が見られるかどうかを心配する「カーバンクル」の様子が撮られた画像は、通常のゲームのテンションとは異なる、やさしく癒される雰囲気を演出していました。

参考事例画像:ぷよぷよ!!クエスト公式(ぷよクエ)の七夕投稿。あえて背中越しの写真がまた良き。

事例:クッピーラムネ【公式】

>>参考:  @kuppy_ramune_x

昭和から続くロングセラーのお菓子「クッピーラムネ」の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、パッケージでおなじみのウサギとリスのキャラクターによる七夕仕様のイラストを投稿。
懐かしさを感じさせるパッケージデザインと、長年親しまれてきたキャラクターたちは、今ではグッズ展開もされるほどの人気です。こうした季節ごとの描き下ろし投稿は、ファンにとって楽しみなコンテンツのひとつとなります。

参考事例画像:クッピーラムネ【公式】の七夕投稿。頻繁に「今日は何の日」にあわせた書きおろしのイラストを投稿しています。

歴史ある作品やコンテンツで七夕を楽しむ投稿

自社で保有している写真や歴史的資料がある場合は、地域や歴史や文化を伝えるものとなるので、ぜひ季節のイベントを機にSNSで投稿に活用したいところです。

事例:仙台藤崎百貨店【公式】

>>参考:  @fujisaki_dept

仙台藤崎百貨店の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、69年前の「仙台七夕まつり」の写真を投稿。歴史ある百貨店だからこそ保有している当時の貴重な記録は、多くの人の郷愁を誘うと同時に他社には真似できない独自の投稿でした。
写真などのアーカイブを活かすことで、季節のイベントをフックに企業のブランディングにも繋げる投稿例と言えます。

参考事例画像:仙台藤崎百貨店【公式】の七夕投稿。ノスタルジー感もあり地元のユーザーがみたら郷愁と歴史と文化を一目で実感できる写真でした。

事例:国立国会図書館 NDL

>>参考:  @NDLJP

国立国会図書館の公式X(旧 Twitter)アカウントでは、浮世絵師・月岡芳年の連作「月百姿」の中から、七夕の物語を描いた「銀河月」の画像を投稿。投稿文には、一般ユーザーも楽しめるように他にも多くの浮世絵を公開している公式Webサイト「NDLイメージバンク」のリンクを掲載しお知らせしていました。
専門的知見に基づく調査資料や、貴重な古書類や明治時代以降の図書等を所有している強みを活かした投稿でした。

参考事例画像:国立国会図書館NDLの七夕投稿。なかなか利用するには市域が高いと思われる図書館ですが、これだけの歴史的な出版物や作品があるのではれば、ぜひ伺いたいです。

まとめ:「お願いごと」を軸にした七夕投稿は、毎年くり返してもOK

SNS担当者にとって、毎年やってくる季節行事の投稿は、どうしても昨年と同じになってしまうと悩みがちなテーマです。

しかし七夕は、「お願いごと」をベースにする軸がすでにあるため、実はマンネリ化しても問題のない数少ない行事のひとつです。
「今年の七夕は、どんなお願いごとを投稿しよう?」という気軽な気持ちで、来年の七夕投稿にも取り組んでいただければと思います。

「願いごと」にもパターンは下記のような傾向があります。
  • 企業や商品の認知度アップを願う「自虐ユーモア系」
  • フォロワーやユーザーの幸せを願う「応援・共感系」
  • お天気を心配する「お天気系」
  • ユーザーの皆さんのお願いが叶うようにと願う「ユーザー感謝系」

また、上記の願いごとをベースとしたネタに、少し工夫を加えるだけでも十分に印象が変わります。
例えば、商品などのビジュアル素材を画像に活かしたり、投稿時間にひねりを加えたりと、毎年少しずつアレンジするのもポイントです。

今年の七夕も多くの企業X(Twitter)アカウントの投稿に楽しませていただきました。来年の七夕の投稿に当記事がお役に立てれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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Instagramのハッシュタグはどう選ぶか?企業アカウントのための基本と検索対策https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/instagram/blog-20250617/Tue, 17 Jun 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=12442

【Instagram】ハッシュタグは「検索されるためのキーワード」としてインスタグラム運用に重要です。ハッシュタグの基本のおさらいと、「#社名」だけではなく、汎用性の高いものや投稿記事に関連したものなど、検索される入口として選択するポイントを解説。]]>

Instagramの投稿に「#自社名」だけを付けて満足していませんか。ユーザーは自分の興味関心に合った様々なキーワードのハッシュタグで検索をしています。そのため、自社投稿に関連するキーワードやユーザー目線のハッシュタグを選び、場合によってはオリジナルのハッシュタグを作成することが重要です。
本ブログでは、Instagramの「ハッシュタグの基本」と「選び方のポイント」について、企業アカウントの運用担当者向けにわかりやすく解説します。

Instagramのハッシュタグの基本をおさらい

まずは、Instagramのハッシュタグに関する基本ルールと役割をしっかりおさえておきましょう。

ハッシュタグのつくり

ハッシュタグの構造はシンプルですが、正しく入力しないと機能しないことがあるため、最初のうちはしっかり確認しながら投稿しましょう。

参考図:ハッシュタグのつくり「#公式インスタグラム運用」と表示させた場合、ハッシュ記号のあとにテキストは挿入。決してスペースを入れずにくっつけてください。また特殊文字は不可ですのでご注意を。ちなみに全角「#」もハッシュタグ化されますが、いつ仕様が変わるか分からないので、推奨の半角で作成しましょう。

ハッシュタグは、「#(ハッシュ記号)」の後に文字を続けることで作成できます。一見似ている記号ですが、「#(ハッシュ記号)」と音楽記号の「♯(シャープ)」は異なる文字コードのため、注意が必要です。

Instagramや一部のSNSでは、全角の「#(全角いげた)」でも自動的にハッシュタグ化されますが、基本的には半角の「#(ハッシュ記号)」を使用することが推奨されています。見た目は似ていても正しく機能しない場合があるので気を付けましょう。

注意点:正しくハッシュタグを作成するには下記にご注意ください。
  • 半角の「#(ハッシュ記号)」を使う。
  • 「#」と文字の間にスペースを入れない。(例:#SNS運用 はOK、# SNS運用 はNG)
  • $や%などの特殊文字はハッシュタグとして機能しないため不可。
  • ハッシュタグとハッシュタグの間は半角スペースで区切る。(例:#SNS運用 #インスタ運用)

ハッシュタグの機能

「#(ハッシュ記号)」と文字を組み合わせるとハッシュタグ化され、ハイパーリンクが自動的に付き、タップすると同じハッシュタグを付けた投稿がソート表示されます。
簡単に検索できるため、同じテーマや興味を持つユーザーに投稿を見つけてもらいやすくするための仕組みです。

Instagramのユーザーから発生した言葉で、ハッシュタグで検索する行為を「タグる」と呼ばれるなど、Google検索のように使われる場面も増え、関心のあるテーマをハッシュタグで探すことが、若者を中心としたユーザー層の検索スタイルのひとつになっています。

企業アカウントにとっても、単なるキーワードの装飾だけでなく、「検索される入口」としてのハッシュタグの活用が求められていると言えます。

1投稿に使えるハッシュタグの上限について

それぞれ投稿形式によって、使用できるハッシュタグの個数が違うので確認してから投稿の準備をするといいと思います。

>>参考:  Instagramヘルプセンター_Instagramでハッシュタグを使用する

2024年12月ハッシュタグのフォロー機能が終了

ちなみに以前のInstagramでは、アカウントをフォローするように、ハッシュタグそのものをフォローできる機能がありました。

たとえば「#渋谷カフェ」というハッシュタグをフォローしておけば、そのハッシュタグ「#渋谷カフェ」を含む投稿がフィードに自動で表示される仕組みで、様々なアカウントをフォローする必要がなく、とても便利なInstagram独自の機能でした。

一方で、無関係な投稿にトレンドのハッシュタグを使用し、リーチを拡大しようとするユーザーの増加が問題視されていました。その影響もあり、Instagram社は2024年12月をもってハッシュタグのフォロー機能を終了しています。

現在のInstagram社は、ユーザーの興味関心に合った投稿が表示されるようにアルゴリズムの改善に注力していることから、ハッシュタグの役割はタイムラインに投稿を流すための手段から「検索されるためのキーワード」へとさらにシフトして行くと推察されます。

今後は、検索されることを意識したハッシュタグ設計がより一層重要になると思われます。

参考画像:2024年11月ごろに筆者のInstagramアプリに表示されました。表示内容は「まもなくハッシュタグのフォロワーができなくなります。12月13日、フォロー中のハッシュタグはフィードに幼児されなくなり、それ以上フォローできなくなります。」
※2024年11月ごろに筆者のInstagramアプリに表示されました。

Instagram社が推奨するハッシュタグの活用方法と注意点

Instagram社のクリエイター向け公式アカウント(@creators)で、ハッシュタグの使い方について、企業アカウントにも参考になる情報を発信しています(2021年9月28日投稿)。

特に注目したいポイントは、次の2点です。

推奨されるハッシュタグの数は「3〜5個」

Instagramでは、フィード投稿に最大30個までハッシュタグを付けることができますが、@creatorsによると、ハッシュタグを10〜20個付けても拡散効果は期待できないとのこと。効果的な活用のためには、関連性の高い3〜5個に絞るのが望ましいようです。

投稿内容に無関係なハッシュタグは避けるべき

拡散を狙って関係のない人気タグを付けたくなることもあるかもしれませんが、Instagram側はそのような使い方を推奨していません。やはり適切なタグ選びが、信頼性のある投稿につながるようです。

>>参考:  creators(Instagram’s @Creators)/2021年9月28日投稿より

参考画像:creators(Instagram’s @Creators)/2021年9月28日投稿より、英語投稿です。「Tips for Using #hashtags」複数枚画像での投稿で2枚目に「Hashtag Dos」、3枚目に「Hashtag Don`ts」というかたちで投稿されていました。
推奨事項

禁止事項

ここからは、ハッシュタグの選び方を解説していきたいと思います。

企業アカウントが意識すべきハッシュタグ選択

Instagramではハッシュタグの付け方によって、投稿のリーチやユーザーとの接点が変わってきます。
特に企業アカウントの場合は、ブランドの認知拡大や見込み顧客との接触を目的とした投稿が多いため、しっかりとしたハッシュタグ選定が必要とされます。

ここでは、企業アカウントが意識しておきたいハッシュタグの種類をご紹介します。

参考図:弊社ではハッシュタグを3つに分けてどのようなタグがいいか洗い出します。【社名タグ】【汎用タグ】【関連タグ】です。

【社名タグ】商品名・ブランド名のハッシュタグは最低限入れましょう。

まず基本として、自社の商品名やブランド名をハッシュタグとして使うことは有効です。

たとえば、「#〇〇公式」「#ブランド名」「#社名」などは、ブランド検索をしているユーザーに見つけてもらいやすくなります。

ただし、これだけでは新規ユーザーへのリーチには限界があります。
すでにブランドを知っている人には届きやすくても、そうでない人には検索対象のキーワードになりにくいため、「社名タグ」だけで投稿することは避けたいところです。

【汎用タグ】ターゲットユーザーが検索しそうなビックワードを考える

Instagramのハッシュタグに、ユーザーが使用してそうな、かつ検索していそうなカテゴリーをハッシュタグにして付けることも大切です。
汎用性の高いビッグワードを使うことで、ユーザーが関心のある情報を、検索する可能性があるためリーチを広げる一助になります。

大枠のカテゴリー:「この投稿を見つけてほしいターゲット層の興味関心」

ユーザーにとっての関心事である大きなカテゴリーを想定し、実際にどんなキーワードで検索しているかを想像して選ぶことが必要になります。

大きなカテゴリーとしてのキーワードを想定し「#旅行」、「#国内旅行」などになります。

【関連タグ】投稿内容に合ったハッシュタグでリーチを広げる

「汎用タグ」で大枠のカテゴリーに露出できる一方で、投稿の内容に即した「関連タグ」を加えることで、より的確にリーチを広げることができます。

ユーザーがハッシュタグ検索をする際、「このハッシュタグを見れば、欲しい情報がまとまっているはず」という期待を持っています。
そこで具体的な、目的・場所・ノウハウなどに関連する具体的なキーワードを組み合わせることで、検索意図に合致した投稿として発見されやすくなります。

・場所に関するタグ:

「#福岡旅行」「#博多観光」「#糸島ドライブ」

・テーマや過ごし方に関するタグ:

「#女子旅プラン」「#春のおでかけ」「#博多カフェ」「#福岡グルメ」「#癒し旅」

企業アカウントなら【独自タグ】の活用も検討も

Instagramにおけるハッシュタグは、「検索されるため」のキーワードとして使われるだけではありません。

これまで紹介してきた「自社タグ」、「汎用タグ」、「関連タグ」に加え、企業発信でコミュニティ型のアカウント運用にするために、商品ブランドや自社ならではの「独自タグ」を設けることは、ファンとの接点を強化する一助になります。

また、Instagramで写真投稿型のUGC(※)キャンペーンを実施する際には、応募方法にハッシュタグの使用を組み込むことで、投稿数や拡散効果を高めることができます。ハッシュタグが企業アカウントとの接点としてユーザーに定着すれば、キャンペーン終了後も継続的に使われる「独自タグ」となる可能性があります。

※UGC :
User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、一般ユーザーが自発的に作成・発信するコンテンツを指します。具体的には、SNSの投稿、ブログ記事、レビュー、動画など、企業が作成したものではない、ユーザー自身が作成したコンテンツがこれに該当します。

「独自タグ」設定のメリット
  • 投稿の蓄積と可視化:自社やユーザーの関連投稿が一覧で見られるようになり、アーカイブ閲覧に活用できる。
  • コミュニティの形成:同じタグを使うことで、ファン同士が「つながっている感覚」が生まれる。
  • ブランドの世界観づくり:ハッシュタグを合言葉のように設計することで、企業アカウントの雰囲気づくりとなり、イメージを楽しくしたり、クールに演出できる。

参考事例:ニコンイメージングジャパン公式(@nikonjp)

>>参考:  ニコンイメージングジャパン公式(@nikonjp)

ハッシュタグ「#nikoncreators」
カメラ・レンズなどの光学機器を製造・販売するニコンの公式Instagramアカウントでは、ハッシュタグ「#nikoncreators」を活用して、ユーザーとのコミュニケーションを促進しています。
ニコン製カメラで撮影した写真にこのハッシュタグを付けて投稿するよう呼びかけることで、写真愛好家を中心に、作品性の高い投稿が数多く集まっています。
また、ユーザーが投稿したUGCを公式アカウントでリポストすることで、ファンとの接点を増やし、ブランドの世界観を共創する取り組みとなっています。

参考画像:ニコンイメージングジャパン公式(@nikonjp)ーハッシュタグ「#nikoncreators」、腕に自信のある写真だけではなくニコンの商品紹介もしている投稿が観られます。UGCが確実にインスタグラム上に蓄積されているようです。

実際にハッシュタグを選定をする3つのアプローチ

どんなハッシュタグが検索されているのか、ユーザーはどんなキーワードをハッシュタグにしているのかを知るためには、以下のような手段があります。

①Instagramアプリで検索する

Instagramの検索窓にキーワードを入力すると、実際に使われているハッシュタグがサジェストされ、各ハッシュタグの投稿数も確認できます。これにより、幅広く使われている「汎用タグ」や、投稿内容に関連性の高い「関連タグ」がどの程度使われているかを把握することができます。

たとえば(2025年5月時点)、「#博多観光」で検索すると、約7.8万件の投稿がヒットします。あわせて表示される類似ハッシュタグと比較することで、より効果的なタグの選定に役立ちます。

※2025年5月時点、「#博多観光」をInstagramの検索窓で検索。
#博多観光:7.8万件
#博多観光スポット:1000件投稿以上
#博多観光グルメ:100件投稿以上
#博多観光地:100件投稿以上
#博多観光名所:100件投稿未満件

参考画像:インスタグラムの検索窓で、(2025年5月時点)、「#博多観光」で検索すると約7.8万件の投稿があることが割ります。#博多観光スポット:1000投稿以上、#博多観光グルメ:100投稿以上、#博多観光地:100投稿以上などの関連ハッシュタグも表示されます。

②ユーザーの投稿から採用する

自社の商品やサービスに関連する投稿で、ユーザーがどのようなハッシュタグを使っているかをチェックするのも有効な方法です。
実際の利用シーンで自然に使われているハッシュタグは、ユーザー目線に近いため、共感されやすく、発見性の高いキーワードである可能性があります。

中には、フォロワーやファンの間で自然発生的に使われているハッシュタグがある場合もあり、これは非常に価値のある資産となります。こうしたハッシュタグは、企業の公式アカウントでも積極的に取り入れることをおすすめします。

参考事例:手帳は高橋(高橋書店)(@takahashishoten_official)

>>参考:  手帳は高橋(高橋書店)(@takahashishoten_official)

ハッシュタグ「#手帳時間」
ハッシュタグ「#手帳時間」は、47.1万人(2025年5月時点)に利用されている人気タグです。
ユーザーが自身の手帳の使い方や、手描きのイラスト、デコレーションに使ったシールの紹介などを投稿する際に、このハッシュタグが活用されています。
手帳メーカーの高橋書店の公式Instagramアカウントでは、手帳をおしゃれに楽しむコツを紹介する投稿には、この「#手帳時間」を付けています。手帳ユーザーにすでに広く使われているハッシュタグに公式アカウントも参加することで、自然な形でユーザーとの接点を作ることができる好例です。

参考画像:手帳は高橋(高橋書店)(@takahashishoten_official)ーハッシュタグ「#手帳時間」を利用している投稿。手帳を楽しんでいるユーザーに使われているハッシュタグ「#手帳時間」は、47.1万人(2025年5月時点)ありますが、他にも「#手帳時間」などもあります。

③Instagramハッシュタグ検索・生成ツールを利用してみよう

投稿に合ったハッシュタグを効率的に見つけたい場合は、下記の様なツールを活用すると便利です。

>>参考:  ハシュレコAI+ (AI活用のInstagramハッシュタグ生成ツール )

まとめ:Instagramのハッシュタグを味方につけて運用効果を高めよう

Instagramにおけるハッシュタグは、自社の投稿を見つけてもらうための入り口であり、ユーザーとの接点をつくる重要な仕組みです。

運用においては、単に企業名やブランド名の「社名タグ」を付けるだけでなく、ターゲット層が検索しそうな「汎用タグ」、投稿内容に応じた「関連タグ」、自社オリジナルの「独自タグ」などを組み合わせて設計することをおすすめします。

話題のハッシュタグだとしても、関連していない場合は使用しない。

トレンドのハッシュタグであっても、投稿内容と関連性がない場合は使用を避けましょう。無関係なタグの乱用は、エンゲージメントの低下やアカウントの信頼性を損なうリスクがあります。

定期的にハッシュタグをチューニングしよう。

同じハッシュタグを繰り返し使用すること自体は問題ありませんが、投稿内容に応じてハッシュタグを最適化することも重要です。
「汎用タグ」は定期的に見直し、「関連タグ」は投稿ごとに調整するなど、継続的なチューニングを心がけましょう。

インスタグラムのアルゴリズムだけでなく、ハッシュタグ設計による「検索」という視点も味方につけて運用を行えば、アカウントの価値がぐっと高まると思います

お気軽にお問い合わせください。

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SNSキャンペーンの設計は「応募方法×賞品」のバランスにありhttps://www.sns.adishplus.co.jp/blog/campaign/blog-20250605/Thu, 05 Jun 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=12306

【SNSキャンペーン】応募方法の設計」と「景品選定」のバランスとは。ライト層とファン層の熱量の違いや、参加ハードルの応募方法について解説。]]>

SNSキャンペーンを企画するうえで、多くの担当者が悩むのが「応募方法の設計」と「景品選定」です。応募数を増やすなら参加ハードルが低いキャンペーンスタイルが効果的ですが、それだけでは本当に届けたい層にリーチできるのか不安です。

本ブログでは、応募方法による参加ハードルとインセンティブのバランスを、どのように設計すればよいのか解説したいと思います。

SNSキャンペーンでよくある課題とは?

SNSキャンペーンは、手軽に実施できるプロモーション手法として多くの企業が活用しています。特にX(旧 Twitter)の「フォロー&リポスト(リツイート)」キャンペーンや、Instagramの「フォロー&いいね」キャンペーンは、参加ハードルが低く、短期間で多くの応募数を集められるため人気のキャンペーンです。

しかしその一方で、「実施したもののフォロワーが増えたが、エンゲージメントが伸びない」といったSNS担当者の方々の声も少なくありません。

このような結果になってしまう主な理由は、「応募数=効果」としてしまい、キャンペーンの目的やターゲットに応じた設計がなされていないことにあります。

SNSキャンペーンにおける最大の課題は、「誰に、どんな行動をしてもらいたいのか」を明確にし、それに適した応募方法と景品選定を設計できているかどうかということになります。

次にこの課題の一因となる賞品の選び方について、詳しく見ていきましょう。

フォロワー増加に影響する賞品選び。

景品選定は参加数に影響する

キャンペーンにおける景品選定は、応募数を左右する重要な要素の一つです。日常生活で使いやすく、実用的で消費しやすいアイテムをプレゼントすることで、幅広いユーザーの関心を引き、応募への動機につながることが期待されます。

一方で、非売品のノベルティや特製グッズなどの限定アイテムは、幅広いユーザーからの支持を得にくい場合があります。
しかしながら既存のファン層の心をつかみやすく、企業アカウントや商品・サービスへの関心が高い、熱量のあるユーザーからの応募が見込まれます。

参考図:景品選定は参加数に影響します。応募数が多いのはライト層が増える金券類。つづいて食品類、家電類とつづきます。ファン層が多いのが限定商品類で、応募数が限定される場合があります。

広く受け入れられる賞品

< 汎用性の高い賞品例 >

※Instagramでは「いいね」やフォロー、コメントなどのエンゲージメントの見返りとして、現金や金券などをプレゼントに設定しないようにガイドラインに明記しています。そのためInstagramでキャンペーンを実施する際は、現金はもちろん金券類は避けて企画するようにしましょう。

>>参考: Instagramヘルプセンター  利用規約とポリシー _ コミュニティガイドライン-(2025年9月時点)

金券類

SNSキャンペーンで広く参加者を集めたい場合、誰にとっても使いやすいため、金券類(電子マネー券・商品券など)は人気の高い賞品です。

またキャンペーン事務局としても、準備や送付などが比較的簡単なこともあり、フォロワー数の増加を狙う企業にとっては、有効な選択肢のひとつと言えるでしょう。

一方で、上段で触れたとおり、Instagramでは現金や金券類を出さないようにと、コミュニティガイドラインで明記されているため、Instagramでのキャンペーン実施の際は金券類は避けるようにしてください。

食品類

食品もまた、日常生活にフィットし消費しやすいことから、多くの応募が見込まれる定番の賞品です。特に自社商材が食品である場合は、SNSキャンペーンとの相性が良く、新商品やブランドの認知促進にもつながります。

ただし、食品を扱う際は、安全性や衛生管理に関する規制への配慮が必要です。適切な管理体制を整えたうえで実施しましょう

家電

テレビやドライヤーなどの家電製品は、実用性が高く生活に馴染みやすいため、多くの人にとって魅力的な賞品となります。

ただし、家電は単価が高くなりがちなため、キャンペーンの予算によっては当選数が限られることもあります。そのため、企画の目的やターゲットのニーズに合ったアイテムを選定し、全体のバランスを考慮した設計が重要です。

フォロワーは増えたけれど、その後の動きは?

SNSキャンペーン後のライト層の増加

汎用性の高い賞品と、参加方法がシンプルなX(旧 Twitter)の「フォロー&リポスト(リツイート)」型のキャンペーンを組み合わせることで、短期間で多くの応募やフォロワーを集められるケースは少なくありません。

一方で、企業アカウントや商品・サービスへの関心がそれほど高くない「ライト層」からの応募が増えやすい点には注意が必要です。

特に気をつけたいのが、賞品の獲得を主な目的とした「懸賞アカウント(通称:懸賞垢)」の存在です。こうしたアカウントは、キャンペーン終了後にフォローを外したり、通常投稿への反応が乏しくなったりする傾向があります。その結果、「フォロワー数は増えたけれど、エンゲージメントが下がってしまった」という状況に陥ることもあります。

※懸賞アカウントとは:
X(旧Twitter)上で見られる、SNSキャンペーンへの応募を主な目的としたアカウントのこと。

目的が「認知拡大」なら、汎用性の高い賞品が有効。

フォロワー増加と認知拡大にフォーカス

SNSキャンペーンでは、あらかじめ目的を明確にしておくことが重要です。もし目的が「アカウントや商材の認知拡大」や「話題づくり」であれば、その意図を社内で共有し、共通認識として持っておくとよいでしょう。

そのうえで、ギフト券などの汎用的な賞品を効果的に活用し、より多くのユーザーにブランドや商品を知ってもらうきっかけとなるような設計を心がけましょう。

>>参考:  スシロー (@akindosushiroco)/ 2025年5月実施
回転寿司のチェーン店、スシローの公式X(Twitter)アカウントでは、「フォロー&リポスト(リツイート)」キャンペーンを実施し、新メニューの紹介をしていました。賞品は10名にスシロー店舗で使えるお食事券をプレゼントするものでした。

参考事例の投稿画像:スシロー (@akindosushiroco)/ 2025年5月実施のX(旧 Twitter)キャンペーン。店舗で使える1万円分のお食事券でフォロー&リポストで応募できるので、チャレンジしてみようと!カジュアルに感じます。

次に、その対極にあるコアなファン層向けの賞品について考察していきます。

コアなファン層をひきつける賞品の可能性

その企業の商品ユーザーとの交流や、ブランドへの共感を育てたいと考える場合、金券やギフト券は必ずしも最適とは言えない傾向にあります。そこで注目したいのが、自社ならではのオリジナル賞品や、限定性の高いグッズです。

たとえば、非売品のノベルティや、社内でしか使われていない特製アイテム、企業キャラクター(ゆるキャラ)の限定グッズなどは、その企業やブランドに対して、すでに関心のあるコアなファン層が反応する傾向にあります。

フォロワーは大きくは伸びないが、ファン層の反応が増える。

応募数こそ絞られるデメリットではありますが、ファン層からの参加者の質はぐっと高まりやすくなります。

こうした賞品は「欲しい人にだけ刺さる」ものだからこそ、「応募=好意」の表明になりやすく、SNSキャンペーン後のエンゲージメントや企業アカウントへの継続的な関心にもつながりやすいのです。

また当選者から賞品到着後に、当選報告や開封投稿などもあり、UGC(※)が自然に生まれやすく、キャンペーンが終わったあとも波及効果が続くのも大きなメリットです。

キャンペーン応募によって得られたフォロワー数を「数より質」であると目標を設定した場合、その企業の「らしさ」を兼ね備えた景品選定が、結果的にファン層からエンゲージメントをもたらすようです。

※UGC :
User Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、一般ユーザーが自発的に作成・発信するコンテンツを指します。具体的には、SNSの投稿、ブログ記事、レビュー、動画など、企業が作成したものではない、ユーザー自身が作成したコンテンツがこれに該当します。

>>参考:  ドラゴンクエスト宣伝担当(@DQ_PR)/ 2025年5月実施
ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの公式情報を発信しているX(旧Twitter)アカウント「ドラゴンクエスト宣伝担当」では、期間限定のカフェメニューに関する告知と連動したキャンペーンが実施されました。
スクウェア・エニックスの人気キャラクターをテーマにした店舗にて、ドラゴンクエスト仕様のカフェメニューを展開。そのタイミングに合わせて、スライムをモチーフにした本格的なコーヒーグッズが当たるSNSプレゼントキャンペーンも実施されました。
ゲームファンの心をくすぐる賞品を用意することで、共感や拡散を促す工夫が見られる事例です。

参考事例の投稿画像:ドラゴンクエスト宣伝担当(@DQ_PR)/ 2025年5月実施。ドラクエのデザインがされた本格的なコーヒーグッズは、ゲームファンならぜひとも欲しくなる賞品です。

応募方法のハードルは、参加モチベーションに直結する。

SNSキャンペーンを企画する際、見落とされがちなのがユーザー側から見た応募のしやすさです。魅力的な賞品を用意しても、応募方法が面倒だと参加率は下がる傾向にあるため注意が必要です。

参考図:応募方法のハードルは、参加モチベーションに直結!参加ハードルが低いものであるほど、応募が増えライト層のフォロワーが増えますし、ひと手間増えると少し参加ハードルが高くなるため参加者にファン層が増える傾向にあります。

低ハードル:リポスト(リツイート)または「いいね」をするだけで完了

SNSキャンペーンの中でも、特に参加ハードルが低く、多くのユーザーの参加が見込めるのが以下のようなシンプルな形式です。

X(旧 Twitter)の場合:「フォロー&リポスト(リツイート)」

Instagramの場合:「フォロー&いいね」

いずれも、企業アカウントをフォローし、指定の投稿をリポストや「いいね」するだけで応募が完了します。
この手軽さから、SNSに慣れていない一般ユーザーや、商品やサービスをあまり知らないライト層も参加しやすいため、フォロワー数の増加には効果的です。

>>参考:  Kiri® Japan/キリ(@kiri_jp)/ 2025年3月実施
クリームチーズブランド、キリジャパンの公式Instagramアカウントでは、「フォロー&いいね」キャンペーンを実施していました。応募課題の「新生活のワンシーン」をテーマにした写真を投稿するとさらに当選率がアップするという2段階で応募方法が企画されていました。

参考事例の投稿画像:Kiri® Japan/キリ(@kiri_jp)/2025年3月実施のインスタキャンペーンで。フォローして「いいね」すれば完了。もし写真投稿すると当選率をアップ!どういう企画です。

中ハードル:テキスト投稿を加えてエンゲージメントを促す

ライト層の参加が多く想定される賞品の場合は、キャンペーン開催期間中だけでもエンゲージメントを高めるためにも、応募方法に投稿型のアクションを取り入れるのがおすすめです。

X(旧 Twitter)の場合:「フォロー&リポスト(リツイート)」

キャンペーン指定のハッシュタグを投稿する形式や、キャンペーンに沿ったテーマに対するアンサー文を投稿する形式で設計をします。

>>参考:  [公式] ベースフード (@BASEFOOD)/ 2025年5月実施
栄養食品メーカー、ベースフードの公式X(旧 Twitter)アカウントでは、「フォロー&ハッシュタグ」キャンペーンを実施していました 低糖質パンで知られるブランドですが、今回のキャンペーンでは、パン商品以外の存在をまだ知らないライト層に向けて認知を広げるためと思われます。応募者は指定のキャンペーン用ハッシュタグと好きな味のハッシュタグを付けて投稿するため、X(旧 Twitter)上にハッシュタグ利用が増加します。

参考事例の投稿画像:[公式] ベースフード (@BASEFOOD)/ 2025年5月実施のX(旧 Twitter)キャンペーンで、新商品の焼きそばの紹介を兼ねているの拡散認知をねらいつつ、ハッシュタグ「#ベースヤキソバ100万突破 」と好きなお味を投稿する必要があります。キャンペーン開催時にエンゲージメントを得られるように工夫しています。

Instagramの場合:「フォロー&コメント(絵文字)」・「フォロー&コメント(テーマ返答文」

開催側のアカウントが投稿したキャンペーン投稿に、絵文字でコメントによる反応を求めたり、テーマに沿ったコメント文を投稿してもらうように設計します。

>>参考:  ネスカフェ(NESCAFÉ) (@nescafe_jp)/ 2024年9月実施
ネスレ日本株式会社が展開するコーヒーブランド・ネスカフェの公式Instagramアカウントでは、「フォロー&コメント(絵文字)」キャンペーンが実施されました。
パッケージデザインの色に対応する絵文字をコメントに投稿するだけという、気軽に参加しやすい内容が特徴です。また、「その商品が好きな理由」を添えてコメントすると当選率がアップするという仕掛けもあり、ユーザーの参加意欲を自然に引き出す工夫がされていました。

参考事例の投稿画像:ネスカフェ(NESCAFÉ) (@nescafe_jp)/2024年9月にインスタキャンペーンを実施。丸の絵文字でコメント投稿するたけで応募完了。さらに、その賞品が好きな理由も添えると当選率アップの2段階企画です。こちらもキャンペーンを実施期間にエンゲージメントをアップする対策をしていました。

高ハードル:UGC投稿を通じて深いエンゲージメントを獲得

「その商品を利用した写真を撮って投稿する」や、「体験談やアイデアを書く」など、ユーザーにUGCの投稿を求めるキャンペーンは、参加のハードルが高くなります。

応募に手間がかかり難しそうという印象が先行し、応募数は自然と限定される傾向にあります。

しかしその分、参加者はファン層が多くなり、企業やブランドに対する関心度や愛着は高く、投稿内容にも熱意や共感が込められるケースが多く見られます。

SNS上におけるUGC投稿は、それ自体がキャンペーンの二次的な宣伝素材としても機能します。また、企業側にとっても「実際のユーザーの声」を可視化できる貴重な機会となり、今後のマーケティング施策に活かせるメリットも大きい形式です。

>>参考:  新宿中村屋 お菓子【公式】(@nakamuraya_kasi)/ 2025年5月実施
食品製造・販売を手がける新宿中村屋のお菓子公式X(旧Twitter)アカウントでは、「フォロー&写真投稿」型のキャンペーンが実施されました。
参加ユーザーは指定ハッシュタグ「#辛肉まんフォト」を添えて、食卓で商品を楽しむ様子を写真付きで投稿します。
指定ハッシュタグをタップすれば、他のユーザーの投稿が検索結果としてソートで表示されるため、参加者同士での盛り上がりも生まれやすく、UGCを活用したキャンペーンの良い事例といえます。

参考事例の投稿画像:新宿中村屋 お菓子【公式】@nakamuraya_kasi)/ 2025年5月にX(Twitter)キャンペーンを実施。#辛肉まんフォトというハッシュタグをつけて、食卓の写真を食べている写真を投稿して応募完了。キャンペーンを知らなくても参加者から投稿されたカレーまんの画像をみる機会が、他のユーザーに増えるなどプロモーションとしてキャンペーンを活用していることが分かります。

まとめ:賞品と応募方法のバランスをどう取るか?

SNSキャンペーンの効果を最大化するためには、実施目的をベースに、景品選定と応募手法の設計こそが、SNSキャンペーンの鍵となります。

参考図:「応募にどれだけの時間・手間がかかるのか」×「当たった時のううれしさ」が企画時のポイントです。

「応募にどれだけの時間・手間がかかるか」×「当たったときの嬉しさ」の掛け算でユーザーの行動意欲が決まるため、バランスが崩れると応募数もファンの満足度も下がってしまいます。

①SNSキャンペーンを実施する際に目的を明確にしましょう

フォロワー数や認知拡散を重視するのか、ファンの発掘や交流を目的としたり、SNS上にUGC投稿を増やすためなのか、明確にすることで、景品選定と応募方法を選びやすくなります。

イラスト図:SNSキャンペーンを実施する5大目的→①フォロワー増加、②商材の認知拡散、③一般ユーザーとの交流、④周年記念イベント、⑤UGC増加。

②景品設定をしましょう。

景品選定をするポイント

③キャンペーン形式(参加方法)を設定しましょう。

キャンペーン形式(参加方法)を決定するポイント

②と③が前後しても問題はありません。
重要なのは、キャンペーンの目的に応じて、ターゲット層を決め、キャンペーン形式(応募方法)を策定し賞品を選ぶことです。

参考図:ライト層も多い場合とファン層が多い場合。X(旧 Twitter)とInstagramのキャンペーンはどれなのか、そして景品設定も合わせて見られるにしました。

SNSキャンペーンは、「認知の拡大」「ファンの育成」「UGCの蓄積」など、さまざまな成果につなげることができます。

一方で、「キャンペーン形式(参加方法)」と「景品選定」の組み合わせによっては、何のためにSNSキャンペーンを実施したのかという状態になることがあります。

だからこそ、キャンペーンの目的から逆算して、どういった層に参加してもらいたいのか、そのための賞品を何にするか、そして応募ハードルをどのようにするのかを組み立てることで、効果的で意義ある施策にしましょう。

筆者自身も、SNSキャンペーンの企画では毎回悩みながら取り組んでいます。同じように日々SNS運用に向き合っている皆さまにとって、本ブログが少しでもSNSキャンペーンの企画設計のヒントになれば嬉しく思います。

お気軽にお問い合わせください。

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【X:旧 Twitter 編】企業アカウント運用に欠かせない「認証バッジ」とは?基本から取得方法を解説https://www.sns.adishplus.co.jp/blog/x-twitter/blog-20250527/Tue, 27 May 2025 01:00:00 +0000https://www.sns.adishplus.co.jp/?p=12094

X(旧Twitter)の「認証バッジ」を取得するために、有料サブスクリプションサービスX Premium(X プレミアム)とVerified Organizations(認証済み組織)のそれぞれのプランについてまとめております。]]>

X(旧Twitter)における「認証バッジ」の有無は、ユーザーからの信頼やアカウントのなりすまし対策に大きく関わる要素です。しかし、近年X(旧 Twitter)の運営体制や仕様が大きく変化するなかで、認証制度も複雑化し、「認証バッジの色が何を意味しているのか」「企業として、どのプランの認証バッジを取得すべきなのか」など、戸惑っている担当者の方も多いのではないでしょうか。

本ブログでは、X(旧 Twitter)における認証バッジの種類や仕組み、企業アカウントとしての取得方法や注意点について、最新情報をもとにわかりやすく解説します。

※なお、「認証バッジ」や「認証マーク」、「公式マーク」、「チェックマーク」など様々な呼称がありますが、本ブログでは「認証バッジ」に統一してご説明します。

X(旧 Twitter)の認証バッジとは

認証バッジとは、アカウント名の横に表示される、小さなチェックマークが付いたアイコンのことです。

このバッジは、そのアカウントが著名人、企業、国際的なブランド、各種団体などの「公式アカウント(本人)」であることを、X(旧 Twitter)が確認し認証したことを示します。

認証バッジが付与されることにより、なりすましアカウントやファンによる非公式アカウントとの識別が容易になります。また、アカウントの信頼性が視覚的に示されるため、ユーザーは安心してそのアカウントをフォローしやすくなるという利点があります。

なお、重要な注意点として、X(旧 Twitter)の認証バッジは、Xがそのアカウントをオススメすることを意味するものではありません。あくまで「アカウントの主体が本物である(本人確認済みである)」ことを示すためのものです。

参考画像:バイデン元大統領は青バッジ、スペースX社は金バッジ、ホワイトハウスはグレーバッジを取得している。

>>参考: 
 Joe Biden(@JoeBiden):バイデン元大統領は青バッジ
 SpaceX(@SpaceX):スペースX社は金バッジ
 The White House(@WhiteHouse):ホワイトハウス公式アカウントはグレーバッジ

改定が続いたX(旧Twitter)の認証バッジ(2022~2023年頃)

かつてのTwitterの認証バッジは、有名人や企業が申請し審査を経て認証される制度として運用されていました。しかし現在のXでは、有料プランへの加入が認証バッジ取得の前提条件となっており、制度が大きく変更されています。

なかなか取得できなかったTwitter当時の認証バッジ

以前の認証バッジは、青地に白のチェックマーク1種類のみで、費用はかからず誰でも無料で申請することができました。

ただし、非公開の独自ガイドラインに基づく審査のため、認証を受けるのは容易ではありませんでした。そのため、バッジの取得は企業アカウントにとって大きな出来事であり、取得時には喜びの投稿を行うケースも多く見られました。

>>参考:  東京ばな奈(@tokyobanana1991)2021年6月11日の投稿
東京土産として有名なお菓子「東京ばな奈」の公式X(旧 Twitter)アカウントも当時、認証バッジの取得を喜ぶ投稿を行っていました。投稿に添えられた画像は、認証バッジに注目が集まるようにマンガの劇画風にデザインされてユニークな演出が喜びを表しています。

参考画像:東京ばな奈(@tokyobanana1991)2021/6/11投稿より

認証バッジ制度の大きな転換:「Twitter Blue(現在:X Premium)」の導入

2022年10月27日イーロン・マスク氏がTwitter社を買収しCEOに就任

2022年、イーロン・マスク氏がX(旧 Twitter)のCEOに就任したことをきっかけに、認証バッジの制度が大きく変わりました。

従来の審査制だった認証バッジが、有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue(現 X Premium)」に加入することで取得できる仕組みへと移行しました。

有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue(現 X Premium)」への加入で、認証バッジを取得可能に。

もともと「Twitter Blue(現 X Premium)」は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスの4カ国で試験的に導入され、投稿の編集機能など、便利な機能を提供する有料サービスとしてスタートしました(2021年6月提供開始)。

その後、2022年10月にイーロン・マスク氏がTwitter社を買収したことをきっかけに、同年11月から「Twitter Blue(現 X Premium)」がリニューアルされ、この有料サブスクリプションに加入することで青の認証バッジが付与される仕組みが導入され、大きな注目を集めました。

「Twitter Blue(現 X Premium)」が世界でサービス開始

日本では2023年1月にこのサービスがスタートし、同年3月には全世界で「Twitter Blue(現 X Premium)」が正式に提供開始されました。

しかしこの移行期には混乱も生じました。特に2023年春頃には、企業や団体の「本物の公式アカウント」に認証バッジが付いていない一方で、「Twitter Blue(現 X Premium)」に加入した個人や偽アカウントに認証バッジが表示されるといったケースが見られ、ユーザーや企業担当者の間で混乱が広がりました。

認証バッジの色分けの導入

イーロン・マスク氏が2022年11月にX(旧Twitter)のCEOに就任した直後、自身のアカウントで「認証バッジの色分けを導入する」と発表しました。

この方針に基づき、「Twitter Blue(現 X Premium)」とは別に、2023年3月には企業・団体向けの認証制度「Twitter Verified Organizations(現 Verified Organizations)」の受付も開始されました。

>>参考:  Elon Musk(@elonmusk)2022年11月25日の投稿

参考画像:Elon Musk(@elonmusk)2022年11月25日投稿

さらに2023年4月、マスク氏は、上段でもふれた旧来の審査制で付与されていた青い認証バッジを削除すると発表し、認証バッジ制度の大幅な見直しが明確になりました。

>>参考:  Elon Musk(@elonmusk)2023年4月12日の投稿

参考画像:Elon Musk(@elonmusk)2023年4月12日投稿

同月、X(旧Twitter)ジャパンの公式アカウントからも、「Twitter Verified Organizations(現 Verified Organizations)」に関する正式な案内が発信され、金色(ゴールド)バッジやグレーのバッジについては、新たに契約・申請が必要であることが説明されました。

>>参考:  Marketing JP(@MarketingJP)

参考画像:Marketing JP(@MarketingJP)

サービス名称「Twitter Blue」から「X Premium(X プレミアム)」へ変更

2023年8月に有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」は、2023年7月のブランド変更に伴い「 X Premium」へと名称が変更されました。また、この頃から「 X Premium」への加入が、青い認証バッジ取得の前提となりました。

>>参考:  Elon Musk(@elonmusk)2023年7月25日投稿
※イーロン・マスク氏はアカウント名を頻繁に変更しているため、画像内の表示と実際のアカウント名が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

参考画像:Elon Musk(@elonmusk)2023年7月25日投稿

現在では、Xの認証バッジは有料プランの加入を通じて取得するものであるという認識が、広く定着しました。

ここからは2つのサブスクリプションサービスについて説明します。

2つのサブスクリプションサービス「X Premium(X プレミアム)」と「Verified Organizations(認証済み組織)」の違い

X(旧 Twitter)には大きく分けて2つの有料サブスクリプションサービスがあります。取得する認証バッジによって申請するサービスが変わります。

「X Premium(X プレミアム)」について

上段でもふれましたが以前の「Twitter Blue」に相当するサービスで、2023年7月に名称が変更されて現在の「X Premium」となりました。

「X Premium」は、個人ユーザー向けの有料サブスクリプションサービスですが、企業アカウントも利用可能です。認証バッジ以外にも、月額料金を支払うことで、さまざまな機能強化が受けられます。

プランが3つあり、「ベーシック」「プレミアム」「Xプレミアム」となっており、当ブログでは詳細は省略しますが、3コースとも長文での投稿ができるようになったり、時間制限はあるものの投稿した文章を編集し直せるなど、利用できる機能が増えるメリットがあります。

「ベーシック」プランに関する注意点

「ベーシック」プランは、「X Premium」の中でも比較的安価で加入しやすいプランですが、認証バッジの付与対象外となっている点には注意が必要です。認証バッジの取得を目的としている場合は、「スタンダード」以上のプランを選ぶ必要があります。

一方で、「ベーシック」プランでも1投稿の文字数140文字を超える長文投稿(最大25,000文字)での投稿が可能になるなど、長文コンテンツの発信を主目的とする場合には十分な選択肢です。

>>参考:  X ヘルプセンター 「Xプレミアムについて」

「Verified Organizations(認証済み組織)」について

「Verified Organizations (認証済み組織)」は、企業や商品ブランド、団体向けの認証制度で、有料のサブスクリプションサービスです。

プランが「ベーシック(基礎レベル)」と「フルアクセス」の2つあり、当ブログでは詳細を省略しますが、認証バッジについては、金色(ゴールド)バッジが付与されます。「X Premium」の全機能が利用でき、サポートが受けられ、広告クレジットではX広告の費用を一時的に免除する特典などがあります。

また「フルアクセス」プランには「関連アカウント」機能があり、同グループ企業のアカウントなど紐づけできリーチを伸ばす対策ができるなど、さらなるプロモーションを計画している場合は選択する価値のあるプランです。

>>参考:  X ヘルプセンター 「認証済み組織」

ここからは、色別の認証バッジの違いについて解説します。

X(旧Twitter)の3色認証バッジ(公式マーク)について

X(旧 Twitter)の認証バッジは主に青、金、グレーの3色あります。
それぞれの色には対象アカウントの分類があり、契約するサービスも変わるため、一つずつ紹介します。

>>参考:  Xヘルプセンター「Xプロフィールのラベルとチェックマークについて 」

X(旧Twitter)青バッジ 

X(旧Twitter)青バッジ について:有料サブスクリプションサービスXプレミアムの契約が必要。

>>参考:  NHKニュース(@nhk_news)

>>参考:  X ヘルプセンター 「Xプレミアムについて」

X(旧Twitter)金バッジ

X(旧Twitter)金バッジ について:有料サブスクリプションサービス「Verified Organizations」にて申請。

>>参考:  SpaceX(@SpaceX)

「Verified Organizations」による金色の認証バッジを取得すると、アカウントのプロフィール画像の形状が四角に変わります。

X(旧Twitter)グレーバッジ

X(旧Twitter)グレーバッジ について:申請は「Verified Organizations」を経由。審査制で無料提供されます。

>>参考:  内閣官房(@Naikakukanbo)

「Verified Organizations」にて申請します。グレー色の認証バッジを取得すると、アカウントのプロフィール画像の形状が四角に変わります。

まとめ:企業公式アカウントは、X(旧 Twitter)認証バッジを取得するにはどのサービスに申請すればいいのか。

本ブログでは、X(旧Twitter)の認証バッジに関するサービスの変遷や、認証バッジの色ごとの違いについて解説しました。最後に、企業アカウントとしてどの種類の認証バッジが適しているかを整理していきます。

企業が申請できるサービスは大きく2種類

料金だけでなく、それぞれ利用できる機能や提供される特典が異なり対象になるアカウントも違うため、目的に応じたサービス選択が重要です。

自社アカウントの運用方針・状況を確認

上記の「X Premium」または「Verified Organizations」のいずれかを選択する際は、認証バッジを早急に取得したいのか、今後のアカウント運用に広告活用を取り入れる予定があるのかといった、自社アカウントの運用方針や現状を踏まえて、最適なプランを検討しましょう。

広告を積極的に活用する予定がある場合:

広告利用を視野にしている場合に、「Verified Organizations」はおすすめです。
認証バッジによる信頼性の向上に加えて、広告クレジット(月最大1,000ドル)が還元されるため、実質的な広告コストを抑えることができます。また、「関連アカウント」機能では他ブランドや部門や従業員アカウントとの連携機能もあり、ブランド管理にも有効です。

広告はまだ未定。認証バッジの取得と機能拡張を重視する場合:

「X Premium」の契約で取得できる青バッジでも十分に対応できます。
投稿の編集機能、長文・長尺動画投稿、プロフィール強化などの機能を利用でき、手軽に信頼性をアップできます。

注意:「X Premium」の「ベーシック」プランは認証バッジが取得できないのでご注意ください。

どちらのサービスでも認証バッジの取得によって、公式アカウントとしての信頼性を高め、ユーザーとの信頼関係を築く第一歩になります。自社の活用目的に合わせて、最適なプランを選択しましょう。

当ブログが、企業公式X(旧 Twitter)アカウントの運用に携わる担当者の方々のお役に立てれば幸いです。

お気軽にお問い合わせください。

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